牛飼いである事…
『We Are Your Cows』私たちはあなたの乳牛です私たちはあなたのくださる物を食べ飲ませてくださる物を飲み住ませてくださる所に住みます良い牛にもなれば悪い牛にもなります丈夫にもなれば弱くもなり気持ち良く暮らすこともできれば不愉快にもなりますこのように私たちの運命はあなた任せなのです「酪農家キーニィの牛飼い哲学」よりマーク・H・キームイ著この詩は酪農家の間では有名な詩です。そう、経済動物といえども生き物なのです。けして物や工業製品ではありません。牛、馬、豚、ペットもそうです。人間に飼われるということは、自分達の全てを飼い主に預けるのです。命までも…そのことを飼い主である私達は考えなければならないと思います。幸いな事に、私の周りの酪農家さんの牛は幸せそうです。言葉は解りませんが、目の輝き、毛艶などをみれば感じることは出来ます。そしてどの牛も性格が穏やか(^.^)優しく接していれば、牛達も優しくなるのかなぁ…穏やかな牛から搾った牛乳は、優しい味がすると思います。それは牛乳が牛の母乳だから…母牛が子牛に与える愛情ですものね。だから牛の気持ちが牛乳の味にも現れるのじゃないかなぁ…って気がします。