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12月8日(ブルームバーグ)報道より:
医薬品の世界的評価機関、コクラン共同計画によると、スイス製薬大手ロシュ・ホールディング社のインフルエンザ治療薬「タミフル」は、健康な成人をインフルエンザの合併症から守ることができない可能性がある。 コクランは今回の再調査で、 タミフルはインフルエンザ合併症の肺炎や重度の病気予防に効果がある としていた これまでの見解を覆した形だ。 コクランが20件の研究結果を分析したところ、健康な成人に対する タミフルの効果は薄く、下軌道感染症やインフルエンザ合併症を防ぐ 明確な証拠が示されなかった。 今回の調査は2005年に実施した調査の更新版で、ロシュが資金提供した 8件の研究の結果については、未公開で十分なデータが与えられなかった として分析対象から除外した。 コクランの調査責任者、トム・ジェファーソン氏は 電話取材で、「インフルエンザ合併症などに関してタミフルの効能を説明する 十分な証拠がないとわれわれは結論付けた」と指摘。 コクランの発表を掲載したBMJ誌の編集長も論説で 「科学的にはっきりしていないものに、各国政府は多額の お金を費やしている」と痛烈に批判しています。 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aQTDdxAyOSqA タミフルに肺炎などの防止効果認めず 非営利研究組織コクランのチームが研究公表 http://www.npojip.org/sokuho/091216.html みなさん、冷静に判断しましょう 「新型」との恐怖がばら撒かれる中で、WHOや米国CDCをはじめ世界中でタミフルがさも特効薬であるかのように捕らえられて、一般の方まで「タミフルがなければ」、「タミフルのおかげでよくなった」などと思い込まされているようです。 しかし、冷静に、最新のデータを分析した結果、以上のように、タミフルがインフルエンザによる死亡を増大させる可能性を示すデータが続々と出てきているのです。 そして、ようやく、軽症の人には不要、との考え方が出てきたようです。重症の人、ハイリスク者には危険で使えない、軽症の人には不要。 それならば、全くタミフルは使い道がない、と判断してよいということになります。 http://npojip.org/sokuho/090824.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 23, 2009 11:57:36 AM
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