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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2007/03/08
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カテゴリ:登山
ここ3日間くらいは、時間の経つのがとても早い。夕飯を食べたと思ったら、もう翌日食べているような感覚だ。ということは、ブログを書いたと思ったら、もう書かなければならないということ。会社と家の往復では、ネタがなくなる。かといって会社帰りに寄りたいところもない。そんな時間があったら、むすこと戯れていたい。

むすこは今ではつかまり立ちはお手の物で、気付けばちゃぶ台に手をついて左右に移動もしている。片手を離して物をつかむこともできる。子供の成長は目を見張るものがある。対してやまやろうは、この数日間で劇的な成長はしただろうか?惰性で生きていないか?感動はあるのか?ただただ歳をとっているだけのような気がしてならない。

登山を始めた頃は、生き生きとしていた。次から次に登りたい山が浮かび、日帰りで呉西まで車を飛ばすこともしばしばあった。コージツに足繁く通い(会社帰りに1時間かけて行ったり)、集めたカタログを眺めては新しいギアに思いを馳せる。山のことを考えているだけで幸せであった。

今は登山に価値を求めてしまう。ガソリンを使ってまで登る意味はあるのか、素敵な風景写真は撮れるのか、おいしいソバ屋や掛け流しの温泉はあるのか。本来登山ちゃそういうものではなかったはずだ。登りたいから登っていたのだ。それで満足できていたのだ。いつからこんなにせこくなったのだろうか。

人生は有限だと気づき、丸一日かけて山登りをする時間的、精神的な余裕がなくなってきたのだろう。優先順位を決めて、高いものから片づけるようになった。これは仕事の進め方と同じである。30年ちょっと生きるうちに、登山の順位が下がってしまったようだ。それもまた人生か。山から離れることで、その良さをしみじみと感じることもできる。またやる気がわき上がるまで、家にいるのも悪くない。

寄り道をしてこそ人生いろいろと経験深めて山へと戻る





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Last updated  2007/03/08 09:39:21 PM


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