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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2007/05/10
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カテゴリ:写真
今夜は、G会の集まり。GWで撮り貯めたスライド144枚と投影機を持参する。山行報告は簡単に済ませ(報告書を回す)、すぐに上映会に入る。

何せ枚数が多い、ちんたら説明していては皆が眠くなってしまう。実際そういう失敗が過去にはあった。短くて的確な説明に終始した。場を飽きさせないように、常にしゃべり続けた。

どんどん映像を変えていき、よそ見できないようにして皆を引き込んでいった。まあ出てくる映像もうなるような出来映え。剱岳をバックにロープ操作したり(ヒマラヤ登攀のようだ)、雪稜歩きの向こうに空しか見えなかったり(飛んでいるかのようだ)する写真など。

3日目の剱岳源次郎尾根の登攀写真もまた格好良い。ロープを伸ばして雪壁をよじ登る姿、緊張した面持ちで後続をロープ確保する姿、両側がすっぱり切れ落ちたナイフリッジを歩いている姿など。

自分で撮影したのだが、いいなーと思ってしまった。スライドは、やはり良い。今回は、会心の撮影ばかりだ。いつもはフィルムを使い切れずに悶々としたまま山を下りていたものだが、しっかり4本満足のいくまで撮りきった。なんでだろ、良い作品を撮りたいという思いが、これまでで最も強かったからか。

それと、カメラ本体を軽くしたことで、登攀中でも気軽に取り出せたから、枚数が増えたと思う。面倒でしまったままという状況も過去にはあった。入山から下山まで常に腰にカメラがあったから、144枚が多いと感じることはなかった。

過去の山行を振り返り軽量化に努めたこと、格好良い写真を撮りたいという強い気持ちを維持したこと、普通の人が撮らない場所で敢えてカメラを出すことで独自性を狙ったこと、これらが奏功した結果が、映像会後の拍手につながったものと思う。

さあ、144枚のうち、何枚が紙焼き依頼されるでしょうか?





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Last updated  2007/05/10 11:22:11 PM


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