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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2007/12/12
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カテゴリ:登山
山に行かなくても、山ネタを書いていこう。身近な酒の話から。

登山に最も適した酒とは何だろう?人の好みが含まれるから一概には言えないが、長期山行を元にしてみると次のようになる。
 (1)かさばらない
 (2)少量で酔える
 (3)ゆっくり時間をかけて飲める
担ぎ上げられる荷物は限られている。大量に持っていくことはできないので、アルコール度数の高い酒となる。目的は酔うことと時間つぶしなのだから、少量で酔えて、ちびちび楽しめるものでなければならない。

ということでビールは論外。もちろん日帰りなら最適だが、帰りの運転は?G会の山行で持っていくことの多い酒は、ウィスキーと焼酎だ。まあ(1)~(3)に当てはまるものしては定番だろう。変わり種としては、ジンやブランデーなど。主にお湯割りで楽しむ。

やまやろう個人としては、日本酒が一番好きである。焚き火(コンロ)にあたりながら、ちんちんに熱した日本酒を「おとととと、きゅい!」とすすり、あぶったコマイなぞかじったら…、と想像しただけでヨダレが出る。

ただし日本酒はさくさく飲めてしまうので、すぐに売り切れてしまう。今年のGW山行では、持参した酒類は初日で全て消費してしまったのだ。翌日剱沢小屋で買う羽目になった。あ、日本酒じゃなかったか。

山向きの日本酒としては、味の濃いもの。立山よりは銀盤。おすすめは紙パックの鬼ころし。安いうえに酔いが早く回る。熱燗なんて最速。

そんな日本酒好きのやまやろうが、山で飲む酒の中でもっともうまいと思ったもの。それは「イワナの骨酒」。G会で最初に参加したGW合宿で味わった。地元片貝川の東又谷で実施された際、入山初日にイワナ釣りをしていた勤め先の方から、3匹ほど生きたイワナをいただいたのだ。

それを焼いた後にコッヘルに入れ、上からなみなみと酒を注いで骨酒のできあがり。「骨までしっかり焼かないと骨酒じゃない」という人もいたが、そんな指摘はどこ吹く風、飛ぶように売れた。まだビール党であったやまやろうだが、こんなうまい酒はないと強烈に印象づけられたのだ。6年半経ってもいまだに覚えているくらいだ。

またあの骨酒を山の中で味わってみたい。時期としては春になろうか。できれば自分で釣ったイワナといきたいところだが、それだと何年かかるか分からない。便利な世の中には骨酒セットというものが売られているので、利用してもいいかも。

最近酒が弱くなった。晩酌時、ビール1缶で充分満足してしまう。立山の味も、前よりきつく感じる。飲んでも気持ち良く酔えないのだ。やまやろうの健康を気遣う嫁さんにとっては嬉しい話であろう。が、当の本人は困っている。日常生活のささやかな幸せが、楽しめなくなっているのだ。他に何を求めれば?





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Last updated  2007/12/12 10:07:51 PM


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