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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2008/04/06
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カテゴリ:登山
G会の訓練である。会では四訓といって、4つの訓練を1年で順次行っている。すなわち、
(1)雪上訓練
(2)岩登り訓練
(3)救搬出訓練
(4)沢訓練
である。今回はゴールデンウィークの山行に向けて、雪上での行動ならびにロープワークのおさらいが主の訓練となった。

訓練場所
場所は立山山麓スキー場、ゴンドラ脇の斜面である。Dさんいわく昔はコースだったとのこと。だから樹木が少ないのか。適度な斜度で訓練にはちょうどよかった。荷物をすべて担いで中腹まで登る。それもまた歩荷(ボッカ)訓練。

アイゼンピッケルワーク
荷物を置いたらアイゼンを付けて雪面登高のおさらい。ピッケルを使いながら急斜面を上り下りする。難しいのはトラバースや下りである。登りで転ぶ人はいない。アイゼンの爪の利きを確かめながら、いろんな場面を想定して移動する。今回の訓練でアイゼン履き下ろし。11月に買ったのだが、使う機会がこれまでなかったのだ。下ろし立ては爪が鋭くて、雪面に良く食いつきますの。

滑落停止訓練
続いて滑落停止訓練。いかにピックを早く刺す体勢にもっていくかが正否(生死)を分ける。実はやまやろうは雨具上下を忘れてきた。練習できんやん!ここは現役代表の意地を見せて、服のまま雪面に転がる。3回やってびちゃびちゃになった。

登高訓練
次に二人一組になって、ロープを使って斜面を登る。登攀者を確保する支点を作るのがこれまた大変なのだ。最低2箇所作る必要があるので、スノーバーや雪袋を埋めてしっかりとした支点とする。そこからシュリンゲを出して自分の身体を確保し、ロープをセットする。

久しぶりにロープに触ると、何をすればいいのか咄嗟に思いつかずもたもたになる。記憶をひもときながら登高一連の動作を進める。ロープワークはあっという間に時間が経っていく。たかだか1ピッチ(50m)登るのに、30分とかかかるのはざらなのだ。

斜面上まで行ったら、潅木に捨てシュリンゲを付けて懸垂下降する。昼食は13時を回ってしまった。昼食後はビーコン訓練。デジタルビーコンは埋没者の方位と距離を教えてくれるが電波の届く範囲が狭い。アナログビーコンは電波の届く距離が広いが捜索には熟練を要する。いずれのビーコンも一長一短がある。訓練ではどちらのビーコンも使ったが、捜索の時間に大差はなかった。ただし、ピンポイントでゾンデ棒を挿せるかどうかは、いずれのビーコンも訓練が必要である。

予定していた内容は一通り済ませたが、こんなもので大丈夫なのか少々不安である。まず第一に山に登る体力があるのかどうなのか。ロープワークは今回の訓練で勘を取り戻しつつあるが、歩けるかどうかは日頃の訓練(低山の山登り)次第なのだ。全然行けていないから心配である。

第二にロープワークの確実性だ。忘れていることも多い。いじっているうちに操作の流れをつかんできたが、更なる練習の機会を求めたい。





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Last updated  2008/04/07 11:43:18 PM


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