テーマ:山登りは楽しい(12248)
カテゴリ:登山
岳友J君が、魚津側から僧ヶ岳を目指すという情報を得たので、あまのじゃくな
やまやろうは、宇奈月側から入山して、山中のどこかで会えないかなーと思った。 まあ出発したのが遅いので、時間的には厳しいのであるが。 宇奈月林道は凍結していて、2WDのラパンSSは途中でタイアが空転を始めた。 広めの路肩に停めて歩き出すことにした。 10:44 840m 宇奈月谷の林道折り返しは二箇所あるが、駐車地点は 下部の手前である。カリカリに凍っており、両手ストックがないとスリップが怖い。 先行者のトレースを追う。 11:25 1050m トイレのある駐車場。トイレは閉鎖されている。 男女マークは、山の中のトイレらしいデザイン。 後立の展望。くもり空だが視界は良好。 11:30 1075m 第三登山口。ここで先行者のトレースは全て 斜面吸い込まれ、林道にはクルマの轍しか残っていない。 やまやろうは更に林道を進み、烏帽子尾根登山口を目指す。 誰も居ない領域に踏み込むワクワク感。 この時点では、下からずっとスキーが使えそうなほど、氷と雪に 覆われていた林道。このままではクルマは動かせないから、道が 融けるまで嫌でも時間を潰していかねばならない。 11:51 1200m ここでクルマの轍は引き返していた。 もはや小動物の足跡のみ。 時間が時間だけに、僧ヶ岳まで届くのか分からなかった。烏帽子山(1274m)へ 転進しようかなと思ったくらいだ。 12:08 1295m 烏帽子尾根登山口。 まだ12時だ。これなら僧ヶ岳を狙うしかあるまい。行動時間のリミットを14時半とした。 J君から送られてくるラインの情報により、道はよく締まっていることは 分かっていた。宇奈月側も魚津側と同様、よく締まっていて歩きやすい。 段差がなくなっているから、夏道よりも歩きやすいだろう。 12:55 1610m 宇奈月尾根との分岐。トレース多数。 山頂を捉えたぞ。がんがん行くしかない。 扇状地と富山湾がよーく見通せた。 13:29 1805m 仏ヶ平。うむ、流石に風が出てきた。体温が奪われる。 上半身はウールのジップシャツだけ。ジャケットを着ることなくこのまま進む。 つばき尾根の先には、堂々とした後立の峰々が打ち並ぶ。 前僧ヶ岳から見える、宇奈月ダム湖。 山頂手前から見る、越中駒ヶ岳(2004m)。さくさく進んだJ君は、駒も踏んだと ラインが流れてきた。 つばき尾根を水平に延びる、モリブデンの鉱山道。いつか坑道(露天掘り)を 見てみたいと思いながら、十数年の時が流れてしまった。 13:51 1880m 僧ヶ岳山頂(1855m)。当然ながら誰もいない。 J君は雪の上に書置きをしてくれていたのであるが、やまやろうは気付かなかった。 まあ、この時期にしては雪は少ないですよ。 だって宇奈月林道にクルマが入ってしまうほどなのだからー。 本日は、モンベルのランドナーパック15を背負ってきた。 これで最低限必要なものは全て入ってしまった。ファストハイクに最適だと思う。 軽いからトレイルランニングにも使えるし、3シーズンにも使えて、スキー場でも使える。 一年中愛用したい。お泊り出張にも持って行きたい。よいものを買った。 毛勝山を見る。正月に山頂を狙っていたのであるが、思いのほか催行人数が少なく、 断念した。 三角点は、ちょっとだけ頭が覗いていた。惣菜パンとコーヒーを軽く食す。 14:17 下山開始。仏ヶ平方面を見ている。右に延びる白い筋は、旧鉱山道である。 モリブデン鉱山道を歩いた記録はこちら。 よい子は行っては行けません!何に出遭うか分からないドキドキの僧ヶ岳モリブデン鉱山道! 雪が締まっているからガンガン下れる。速い! 急坂はスキーで下るような速度だ。 14:52 1615m 宇奈月尾根との分岐。ここは来た道に戻るのがよかろう。 15:17 1305m 烏帽子尾根登山口。うひー1時間で下山してしまったよ。激速! まあこれから長い林道歩きが残っておりますがー。 てくてく歩いていると、はるか下方の林道に、ラパンSSが見えた(写真中央)。 あんなところまで歩くのかー。日が暮れる前には着くでしょう。 15:54 1075m トイレのある駐車場。道の雪はかなり融けていた。これならクルマを 動かせるであろう。 16:24 865m クルマデポ地に到着。お疲れ様でした。 まとめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/12/11 06:18:38 PM
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