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やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

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2019/07/31
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カテゴリ:登山

小学生を引率するにあたり、一番気にする
のは、一人も怪我をさせないこと。そして
トラブルに対処できること。

ガイドするからには色々と仕込んでおきたい。
当初は同行のN島さんとロープなしと決めて
いた。決めていたの。

引率登山の数日前、別の目的でやまやろうは、
会館の短ロープを借りて、ホワイトボードに
メモしておいた。

それを見たN島さんは30mロープを借りたと
言う。明らかに、本山行向けだ。おら持って
いくつもりはなかったが、持たないわけには
いかないではないか。

実際、使うところはない。室堂ターミナルから
一ノ越の間には、五箇所の雪渓横断があるが、
日々整備されているのでロープの出番は全く
なかった。

他には120cmスリング三本、60cmスリング一本
に、カラビナ四枚、環付カラビナ一枚。

定番ツェルトに、救急セット。N島さんもほぼ
同じ装備を持参していた。これは我々が自発的
に持って来ているもの。

長年の経験から、こんなものがあったらいいな
というものを選んでいる。歴40年のN島さんと
持ってくるものが一緒なら、やまやろうの頭は
鈍っていないということ。

今回使ったものとしては、テーピングテープ。
雄山山頂直下で、近くにいた親子登山者の
お子さんの靴のかかとがべろんちょと剥がれた。

お子さんが、もう登れなさそうなことを言って
いたから、すかさず救急セットの中のテープを
出して、X字に巻きつけた。

加水分解あるあるで、やっぱりもう片方の靴も
剥がれかけていたので、そちらもテープ巻き付け。

ここまで登ってリタイアは可愛そうだという
単純な理由で、自然と声と手が出た。

その後、無事に登頂したのか、下山したのかは
知らない。自分としてはそういうトラブルを経験
して、いつかは対処を実践してみたかったのだ。

ひとつのトラブルで、山から離れて欲しくない。
道具と知恵でトラブルに対処できることを知って
欲しい。そして山に向かうこどもを増やしたい。
山の魅力を知って欲しい。

今回の引率登山で、おらの存在は覚えてもらわなく
てよろしい。立山登った、凄かった、楽しかった。
児童にそう思ってもらえれば、満足。





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Last updated  2019/07/31 09:48:38 PM


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