テーマ:山登りは楽しい(12097)
カテゴリ:登山
二日目 天候:晴 4:10 起床。夜中に一度も目覚める ことなく熟睡できた。朝食は各自用意。 湯量が少なく強いカップヌードル ぶっこみ飯と、コーヒー。 行動水は昨日の反省から2L超を担ぐ。 出発前風景。 6:09 アイゼン、ヘルメットを着用して出発。 気温7.7℃と暖かい。幕営地から先はすぐに ヤブ漕ぎとなる。 6:38 1800m 稜線に出た。 鬼場倉ノ頭までは、アップダウンが 続く。 稜線上は雪がないので、斜面をトラバース。 7:19 1827mピーク。雪の平で休憩。 長大な赤谷尾根と早月尾根。 7:38 出発、風あり。 際どい雪稜歩きもある。 8:00 1823m 鬼場倉ノ頭の取り付き開始。 雪のない、斜度のきついヤブを漕ぎまくる。 笹が鼻腔に入ってM原さんが出血する。 8:51 1930m 鬼場倉ノ頭。 今回の合宿の核心部をロープなしで登り切った。 展望がよろしい。この先は雪がたっぷり。 釜谷出合いが真下に見える。釜谷の核心部 「爆笑の滝」が流れ落ちるのが見えた。 我々が進む雪の上にはカモシカの足跡が 点在する。こんな標高まで上がるのか。 日差しは暖かで服が乾く(気温21.3℃)。 9:20 出発。大猫山方面への雪稜歩き にはストックを使った。 近道になるかと思い斜面をトラバース していたが、先行できなかった。 東芦見尾根の一部を歩いていないという 山屋として痛恨のミスを犯す。 9:39 大きな登りに差し掛かる。 10:04 2068m 大猫山(三角点)。 木陰で休む。 整地不要な雪の平地にテントを設営 してから、軽装で猫又山を目指す。 正面が釜谷山、右手が目指す猫又山。 10:46 出発。荷物が軽くなり、脚が動く。 ずっと絵になる剱岳。 10:58 猫又山山頂の岩の上に人が見える。 11:17 2135m(子猫山)西ピーク。 日帰り登山者が休んでいた。 猫又谷には2本のシュプールが見える。 11:37 猫又谷のコル。東芦見尾根の風が 気持ちよかった。 上から男女ペアが降りてくる(埼玉から来訪)。 大猫山か猫又山かどちらを登るかで迷っていた ようだ。結局、我々のトレースを追ってきた。 12:28 猫又山山頂(2378m)。登山者1名。 山頂手前に幕営跡地があった。釜谷山山頂には 登山者4名が見える。 我々は猫岩の上や山名板の前で記念撮影する。 最高の天気だ。 後立山連峰がよく見渡せる。 東芦見尾根に目を向けると、大猫山に 設営してきた緑色のテントが見えた。 雪の上は暑い。猫又谷は釜谷出合い辺りで 雪が割れているが、スキーはまだ楽しめそうだ。 猫又山の山頂に立ち、合宿の目的は達成した。 毛勝谷から縦走してきた女性は、元準会員の s竹さんだった。しゃべり方が似ているなあと 思ったら本人だったw T中さんは田んぼの水が気になり早く下山したい みたい。これから馬場島まで下るには時間が 足りない(酒も足りないが)。明日は早々に 下山しよう。 13:38 記念撮影してから下山開始。 登路は猫又谷側に寄り過ぎていた。 スキーヤーが使う雪斜面ルートで 下る。 14:06 猫又谷のコル。山を見ながら ゆっくり下る。どこを見ても絵になるのだ。 道中、ベテランは若手に剱岳各尾根の説明。 猫又谷の雪の状態。下部の歩きは 長そうだ。 14:34 子猫山西ピーク。 14:58 テントに戻る。200ml残った バーボンをそのまま少しあおる。最高だ! スマホの電波は何とか通じるので、 SNSで現在地情報を投稿する。 外で水作り。日差しが暖かい。 雪を融かした水をろ過する際は、不織布の 茶こしを使うべし。紙製コーヒーフィルター ではろ過に時間がかかり過ぎるのだ。 16:21 2名の登山者がやってきた。 大ブナグラ谷から登ってきたとのこと。 雪が切れていて時間がかかったそうだ。 整地なしでテントが即時張れたが、風が抜ける地形。 猫又山・釜谷山、剱岳、そして富山平野と三方を 眺めることができる。大変良い幕営地である。 18:02 夕食(各自)。アルファ米の、きのこご飯、 ポタージュスープ、春雨入りみそ汁。 水分を沢山摂った。外は寒かったので、立ち食いした。 明日は3時起き、4時半出発とする。靴下が汗で濡れて 爪先が冷たくなった。予備の靴下と交換して落ち着く。 持参した酒で終了する。人からもらってまで飲むもの ではないかなと思った。 今日の夕方も、富山平野の光る水田が美しかった。 月が大きく出て、青白い空に映えた。 18:58 寝ますか。その前にメモを書き散らす。写真はよく撮った。猫又山の記念写真は良いと思う。 19時前よりシュラフに入る。外は風がありテントが バタつく。 今日は脚が動いた。2.2Lくらい水を担ぎ、よく 飲んだからか。行動食はあまり食べなくても平気 だった。とにかく水分が大事なのだと分かった。 これからは余裕を持って、多めに担ぐことにしたい。 二日目も脚は余り動かなかった。荷を担ぐと ペースがガタ落ちだ。呼吸が荒い。体力? 何の劣化なのか。トレーニングで復活できるのか? 19:00 ペンを置いて寝る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/05/30 09:24:06 PM
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