本日11月8日に立山初冠雪。平年より27日、昨年より31日遅い。1939年の観測開始以降、1977年の11月9日に次ぐ2番目の遅さ。
初冠雪の遅さに、シーズンの積雪量がどうなるか気になるところであるが、関係ないみたい。積もるかもしれないし積もらないかもしれない。山に積もって欲しい(特にスキー場)。
立山のライブカメラを見ると、山頂は閉山しているとある。それでも雪の上に足跡はあるが。まあ雪山経験者は登れる程度の積雪だ。
当会にしても雪山訓練を11月の立山で実施したことは何度もある。富山県内で11月に雪山訓練ができるところは、現在では立山か剱岳くらいしかない。
ひと昔だったら、僧ヶ岳とか毛勝山とか鍬崎山でもできたが、今は温暖化なので標高を上げないと無理だ。
そもそも、何のための雪山訓練なのか?
年末年始に雪山に入るためだ。
雪上の歩き方、ワカンの使い方やラッセルのやり方のおさらい、冬期山道具の状態確認、雪上テント泊での生活技術のおらさい、耐寒訓練など、雪上訓練は結構重要なのだ。
年末年始の山行は一年の総仕上げ的な、一番気合いの入る山行になる。まあ最近のG会はクライミングに力が入っているので、夏場の岩場がピークかもしれない。
クライミングがヘボなやまやろうとしては、雪山が合っている。ワカンでのラッセル技術はそれなりに持っている。
そういうものを後輩に伝えていけたらいいのだが、この冬の例会山行に、やまやろうは参加できる? 2隊出る予定であるが、自分は登山条例に引っかからない山の方にしたいな。