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電車の中でこんな会話を聞きました。
「独身で50を越えると、まず結婚しようという気にはならない。自由でお金もある生活からあえて不自由な生活を選ぶ気になれないからだ。でも、そういう人が歳を取り、身の回りのことができなくなると寂しいものだ。死んだことを誰にも気付かれない孤独死をする人もいる。老後のことを考えると、やっぱり結婚したほうがいい」 私はまだ若いからこんなことを言えるのかもしれませんが、人生は老後のためにあるのでしょうか? 老後に悠々自適な暮らしをしたいから定年まで一生懸命働くのでしょうか。若くて気力に満ちている時期にやりたくない仕事をやって、(やりたい仕事ができるなら幸せでしょうが)その犠牲と引き換えに退屈で安定した老後の毎日を手に入れる。 本当にこんなことが幸せなのでしょうか。 極端な話、若いうちにやりたいことができるなら、結果として孤独死を迎えたとしても、決してさびしい人生だったとは思いません。 人は一人で生まれ、一人で死んでいくものです。 百年後に私がどう生きたかなんて、誰の記憶にも残っていないでしょう。 だから後悔のない人生、その時点における自分にとって価値のある人生を歩みたいのです。 私にその覚悟が出来ているとは思いませんが、どういう人生を歩むにせよ、一人で死ぬ覚悟をすべきです。 「どう死んだか」より「どう生きたか」を優先したいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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