カテゴリ:その他雑記
ザ・ブセナテラスでの時間はあっという間に過ぎました。
今日の一番の目的は「美ら海水族館」観光です。 もう2時を過ぎてしまいました。3時から「餌やりショー」が始まると聞いていたので、急いで水族館へ向かいます。 途中、道が込んで水族館に到着したのはぎりぎり3時でした。 餌やりショーを見なければ、と、私と妻は走って水族館へ急ぎました。 私も妻もこういう時のフットワークは軽いのです。 美ら海水族館は、ジンベイザメが泳ぐ大水槽が見せ場なのですが、そこまで行くには螺旋状のスロープを下って一番下まで行かなければなりません。 とりあえず上のほうの展示物は後で見るとして、ジンベイザメの水槽に向かって駆け下りていきます。 水槽の付近はたくさんの人でいっぱいです。やっぱり、餌やりショーに期待する人が多いのですね。 人が何重にも水槽を取り囲んでいて近くに行くことはできませんでしたが、餌やりショーには間に合いました。ちょうどジンベイザメが立ってエサをもらっているところでした。 このジンベイザメ、大きいものだと14メートルを超えるらしいです。この水族館で飼われているジンベイザメは7.5メートルとか。それでもずいぶん大きく見えます。いったい、14メートルのジンベイザメってどんなにすごいのでしょう。 それにしても、大小様々な魚が泳いでいます。大きい魚が小さい魚を食べてしまうことはないのだろうか、という疑問がわきます。 水族館のスタッフが話していたところによると、実は食べることもあるらしいんですね。でも、できるだけ食べられないように、普段から十分エサをやっておくらしいです。 ほかにもなんという種類かわかりませんが、水槽の底でジッとしているサメもおります。サメって泳ぎ続けなくても大丈夫なんでしょうか?このサメのおなか、ぽっこり膨れていてまるで中年太りのようです。「メタボリックザメ」と勝手に名づけてみました。こいつらはあまり泳がず、水槽の底をはいまわり、沈んだエサを食べています。海の掃除屋さんって感じですかね。 あとはマンタが格好よかったですね。なんかもう、飛行機みたいです。エサを食べた後、マンタが踊るように回転しながら上昇するのです。水族館のスタッフの説明によると、これはエサを食べたときにお腹に入った余分な空気を吐き出すためらしいです。 餌やりショーに満足した我々は、もう一度最初から見るために走ってきた道を戻りました。 入り口付近には海の生き物に触れるコーナーがあります。浅い水槽に色鮮やかな様々なヒトデなどが入れてあり、自由に触ることができ、子供たちの人気を集めております。 私も年甲斐もなく、ヒトデに触ってみました。ヒトデは思ったより固い感触です。 そして遠くのヒトデに触れようと体を伸ばして屈んだ瞬間、私の胸ポケットからあるものが水槽にボチャンと落ちました。 なんとそれは携帯電話でした。さっき、写真がとりやすいようにとバッグから胸ポケットに移したばかりでした。夢中になってポケットに携帯電話を入れていることを忘れていたのです。 携帯電話を急いで拾い上げますが、もう、中までビショビショです。 あけてみると、一応画面は出るようです。電源をすぐに切り、振って水を切ります。 とにかく大混乱です。 携帯がこわれたらどうしよう。携帯には妻と出会いのころから交わしてきたメールがすべて保存されています。思い出の写真とかも。それが全部消えてなくなってしまうかもしれない。 それに、旅行まだ2日目です。残り3日間を携帯電話を使えないで過ごすのは結構不便なものです。 とにかく、祈るような気持ちでした。 妻に冷静に励まされ、なんとか落ち着きを取り戻そうとするものの、やっぱり上の空状態です。展示物を見始めますが、心ここにあらずという感じ。 せっかくの旅行が携帯電話を故障させたことで台無しになってしまうのも惜しい気がします。 とにかく、携帯電話の電源を切って、電池もはずして通電しないようにして、ホテルに戻り乾燥させることにしました。 携帯電話が便利になればなるほど、電話に詰め込まる情報量も膨大になり、失ったときの物理的、心理的損失が大きいです。 携帯の機種によっては防水加工されたものもあるようですがほんのごく一部です。メーカーには高機能化よりも、防水機能を強化してほしいものです。 沖縄の夕日は関東よりも1時間ほど遅く、17時30分ごろです。閉館時間の迫る美ら海水族館の外には美しい夕焼けの雲が見えました。できれば明日は晴れてほしいと願う私たちでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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