恋文読みました
連城三紀彦 恋文読みました。内容は一冊全部が恋文かと思っていましたが、五つの中篇小説でした。 どれも、大変心に残りとても読み応えがありました。ドラマを見て続きが気になり読もうと思った本でしたが、予想以上にどれも心に残る話でお勧めです。 恋文のきょうこが送ったすごいラブレター。紅き唇のルージュの話。十三年目の子守唄の最後のからくり。ピエロの切ないだんなの話。そして、私の叔父さんのあいしてる。どれも、忘れたくなくて少しづつ書いてしまいました。 男性でもこんなにせつないラブストーリーを書く人、しかも昭和23年生まれの作家で!と思いました。せひ読んでみてください。