本日厄日★
また、漢字だけのタイトルにしてしまいましたが、私は決してヤンキーではありません★しかし、まじで今日は厄日でした・・・今日はフラ語でフーコーを読むゼミの日だったのですが、今日も授業に遅刻してしまいました・・・本日でなんと初回から4連続遅刻★うちの遅刻癖やギリギリ癖は小学生のときからの筋金入りの慢性的なもので、本人もあんまり治す気がないのが致命的なのですが・・・今日はそれが原因で先生をキレさせてしまいました★というのも、授業が始まる前に、「やのさんはいつも遅刻だね」とか何とか言われてたらしく、そのときから不機嫌だったようなのですが、そうとは知らず15分遅刻して到着した私。自分があてられる番になって、いつものごとく、全然発音もできない、読むのもたどたどしいフランス語を読んで、時々沈黙を交えながら、なんとか訳していっていたのですが、途中、「deux sens superposes」というのの訳をするときに、「二重の意味」と訳したら、「どうして二重のと訳したのですか?」と質問され、「deux と superposes だから、2と重ねるで二重のと訳しました」と答えたのですが、そしたら次は、「二重のというのは具体的にどういうことを表しているのですか?」と聞かれたので、横に置いてあったプリントを2枚重ねて、「こういうことです」というと、「そうではなくて、(この文脈で)意味を二重というのはどういうことなんですか?」と聞かれたので、あまり気のきいた具体的な例えが思いつかなかったので、あまりに低俗だと思いながら、「日本語だと『はし』を端と箸などの落語的に二重の意味で使うことです」と答えたら・・・急に先生キレ出して、語気が強くなったかと思うと、フーコーが言いたいのはそんな事ではない!とかそんなしょうむない例を出すな!とか最初は私の発言に対して全否定だったのですが、しまいには、毎回遅刻してきて!とかろくに予習もしないで!とか本当にぼろくそに言われました。色々言われながらも、最初は「私はボルヘスやルーセルも知りませんし、先生や、ましてはフーコーとは持っている知識のバックグラウンドが違うので、こんな低俗な例えしか思いつかなかったのです」とか、「遅刻してきたのは申し訳ないと思っていますが、それとこれとは話が違うんじゃないですか」とかまともに反論しようとしてたのですが、予習してきてないという発言にピキッっときて「予習は自分ができる限りはしてきています。今日の分だって10時間くらいかけてやりました。これ以上やれって言うのなら私には不可能ですのでこのゼミ辞めさせていただきます。」と静かにゆっくり言い切ってしまいました!だって、ゼミを選ぶのは私の自由だし、そこまで言われて続ける義理はないと思ったのです。言い切った瞬間、ああ、これで予習のプレッシャーから解放されるわ!とスッキリしたのですが!隣でその発言を聞いていた、友達は気が気じゃなかったでしょうね。だって、その子は単位の為に嫌々このゼミを取っていて、しかも、このゼミの受講生は私と彼女の2人だけなのですから★方や、私は単位は別にどうでもよく、趣味でとっていたので、はっきり言って、先生に不快な思いをさせ、さらに私も嫌な思いをするようなら今すぐにでも辞めたいと本気で思っていたのですから。しかし、私がそう言った後、先生は肩で息をしながら黙り込み・・・3分くらいの沈黙の後急に「tableというのは・・・」と講義を始めて、こっちは「は?」って感じです。ま、きっとこのまま話し合っても、私に自身に日本語が通じないので気分が悪いだけだと思ったのと、このままゼミを辞められてしまうと後味が悪いと思ったんでしょうね。こっちは好きだった先生にぼろくそに言われて卒業してからもお付き合いしたいと思っていたので、こんなことで縁が切れてしまうのは残念だと思いながらも、まじで辞める気満々だったので、なんだかちょっぴり落胆しました。しかし、先生というものには毎回がっかりさせられます。小学校のときも、担任の女教師に授業中に交換日記を書いていたのが見つかり取り上げられた挙句、それを閲覧され、さらにみんなの前に呼び出されて、怒られた時、私は・・・「交換日記を書いていたことは悪いと思いますが、人の日記を読むなんて、プライバシーの侵害です!」というと先生がキレて「生意気!」と言って殴られたことがあるのです。そのときから、教育者っていっても所詮だたの人間やなと思っていたのですが、今回もつくづく痛感しました。そして憧れを抱いていた気持ちは、一瞬にして冷めていってしまいました・・・もりやおまえもか・・・しかし、うちはほんまに生意気なんやろうなぁ。でも、先生のことは敬ってんで。敬うのと、反論しないのはイコールじゃないと思ってるだけやん。いくら先生でも、ちゃうと思ったことはちゃうんちゃうって言わな気がすまへんねん。そういえば、この前バーのマスターがベロベロに酔っ払った時(注:私が酔っ払ってたのではない)、「まきちゃんはもっと年上を敬わなあかん」って説教されたわ。でも、なんで年上やからって敬わなあかんのやろ?年上だろうが年下だろうが、そんな事関係あらへんのちゃうん?自分がすごいと思ったら敬ったらええし、こいつはあかんやろと思ったら別に敬う必要なんてあらへんのちゃうんかなぁ。だって、それはそう思われたその人の努力が足りんだけなんちゃうんかな。そんなに人に敬われたかったら、人に敬われるような人間になる努力したらええやん!そう心の中で思いながら、マスターには「そうかなぁ」とかなんとか曖昧な返事してました。しかし、客に向かって失礼なやっちゃ!とまぁ、そんなこんなで何とかゼミ終了。その後、先生は「こんなこともあったわけですし(今日自分がキレたこと)一度ビールでも飲みに行きましょう」とか何とか言って、飲みに誘ってきました。まぁ、うちは別に根に持つタイプでもなんでもないので、(でも、忘れはしませんが(えっ?それって根に持つってことやんって(爆)でも、恨んだりすることはないからええねん☆))「はい!」と気持良く返事してみました。それで、帰りに改めて「今日は不快な思いさせてしまってすみませんでした」と謝ると、「もうそれは終わり!」と言われてしまいました。っつーことは、自分がキレたこと若干後悔してんのかなぁと思いつつ、うちは全く後悔せず。ただ、帰りに友達に今日恐い思いさせたことを詫びた時「たぶん先生、遅刻してきたことが一番気に入らんかったんちゃうかな」と言われ、「私もそう思うわ」と思わず言ってしまいました。でも、それならそうと遅刻してきた時に一言言ってくれればよかったのに・・・なんて心で思いながら・・・というわけで、うちの生意気っぷりは変わらないと思いますが、遅刻癖はそろそろ治さないとなぁと心から反省しています。しかし、ほんまにごめんね先生。いい歳した大人(しかも教師)を本気で怒らせるなんて、私はイケナイ生徒ですねぇ。でもね、人の心の琴線をふるわせる人間って素敵じゃないですか?私はずっとそんな人でありたいと思っています。あぁ、ほんと懲りへんなぁ・・・でも、それがヤノマキやから☆