ムーミン

　６月３日といえば、やはりムーミン（６ー３ん）！という安易な考えで、子供の頃によく見ていたムーミンについて書こうと思っていたら、どうやらちゃんとムーミンの日というのがあるらしく、原作者のトーベ・ヤンソン（Tove Jansson）女史の誕生日である８月９日だそうな。そ、そんなぁ～（ToT） 　でもまあ気にせず、今回はムーミンについて。ムーミンのアニメが初めて放送されたのは69年10月、今から40年も前のこと。 　私は同じ69年の夏生まれなので、仮にリアルタイムで目にしていたとしても当然ながら一切記憶にない。再放送で何度か見たことはあるものの、個人的には72年に再び放送が始まった新ムーミンの方が馴染みがあって好きだ。といっても勿論これも再放送でしか見た覚えはないけど。 　当時はニョロニョロとスノークがお気に入りだった。今にして思えばスノークがというより、彼の声を担当していた故・広川太一郎さんが好きだったのだろう（＾＾ゞ 　子供の頃はスナフキンがとても謎めいた存在だった。彼はなぜ正体不明のE.T.もどき…いや、カバもどき（ムーミン一家やスノーク＆ノンノン兄妹）やカンガルーもどき（スニフ）が暮らすムーミン谷へ来るのか？一体、何のために？不思議で仕方がなかった。 　が！何とスナフキンはミイの弟であるらしく、彼の父とムーミンパパは親友だったとか。なるほど、それでムーミン谷へ…って、ん？ミイって子供じゃなかったの？ 　Wikiさんでムーミンのキャラクター欄を見ると、みんなの意外な設定に驚いたの何の！ ええ～ッ、スニフがパパの若い頃の冒険仲間!? ヤツも一体いくつやねん！「無駄じゃよ、無駄！」が口癖のジャコウネズミさんってムーミンファミリーと同居してんの!? は？ミイとミムラ姉さんには35人も兄弟姉妹がいるの!?　何だか原作を読んでみたくなっちゃった（＾＾ゞ 　そういえば、いつぞや“ムーミン占い”なるものをしたら、「ビト～ンビト～ン」と言いながら飛び跳ねているもじゃもじゃのスティンキーだったのを思い出した。よりによってスティンキーとは… 　どっち（69年版か72年版）だったか忘れたが、魔法か何かでムーミンの容姿がまるで別人（別カバもどき）になってしまい、ひと騒動起こるという話があった。谷の住人には勿論、ムーミンパパにさえも、いくらムーミンが自分だと言っても信じてもらえず悲嘆するが、唯一ムーミンママだけがムーミンの変わり果てた姿を見て間違いなく自分の息子と言い切るシーンがあり、ＴＶ前で号泣しながら見たのを覚えている。嗚呼、あの話をもう一度見たいなぁ…。 　　本日のひまつぶし 　・ムーミンＯＰ→こちら　♪ねえムーミン　こっちむいて　恥ずかしがらないで～ 　本日の一冊 　暴走する「偽」環境ビジネス　（武田邦彦）　ベスト新書　2009 　北極だか南極だかの氷は減ってなんかないし、石油ももっとジャンジャン使うべきである！巷に溢れる偽エコ情報やニュース報道に惑わされるな！という本。うーん、実際どうなの？ 　ただ、エコカーだの何だのといわれて大人気のハイブリッド車（プリウスやインサイト等）だが、そもそも自家用車を運転すること自体、環境に悪いでしょうに！真剣に環境について考えるのであれば、やむを得ない事情がある方以外は公共交通機関を利用すべきだろう。ハイブリッド車に乗っているので地球や環境に優しいとか言っている人、正気ですか!? （ケンコバさん風）