何もしてやれないで、ひどい事言って、ごめんと。
本当に子供のように泣いた。
母親は私の手を握って、
「謝らなくちゃいけないのは
お母さんだから、、ごめんね」と言った。
それを聞いて、私はますます声を上げて泣いた。
起きた時は枕まで涙で濡れていた。
そして手にははっきりと、母の手の感覚が残っていたのを憶えている。
それだけならリアルな夢で終わっていたのだが、その夢を見た朝、父が
「今朝、母さんの夢を見た。」と言うのだ。
私のことをよろしくと言ったらしい。
父が直接会いに行って話したらいいと母にい言うと、もう会ってきたからと言ったそうだ。
後悔の念が見せた夢で、偶然の事かもしれない。
でも、夢であれ母に謝ることができて良かった。
結局、私は大学には行けなかった。
今は普通の会社員だ。
が、暇を見つけては絵を描いて
描きあがった絵は仏壇の前に飾ってある。
絵を好きなったのは、美大に行きたかったのは、
子供の頃「上手に描けたね」
と言ってくれた母の一言がきっかけだった。
今も、母の事を思うと
自責の念で心が痛むけど、
その母のためにもがんばって
生きて生きたいと思う。
母の貯金
http://www.geocities.jp/ejisonlove/tyokin.html
フラッシュの製作者は不明です
またこのスレの元ネタを探してみたのですけども
どうしても見付ける事ができませんでした。
勝手ですが私のブログに紹介させて下さいm(_ _)m(製作者様へ)
song KOKIA 「歌う人」
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