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譲れない自由意志(旧こころが風邪をひいたら)

譲れない自由意志(旧こころが風邪をひいたら)

2021.02.07
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カテゴリ:治療法
最近、眠れない


そんな方はいらっしゃいますか?
寝付きが悪い、途中で目が覚めてしまう。

わたしはもっと深刻だった時期があります。このブログを書き始める少し前、20年くらい前、鬱病が重くて、72時間眠れない時が度々ありました。

もちろん、精神科に通ってさまざまな抗うつ薬、眠剤、抗不安薬を診察の度に処方を変えてもらったのですが、不眠だけは効果がありませんでした。
その土地の国立大学病院の主治医は「眠れなくて死ぬ人はいないから、開き直って、眠くなるまで起きてたら?」と言われるまでになりました。
そんな日々の中で、眠れるとしたら明るくなって来る夜明けでした。

不眠で悩んでおられる方も、明け方にようやく寝落ちして、2時間だけ寝て、通学、通勤なさる方もいらっしゃるかもしれません。

なんで?
なんで朝になると眠くなる?


これは、人間が原始の頃、まだ洞窟で暮らし、野獣から身を守る術を身につけていなかった頃の記憶が残っているから、という説明があります。
動物の脳の中でも進化の過程の初期からある部分が反応してしまうようです。

野獣に襲われて仲間の人間が食われてしまう危機が身近にあると、自分や家族が襲われないように暗いうちは眠らずに、明るくなってから眠る、そういう彼らなりの危機管理が今のわたしたちに残っているようです。

だから、深刻なストレスにさらされると、脳が命の危機、と誤解して夜眠れなくしてしまうそうです。

それで、昼寝をする事が許される環境の方であれば、開き直って昼に睡眠時間を補うのも1つの手、ではないでしょうか?

可能であれば、思いきって、休養に専念するのが理想ではあります。

これをお読みになって、「じつは・・・」と思われた方、お話を聴かせてください。
まで。

クライシス・カウンセリング [ 下園 壮太 ]
 





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最終更新日  2021.02.15 23:53:40
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