わたしのブログ

Downadup(別名Conficker)の駆除方法を書きます。防御策にもなります。
完全駆除が難しいといわれておりますが、完全駆除できます。
説明書の対象OSは、2000,XP,VISTAです。
分からない点や新しい報告がありましたら、コメントにいただければ助かります。

用意するもの
・最新のアンチウィルスソフト
無ければノートン・アンチウイルス 2009からダウンロードしインストールを行って最新の定義ファイルにしてください。

・トレンドマイクロ製駆除ツール
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/extermination_tool/downad/
からダウンロードしてください。

ステップ１
○マイクロソフトセキュリティーパッチの確認
・WindowsUpdateを行う。※新しいSP(サービスパックは当てなくて良いです。XPの場合SP3に失敗する事が多く得策ではありません。)は当てない。IEも新しいのにはしない。

WindowsUpdateが、行えない場合は、
Background Inteligent Trancefer Servicsを手動にしてサービス開始
自動更新(かAutomatic Updateという名前)を自動にしてサービス開始
・Windowsの自動更新を有効にして使用時間の時間にする。

○アンチウィルスソフトのインストールと動作確認
・アンチウィルスソフトはインストールされてある事をﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ一覧から確認。
　インストールされてなければ、ノートン・アンチウイルス 2009からダウンロードしインストール。

・アンチウィルスソフトが右下に常駐している事とウィルス定義が2009/1/19以降である事を確認。
最新でなければ、更新を行って最新にしてください。
上手くいかない場合、個別対応。削除してノートン・アンチウイルス 2009からダウンロードしインストールするほうが緊急の場合良いかもしれません。

○自動更新の設定
・自動更新をよく使用する時間帯にする
・グループポリシーの変更
　1.［スタート］メニューの［ファイル名を指定して実行］で表示されるダイアログから「gpedit.msc」を実行
2.［コンピュータの構成］から［管理用テンプレート］－［Windows コンポーネント］－［Windows Update］とツリーをたどる。
　3. ［スケジュールされた自動更新インストールに対しては自動再起動しない］を有効か
［ログオンしているユーザーがいる場合は、スケジュールされた自動更新のインストールにたいしてシステムを自動的に再起動しない］を有効に設定する

○その他の確認
・タスクスケジュールにATn(nは番号)が登録されていたら削除
・ローカルアカウントのAdministratorのパスワードを簡単なパスワードにはしないでください。
・復元ポイントの無効　※XP,VISTAのみ
　システム-システムの復元-すべてのドライブでシステムの復元を無効にチェック

ここで、ネットワークケーブル（無線は、PCの物理的スイッチを切るか、無効にしてください）を外し、再起動

ステップ２
○ウィル駆除
ステップ1
　1.Fix_Downad5.exeをデスクトップにコピー
　2.「インストールを開始しますか？」と聞いてくるので、「はい」を選択。
　3.トレンドシステムのチェックが走り、MSのパッチがあたってなければ警告の画面が出るが、「OK」を押す。出なければ4の画面が出る。
　4. Trend Micro System Cleanerが起動「Scan」ボタンを押す。
　5.Dosの画面でスキャンが開始されます。

ステップ2
・アンチウィルスソフトの検疫表示のリスク削除

・復元ポイントの有効　※XP,VISTAのみ
　システム-復元ポイント-すべてのドライブで無効のチェックを外す　容量は最低でよい。

・LANケーブルを挿す

・再起動

これでおしまいです。