安ウマワイン探検隊

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  アンリ・ブルジョア　プティ・ブルジョア０９年

  今日のワインはロワールの白です。格付け：ヴァンドペイ　 産地：ロワール　購入時価格：１６８０円　輸入元：テラヴェール　ブドウ品種：ソービニョンブラン１００%　自己評価：☆☆☆色はクリアで淡いめの少し緑がかったレモンイエロー。香りは、若草、ライム、グレープフルーツの柑橘系ぴちぴちしたフレッシュさ、蝋、ペパーミント、レモングラスなどすっきりした爽やかな香り。味はライトボディの超辛口。酸味がシャープでぴちぴちしたフレッシュさのある酸。果実味は柑橘系でやや薄く軽いボディ感。味わいに厚み、奥行きもないけれど、スッキリ、爽快さが売りの夏向きな味わい。キレが良すぎて、余韻が短い。ブラインドではかなりニュージーの1500円くらいのソービニョンブランと間違えそうなくらい個性が似通ってる。果実味が濃くないからかもしれませんが、若い苦味が少なく、後味がすっきりして夏飲みには気持ちのよいキレ味だ。格付けもいまいちだし、ワイン個体としての旨みは薄いが、まあこの値段ならそこそこのコスパかな。

  November 2, 2011

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  ベルトラン・アンブロワーズ　ブルゴーニュ・グランオルディネール・ブラン０７年

  今日のワインはブルゴーニュの白です。格付け：AOCブルゴーニュ・グランオルディネール 産地：ブルゴーニュ 購入時価格：1400円輸入元：ラックコーポレーション　ブドウ品種：シャルドネ100% 自己評価：☆☆☆＋色はクリアで明るく澄んだ並みの濃さのレモンイエロー｡香りは､白桃、洋ナシ、火打石、ナッツ（アーモンド）、白い花、ミルキーさなど。割合とミネラル感がしっかりしつつもスケールは軽い感じです。味はライト～ミディアムボディの辛口｡果実味はリージョナルに比べると薄い。酸味はそこそこにあり、キレ味もある。アンブロワーズというとパンチが効いて、果実味豊か、ややもするとぼってりして締りがない、ダレた感じのワインが多い印象なのだが、このワインは果実味が薄い分、逆に酸とのバランスがとれて、ちょうどいい塩梅のバランスになっているかな。余韻には若いなりの若干のエグミがある。味わいに品や奥行きがあるわけでなくて、ＡＣマコン的なストレートなシャルドネっぽい味の印象。でも値段を考えると魅惑の香りが開いてるし、バランスもよいのでコスパ的にはなかなかよろしいかと。

  October 31, 2011

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  アンリ・ジローのメーカーズランチに参加しました

  今日は白金台のフレンチでアンリジローの生産者来日ランチワイン会に参加してきました。出たワインはずらりとアンリジローのラインナップフレンチのお料理はランチだからと言っても手抜きなしの本格フレンチこれで参加費8000円とは驚きのパフォーマンスです。さて、ワインの感想は1) エスプリ・ブランドブラン　柑橘系のすっきりした爽やかさ、シャープなキレと洗練されたエレガントな　味わい。旨みは少ないものの、スターターとしてはいい塩梅。　さすがこれを最初にもってくるとはよく分かってらっしゃる。2) エスプリ・ロゼ　紫がかった鮮やかなピンク色。色あいで魅了されます。　赤ベリーのチャーミングさフローラルな赤い花の華やかさ。熟成からくる　複雑性は少なくストレートにベリーを感じる。軽めの味わいでアセロラや　紫蘇のアクセント。深みがあまりないけど、ピノのチャーミングさがうまく　表現された一品。3) フランソワエマール・グランクリュ　色は濃いめのイエロー。これはステージががくっと違います。　リンゴの芯やナッツ、オーク、ブリオッシュなどの深い複雑な香りです。　味わいもフルボディでしっかり味わいが詰まってる。程よい酸のアクセント。　バランスもよくて嫌味を感じさせないきれいな造りはさすが。4) フランソワエマール・ロゼ　こちらのロゼは色がまるで違い、玉ねぎの皮のようなサーモンピンク。　シックな熟成感のある赤いベリーの香りにオレンジピールなどのアクセント。　深みのある味わいで、目を閉じるとピノを飲んでるかのよう。旨みも充分に　詰まり余韻もしっかり。エスプリとは全く違う飲んで楽しめる堂々とした味。　こんなに旨いロゼはなかなか個人的には経験少ないぞってくらい美味しい。5) コードノワール　フランソワエマールよりさらに、色が濃く複雑、凝縮感ある。ただ濃すぎて、　ややアフターにタンニンの収斂性を感じ、バランス的にはエマールのほうが　いいかも。お肉料理にも負けない堂々としたスケール感があります。　また、時間が経って泡が抜けてくると、ブルゴーニュのグランヴァンの　ような風味が出てきて、すごくいい葡萄を使ってるのだなというのがひしひし　感じてくる。というわけで、一通りアンリジローを堪能したのだけど、通しで飲んでみるとこのラインナップを通してフルコースに対応できるすばらしい品揃えですね。感心感心。個人的には、エスプリは他のシャンパンハウスと差別化しにくい唯のスッキリ系にしかみえなかったが、フランソワエマールはブリュットもロゼも素晴らしく旨みがあって感動したよ。また自分でも買って飲みたくなるような衝動が湧いてきました。

  October 30, 2011

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  カリフォルニア　Maya を飲む会を開催しました

  今日は隊長主催のワイン会。テーマはカリフォルニアのMayaを飲む会。新橋のイタリアンレストランにて１１人の参加で会費12000円です。ワインは前半の泡と白は2000年のシャルドネ、後半の赤が1995年のカベルネでメインにマヤを出しました。ワインリスト1) 2000 Schramsberg Blanc de Blanc 2) 2000 Chateau Woltner Chardonnay 3) 2000 Flowers Camp Meeting Ridge Chardonnay 4) 2000 Rochioli South River Vineyard Chardonnay 5) 2000 Kistler Kistler Vineyard Chardonnay 6) 1995 Grgich Hills Cabernet Sauvignon 7) 1995 Mount Veeder Reserve Meritage 8) 1995 Clos du Val Reserve Cabernet Sauvignon 9) 1995 Viader 10) 1995 Dalla Valle Mayaおまけ11) 1995 Dominus感想を軽くコメントします1)シュラムスバーグのBdB2000　きれいな熟成感のあるふくよかな香り、時間とともに旨み柔らかさ。2)元ラミッションのウォルトナー　黄桃、蜜リンゴ、ポップコーン、ケミカリーさ、ややシャルドネぽくなくて　アルザス的なニュアンスも。ドライでバランスがよい。スケールは小さい。3)あのキスラーに葡萄を供給する、フラワーズ・キャンプミーティング　イエローな色付き。ナッツや黄桃、ロースト感。果実の熟した落ち着きある、　味わいでなかなかの肉感あるスケール。まあまあのバランス。4)ロキオリのシングルヤード　火打石やミルキーさ、バタースコッチ、プリン、ピーチ、燻したスモーク香。　上質の樽香。これは個性的で説得力ある香り。　味わいもだれることなく肉厚、下支えする酸で上々のバランス、5)キスラーのリファレンス畑、キスラーヴィンヤード　これはちょっとお疲れ気味で、熟成が進んでいる。香りがややへたれて落ち気味。　味はまあしっかりした旨みでバランスもよく美味しく飲めた。香りだけ老化。2000年のカリフォルニアシャルドネは総じて飲み頃、ほどよいボディと酸もきちんとありバランスもよく美味しく飲める。でもこれ以上は成長する感じでなく、今がピークという感じですかね。ここからは後半で、1995年のカベルネをいきます。6)ガーギッチ　中級のレンジ　少々過熟感あるプラムやブラックベリーの果実香にアーモンドや杉の香り。　典型的なカリカベを感じさせるお手本のような香り。複雑さや重厚感はあまり　ないけど、30$程度の価格を考えるとよく出来ている。程よい熟成感のある　落ち着きある味わいも好印象。7)日本では見かけないマウントヴィーダー（個人的には好き）　ボルドーよりもつやつやした、ロースティな樽の香り、ブラックカラントや杉。　バランスがよく、タンニンが綺麗に溶け込んだやや癒し系の佇まい。クリーンで　洗練されたまとまりのある上質の味わい。新世界とは思えないほどの完成度。8)JALファーストクラスでオンリストされたことのあるクロデュヴァル　ブラックベリー、ミント、鉄分、落ち着いたカベルネチックな香り。　タンニンの量が豊富で、しっかりした飲み応え余韻の長い酒質。気持ちよい　旨みが長く口の中に残る。堂々たる酒質ですね。9)カリフォルニアのシュヴァルブランと呼ばれたヴィアダー　（フランが多い）　軽いミント、ブラックベリーキャンディー、オリエンタリーさ、ハーブ、　清清しい乾いた感じのあるボルドーとは真逆の明るい印象の香り。　そこそこ厚みがありながらエレガントにまとまってタンニンががっつりとは逆の　エレガントさ。フィネスを感じる雑味のない、綺麗なバランス。完成度高い。10)そしてメインはマヤ様登場。95年はパーカー98点だよ。　6)に似たやや焼けた感のあるカリフォルニアチックな香りのニュアンスだが　複雑性が相当ある。味わいが驚くべき酒質で、酸もたっぷり、タンニンもたっぷり　でも成分が溶け込んでスケールを感じつつも嫌味がなくてしっかりした主張がある。　飲み応え満点で旨みの充実感。相当濃いのに歯茎がシブシブにならないとこがいい。カリカベ95年は総じて、酒質がしっかりし、香りにまだ腐葉土や紅茶といった熟成のニュアンスがまだ微塵も出てない。しかし味わいの成分がきれいに溶け込んで飲み味としては落ち着いた、角の感じない飲み心地よく、飲み応えもあるスケールがある。今飲むには充分に美味しく飲めるし、今後熟成香を楽しみたいなら寝かせてもよいかな。今回のセレクションは酸がしっかりあってバランス的にいい銘柄を選んだせいか、カリフォルニアといえど飲み疲れしない、我ながら素晴らしいセレクションになったと思います。参加された方はカリフォルニアの素晴らしさを満喫できたと思います。

  October 29, 2011

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  カサノヴァ・ディ・ネリ　ロッソ・ディ・モンタルチーノ０９年

  今日のワインはイタリアの赤です。イタリア赤は振り返ってみるとすごい久しぶりで飲んだのは半年ぶりくらいです。格付け：ＤＯＣロッソ・ディ・モンタルチーノ　産地：トスカーナ、イタリア　輸入元：アルカン　ブドウ品種　サンジョベーゼ100％　アルコール度　14.5% 価格：２１００円　自己評価：☆☆☆＋色はほどよい濃さのダークルビー、エッジは若いけれど紫の気配がなくてレッド。香りは、ブラックカラント、ハーブ、オリエンタルなスパイス、ローストした樽、焼けたアスファルト、バニラ、動物の皮、樹液、マニキュアの除光液、セメダインなどの化学的な香り。味はミディアムボディの辛口。乾いた高いアルコール、果実味はほどほどの厚み、酸は高めで締まった印象。タンニンがほどよく収斂味を出していて、長いめの余韻。リキュールっぽい高アルコール度の果実感。相当ブドウの完熟度が高かったのだろう。旨みものっていて飲み応えもある。アルコールの高さとは裏腹に硬さや飲みにくさはなくて適度にこなれた感じ。2000円そこそこの価格としては上々のコスパで飲んだ満足度はある。

  October 26, 2011

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  バルメ・ブシェール　アルザス・リースリング・クロサンド０６年

  今日のワインはアルザスの白です。格付け：AOCアルザス 産地：アルザス地区、フランス 購入時価格：2200円輸入元：ヴィノラム 　ブドウ品種：リースリング100% 自己評価：☆☆☆＋色はクリアでやや色付きのよいレモンイエロー｡香りは､ライチ、マスカット、パイナップルのフルーティな香りに、軽めに上品なペトロール、石灰系ミネラル、白い花、レモングラスなど。フルーティさとミネラリーさが混合した感じ。味はミディアムボディの辛口｡果実味は中ぐらいに厚みがある白桃のような果実感。酸がしっかりのり、キレのあるシャープさでフレッシュぴちぴち感｡ミネラル感がほどよい硬さのある余韻を演出。若い果実の苦味もやわらいでマイルドな味わいになっていて飲み口に不快感がなくスムーズな嚥下感。きれいに造られたクリーンな自然派の味わいですな。飲み口がいいのでするする飲めてしまい、お代わりしても飽きがこないので、あっという間に１本空いてしまいそうなそんなワイン。気持ちよく美味しくいただけます。コスパも２０００円ちょいなら充分納得。くせの少ないきれいなリースリングを飲みたいなら、おすすめです。

  October 24, 2011

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• 【ワイン会参加者募集】　12/3 トスカーナ９５年特集

  このワイン会は満員となりました。参加者募集終了です。こんにちは、12/3に新橋でイタリアワイン会を開催します。内容は次の通りです。テーマ 『トスカーナ９５年特集の会』日時：２０１１年１２月３日（土）午後６時開始場所：新橋イタリアン　会費：12500円程度（お料理のコース料金5000円込み）定員：１０人程度ワインリスト1) N.V. Franciacorta Bellavista 2) 2006 Tua Rita Rodano (TBD) 3) 2006 Les Macchiole Paleo Bianco 4) 1995 Conti Costanti Rosso di Montalcino 5) 1995 Castello di Ama Chanti Classico Casuccia 6) 1995 Castello di Ama Chanti Classico Bellavista 7) 1995 Ciacci Piccolomini Brunello di Montalcino Vigna Pianrosso 8) 1995 Mondavi-Frescobaldi Luce 9) 1995 Argiano Solengo 10) 1995 Tenuta Dell'Ornellaia Massetoご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  October 22, 2011

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  カセドラル・セラー シャルドネ　10年

  今日のワインは南アフリカの白です。産地：南アフリカ　購入時価格：１１５０円　輸入元：国分株式会社　ブドウ品種：シャルドネ１００%　自己評価：☆☆☆＋カセドラルセラーは南ア大手のKWV社の上級キュヴェのブランドのようです。色はクリアで明るく色付きよいやや濃いめのレモンイエロー。香りは、白桃、洋ナシ、青肉メロンなど充実したリッチなフルーツのフレーヴァーにスパイシーさチューク、レモングラス、白い花、クールミント、プリン、白コショウ、クリーム、ナッツなど、熟した甘いフルーツと樽とすっとする爽やかさの競演。味はミディアムボディの辛口。果実味が充実してリッチばボディ感。旨みとフルーティさの分かりやすい味わい。ミネラル感は少々。酸は目立たなく柔らかだがバランスを崩さず下支えしてキレ味もほどほどにある。アルコールは意外に低め。ほどよい若い果実の苦味がいいアクセントでアフターとして残る。旨みとコクと爽やかさがバランスよくまとまり、飲み飽きせずに思わず飲み進んでしまうような味わい。1000円台前半としてはコスパは中々いいほう。

  October 21, 2011

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  大手町のビストロで、あやしいワイン会に参加しました

  今日は、大手町のビストロで、”あやしいワイン会”なるイベントに参加してきました。テーマが世界のピノノワールということのようですが、なにぶん初参加なので恐る恐るの参加です。ピノノワールのワイン６種類登場で、コース料理と込みで8000円の内容です。お料理は写真に撮らなかったけれど、きちんとしたフルコースディナーでしたので、結構コストパフォーマンスは良かった会でした。出たワインは1) 1995 Carte d'Or Brut　Drappier2) 2008 Willamette Pinot Noir Bergstr?m3) 2008 Alsace Pinot Noir　Binner4) 2008 Estate Pinot Noir　Stefano Lubiana5) 2003 Cas? Riva del Ciliegio　Alberto Anguissola6) 2005 Nuit- Saint-Georges 1er　Dm.Prieure Rockワインの感想を軽くコメント1)オープニングはピノの泡ってことでブランドノワール　1995年ってことで熟成感がかなりあり、ややヒネた香り。プラム、花の蜜、　リンゴ系のシロップ風な香り。柔らかで落ち着いた程よいボディ感の味わい。　個人的には熟成進みすぎで、もうちょっと早めに飲んだほうがよかったかも。さてここからピノ赤の5連発2)まずはアルザス　淡く濁ったダルなルビー色。紅茶、漬物、発酵したいかにもビオっぽい香り。　軽やかでスケール小さくチャーミング、個人的にはこの癒しな軽さが心地いい3)そしてオレゴン　やや濃いめのクリアなルビー。木苺、パプリカ、ロースト香、磯っぽいミネラル、　紫蘇、アルコールの揮発香など。個性的です。程よく軽い酸とジャミーな果実味　だれること無い不思議にいい上品なバランス。アルコールも強くなく、飲み易い。4)お次はオージーのタスマニア産　やや赤紫を帯びたクリアな濃いめのルビー色。落ち着いたシックなブラック　ベリー、ハーブや赤い花、少し漬物ビオ系、オリエンタリーな香水などの香り。　角がなく丸みを帯びた酸味、ほんのりと甘みのある赤いベリーな果実味。　アルコールが目立たなくバランスもよい5)そしてイタリア　粘りのあるグリセリンたっぷりの濃いダークルビー。　クランベリー、ハーブ、ヨード、ジャミーな熟した黒果実の香り。　ミディアムなボディで丸みがありエレガント。飲み応えもあり旨みも充実感あり。　あとで調べて、これが3000円そこそことはかなりコスパがいいですよ、これ。6)最後はピノの大御所ブルゴーニュ　濃すぎず程よい色付きのルビー。梅紫蘇、レッドベリー、少々漬物、スパイシー　さ、落ち着いた樽香のある複雑性を帯びた香り。味わいはぐぐっと旨みがあって　堂々とした酒質。タンニンの質がよく、長く心地よい余韻があります。　アタックは軽いのにじわじわと旨みが出てくる感じ。これは旨いですねぇ。　トリを飾るにふさわしく満足感が充分ありました。ということで、何があやしいかよく分からない会でしたが、自然派主体の真っ当なピノずくしで美味しくいただけました。

  October 19, 2011

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• 銀座ワイズワインさんでシャンパーニュの試飲会

  今日は銀座のワイズワインさんで試飲会がありましたので参加してきました。テーマは高品質シャンパーニュ飲み比べ。参加費がたった２０００円で、シャンパン１２種類が嬉しい飲み放題です。ワインは写真が撮れなかったので（汗）、写真なしです。飲めたワインは（本数多すぎでコメント書ききれないので）☆印でお気に入り度を記入ジョゼ・ミシェル・エ・フィス　NV ブリュット・トラディション☆☆ルネ・ジョフロワ　NV プルミエクリュ　ブリュット☆☆シャルリエ・エ・フィス　NV ブリュット・カルト・ブランシュ☆☆☆ミシェル・アルノー　NV グランクリュ　ブリュット・トラディション☆☆☆ジャン・ルイ・ヴェルニョン　NV ブリュット・プルミエ・クリュ☆☆☆☆　火打石の個性豊かヴァルニエ・ファニエール　NV グランクリュ　ブラン・ド・ブラン☆☆☆ペウ・シモネ　NV セレクション　ブリュット　グラン・クリュ☆☆☆ガティノワ　NV グランクリュ・ブリュット☆☆☆リシャール・シュルラン　2005 ブリュット　キュヴェ・ジャンヌ☆☆☆ポール・バラ　2002 グラン・クリュ　ブージィ・ブリュット・ミレジム☆☆☆☆　上品で繊細なのに複雑シャルリエ・エ・フィス　NV プレスティージ・ロゼ☆☆☆ミシェル・アルノー　NV グラン・クリュ　ヴェルズネィ・ロゼ☆☆今回登場したワインはなんと、よりどり３本９９９０円（＠３３３０円）で販売されていたので気に入った銘柄を選んで買いましたよ。かなりお得です。

  October 17, 2011

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• 【ワイン会参加者募集】　11/26熟成ブルゴーニュの会

  こんにちは、11/26に新橋で熟成ブルゴーニュをテーマにしたワイン会を開催します。内容は次の通りです。テーマ 『熟成ブルゴーニュ特集の会』日時：２０１１年１１月２６日（土）午後６時開始場所：新橋イタリアン　会費：15000円　（お料理は5000円のコース）定員：１０人程度ワインリスト1) N.V. Andre Clouet Champagne Grande Reserve Brut 2) 1991 Etienne Sauzet Puligny Montrachet 1er Les Combettes 3) 1992 Domaine Besancenot Corton Charlemagne 4) 1989 Domaine Ramonet Chassagne-Montrachet Les Caillerets 5) 1985 Nicolas Potel Bourgogne Rouge 6) 1988 Virely-Rougeot Beaune Clos De L'ermitage St. Desire 7) 1990 Coron Nuits St. Georges Clos Des Corvees 8) 1986 Domaine du Clos Flantin Vosne Romanee 9) 1985 Robert Arnoux Vosne Romanee 1er Les Suchot 10) 1966 DRC Romanee St Vivant (Marey Monge) ご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  October 15, 2011

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  ロベール・グロフィエ　ブルゴーニュ・パストゥグラン09年

  今日のワインはブルゴーニュの赤です。格付け：ＡＯＣブルゴーニュ・パストゥグラン　産地：ブルゴーニュ、フランス　輸入元：ラック・コーポレーション　ブドウ品種：ガメイ＋ピノノワール　購入時価格：２０８０円　　自己評価：☆☆＋色はエッジがやや薄いめの紅色で、中心部が明るいルビー。鮮やかな色合いです。香りは、ブラックベリー、アメリカンテェリー、ハーブ、ローストした樽、バニラ、ミント、軽めの漬物臭、ミルキーな乳酸系の香りなど。味わいは、ミディアムボディのやや辛口。果実味がリッチでよく熟した感がある甘さ。酸がややゆるめ、タンニンは果実味に覆われて目立たない。アルコールやミネラルは中庸。まるでユドロバイエみたいな甘さの個性。酸が09らしく不足気味で締りが無い、アフターがまるでカリフォルニアのような感じ。ブルゴーニュ的な美しい酸を期待しちゃうとちょっとがっかりかな。果実の未熟感はなく、充分な酒質があって2000円そこそことしては旨みがあるのだが、いかんせん酸が足りないのでやや飲み飽きやすい感じ。好き嫌いは分かれるでしょうが、０３年に似た個性なのではと思うのだ。数年熟成させて果実の個性がやや落ちてきたらバランスが整ってくるのではとも思うのだけど、このクラスのワインを寝かせるほどセラースペースに余裕があるわけでもないので悩ましいところだ。

  October 13, 2011

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  シャトー・シャントグリーブ08年

  今日のワインはボルドーの白です。格付け：ＡＯＣボルドー　産地：ボルドー・グラーブ　輸入元：モトックス　ブドウ品種：ソービニョンブラン50％、セミヨン50％　購入時価格：1580円自己評価：☆☆☆☆　色は少し緑がかった色付きのよいクリアなレモンイエロー。値段相応な濃さです。香りは、ライムやレモン、ナッツ、軽いムスク、ベルガモット、アカシアの花、セージ、グリーンリーフなど。冷えていても、よく開いた個性的な香り。ソービニョンブラン的な青さも少しありつつもセミヨン的なタイトさや色気が兼ね備えていて、面白い複雑性が少なからずあります。味はライト～ミディアムボディの辛口。フレッシュな柑橘系のフルーツの程よいボディ。キレのよい酸味がきっちりのった爽やかさを演出。アルコールやミネラルは中庸なストラクチャ。抜栓初日はやや硬めのニュアンスがあったが、2日目にバランスよくまとまって上品でありつつも旨みものった味に変身。心地よいアフターの長さも上々。2日目は、かなり旨いですね。コスパは上々。1000円中頃だけど、2000円くらいのコスパはありそう。おすすめだけど初日に飲みきらないで、ぜひ2日目も味わってみてほしい。ちなみにこのワイン、酒石酸がすごいです。ご参考までに

  October 11, 2011

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  シャトー・レ・ゾルム・ド・ペズ９４年

  今日のワインはボルドーの赤です。格付け：ＡＯＣサンテステフ　ブルジョア級　産地：ボルドー・サンテステフ村　ブドウ品種：カベルネソーヴィニヨン70％、メルロー20％、カベルネフラン10%輸入元：モトックス　購入時価格：2710円　自己評価：☆☆☆＋　色はエッジがややガーネットの気配ありで、中心部が中くらいの濃さのダークルビー。ボルドーとしては、やや熟成感が出始めた程度の色合い。香りは、やや干した感のある甘いブラックベリーのドライフルーツ、ハーブ、杉、腐葉土、紅茶など、やや熟成のニュアンスが出ています。味はミディアムボディの辛口。果実味、タンニン、アルコール、ミネラルともに中庸でタンニンがこなれた丸みのある柔らかさ。アフターは余り長くないがバランスよく、まとまった感じの味わい。フィネスを感じるほどではない、野暮ったさは少しあるものの程よい飲み応えもあってバランスもよくまとまって無難に美味しい優しい味。3000円弱なら充分頑張っているコスパではあると思う。並みのブルジョア級よりは上の質感あるもののグランヴァンの風格は、そこまではないかな。サンテステフにしてはタンニンが柔らかく過熟感があって早めに飲み頃になるのかなとそういうタイプかなと思いました。

  October 9, 2011

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  ９３年ボルドー水平飲み比べのワイン会を開催しました

  今日は隊長主催のワイン会。テーマは93年ボルドー特集。新橋のイタリアンレストランにて１２人の参加で会費12000円です。ワインはワインリスト1) N.V. Margaine Champagne Brut ×２ 2) 2004 R de Rieusec 3) 2004 Les Plantiers du Haut Brion Blanc4) 1993 Ch Yon Figeac5) 1993 Ch d'Armailhac6) 1993 Ch Pichon Baron 7) 1993 Ch La Conseillante 8) 1993 Ch Leoville Barton9) 1993 Pavillon Roges de Chateau Margaux10) 1993 Ch Margaux11) 1990 Rene Mure Tokay-Pinot gris Clos St Landelin SGN感想を軽くコメントします1)乾杯用のシャンパン　マルゲーヌ　程よい熟成感のある、アタックがおだやかで落ち着きある丸み、厚みも そこそこあり、飲みごたえとアフターの甘み。上々の酒質まずはボルドー白2発2)安い2000円級のソーテルヌの辛口だが香りがあまり立たず、つかみどころ　の乏しい凡庸な酒質。やや飲みごろの下降線に入ってるかも。3)オーブリオンブランのセカンド。ファーストよりうんと安いのだが。　フラワリーな華やかな香りに蜜のニュアンス。ボディ感もあってまあ値段なり。ここから93年ボルドー水平飲み比べ4)ピーマンや香草、疲れた枯葉、スーボワ、カツオだし。湿った熟成香の印象。　やや軽めのボディで、タンニンも軽くすんなりスムージな飲み口。　優しい味わいで、スケールに乏しい。5)黒い土、焦げたオーク、ブラックカラントの香り。タニックでカベルネの　個性が強い。クラシックな造り。まだ渋くて飲み頃が先。6)ハーブや赤いベリー系の香り。こちらは柔らかく優しい癒し系の酒質。　力強さは2級らしくない弱さだが、今飲んで充分に美味しく飲める。7)ケミカリーでハーブ、スパイシー、黒い果実。ややコンディションに難有り　かも。ポムロールらしさがなかった。8)黒い果実、ハーブ、インク、杉。まだ熟成感は出てきてないが香りに複雑性　あり。酒質も力強く堂々としたスケール感。アフターの余韻も長い。9)マルゴーのセカンド。ファーストに比べてどれだけ頑張れるのかと期待したが、　酒質は薄く、期待はずれ。5級クラスのレベルくらいしかない。物足りない。10)本家、マルゴーです。黒い果実にミント、ロースティな樽、赤い花の調和　した複雑な香り。酒質もスケール有り、堂々とした飲み応え。　期待を裏切らない味でした。93年ボルドーは全体的に、まだ熟成したニュアンスの香りが出ていなくて、若い果実のフレッシュさが落ちてきた微妙に中途半端な熟成状態の位置付けかな。でもマルゴーやレオヴィルバルトンなど優秀なシャトーについては格付けに恥じない期待を裏切らない飲み応えがあって、やっぱり生産者を選ぶ年なんだなと思いました。まあ価格や品質などを含めたトータル的には不満はない年だと思います。

  October 7, 2011

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  ウィリアム・フェーヴル　シャブリ０９年

  今日のワインはブルゴーニュの白です。格付け：AOCシャブリ 産地：シャブリ地区、ブルゴーニュ 購入時価格：1820円輸入元：サントリー 　ブドウ品種：シャルドネ100% 自己評価：☆☆☆フェーヴルのこのワインはメゾン物とドメーヌ物があるそうですが、今回のワインはメゾン物（安いほう）になります｡色はクリアで並みの濃さのレモンイエロー｡香りは､ライム、青リンゴ、粉っぽいミネラル、チョーク、白い花、レモングラスなど｡割とタイトで冷たくミネラリーです。味はライト～ミディアムボディの辛口｡果実味は柑橘っぽくなくて赤リンゴ系。そこそこにボディ感｡ミネラル、アルコール感は中庸、酸味はおだやか。アフターに若い果実のエグミ｡まあそれなりに可もなく不可もないバランスのよいシャルドネって感じ。感動するものがない平凡なんだけど外れではないってとこかな。09ブルの白にありがちな酸の緩さもさほどではなく、まあまあ美味しくは飲める。2000円以下としてはごく普通レベルの白でしょう。

  October 6, 2011

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  千駄木イタリアンでオージーワイン会に参加しました

  今日は、千駄木のイタリアンレストランで、インポーターのＡ Winesさんのワイン会が開催されたので参加してきました。オーストラリアとニュージーランドのワインで、コース料理と込みで6300円とたいへんお得な内容です。ワインはワインリスト1) The Hedonist 2010 Viognier Chardonnay McLaren Vale2) TerraVin 2009 Sauvignon Blanc Marlborough 3) TerraVin 2006 Sauvignon Blanc & Semillon 4) Ngeringa 2008 Chardonnay Adelaide Hills5) Ngeringa 2007 Pinot Noir Adelaide Hills 6) TerraVin 2008 Pinot Noir Marlborough, N. Z.7) pondalowie 2008 Vinyard Blend8) Moonvine 2009 Shiraz Cabernet Sauvignon Merlot 9) Coates Consonance 2007 Syrah & Cabernet Sauvignon 10) Coates Organically Grown McLaren Vale Syrah 2006 11)Ngeringa 2006 Syrah Adelaide Hills A Winesさんの代表ミックさんの流暢な日本語での説明を交えたいへん楽しく酔っ払えました。あまりオージーは経験なくてくわしくないけれど、イメージとしては、酸が弱くアルコールが高く疲れそうなワインというイメージばかり強いですが、今回のワインは全体的にビオや有機の栽培をしているものがほとんどでクリーンな味わいでした。特にネリンガが値段の割りにクオリティ高くてとてもよかった。確かにブルゴーニュやローヌとは毛色が違いますが果実のクリーンさが印象的でしたよ。これは探して買ってみたいと思うほどのレベルでしたね。2）3）や5）6）や8）9）の似たもの同士２種ずつをブラインドで飲んで当てる軽いゲームもありましたが、飲んだ経験ないから難しかったです。でも産地やヴィンテージや品種や作り手の個性の違いを理解できて面白かったです。会費の割には、飲めたワインのクオリティを考えるとかなりお得な会だったと思います。何はともあれ、ネリンガを忘れずに。。。

  October 5, 2011

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  ギガル　クローズエルミタージュ06年

  今日のワインは南仏の赤です。格付け：ＡＯＣクローズエルミタージュ　産地：ローヌ、フランス　輸入元：ラック・コーポレーション　ブドウ品種：シラー１００％　購入時価格：２０８０円　　自己評価：☆☆☆☆色はエッジが明るいレッドで、中心部がほどよい濃さの明るいルビー。香りは、ブラックベリー、プラム、ハーブ、鉄サビ、スパイシーさ、パプリカ、ヨードミント、アルコールの消毒液など、個性があるというか結構複雑性があります。味わいは、ミディアムボディの辛口。柔らかなアタックのタンニン。酸、アルコールは中庸で目立たない。アフターにはほんのり嫌味のない果実の甘み。ソフトな丸みのある味わいでくせがない、やさしさ。程よい旨みを伴う余韻。2000円そこそこの価格帯からすると上々のパフォーマンス。まさにミニシラーの入門編というか、お手本のような味わい。とりあえずシラーをお勉強に飲んでみようかというには、もってこいの内容です。シラー種をこの値段で飲めるというのも魅力ですね。かなりおすすめ。

  October 3, 2011

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  大宮の居酒屋にてワイン会を開催しました

  今日はワインを持ち寄りにてワイン会。大宮のワイン好きが集まる某居酒屋にて開催しました。ワインは各自持ち寄りなので、いろいろなヴァラエティーに富んだラインナップになりました。1) Deutz Champagne Brut Classic N.V.2) Nikolaihof Steiner Hund Riesling Reserve 03　3) Robert Gilliard Fendant Sion Les Murettes 094) Leflaive Puligny Montrachet　075) Domaine Jean Paul Droin Chablis G.Cru Vaudesir 996) Kistler Durell Vineyard Chardonnay 977) Domaine Henri Rebourseau Gevrey Chambertin 028) Riecine Chanti Classico Reserva 009) Clos du Marquis 0610) Haut-Bages-Averous　95

  October 1, 2011

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  ジェイコブスクリーク　シャルドネ・ピノノワール・ブリュットＮＶ

  今日のワインはオーストラリアの泡です。産地：オーストラリア・ヴァロッサヴァレー　輸入元：ペルノ・リカール・ジャパン購入時価格：1185円　ブドウ品種：シャルドネ75%。ピノノワール25%　自己評価：☆☆＋　色はクリアで少し緑がかったやや色付きのよい濃さのレモンイエロー。泡は粒自体は細かいけど、全体からぶわっと勢いよく出てきて、糸を引かない品の無さ。香りは青リンゴ、レモン、粉っぽいミネラル、気持ちイースト香、ナッツなど。でもあまり複雑さはない感じ。味はライト～ミディアムボディのやや辛口。果実味がリッチでフルーティ。旨みもあるが、やや酸が乏しくてだらしない。ミネラルがやわらか、アルコールは思ったほど高くない。程よい泡の刺激のアクセント。飲んだあとにグレープ炭酸ジュースのようなジューシーで残糖感のあるアフターがあり、品がよろしくない後味。あまりタイトでない飲み口で飲み易いが安っぽい感じがする。お食事にあわせるというよりも、スナック菓子などに気楽に飲むのが合っている感じ。ということで、飲み易いがあまり高級感がない泡ってことで、スッキリもしないし、まあ値段相応かな。自分の好みではないのでおすすめはしないです。

  September 30, 2011

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  プチ・ボルドーワイン会を開催しました

  今日は隊長主催のワイン会。テーマはプチ・ボルドーワイン会。新橋のイタリアンレストランにて６人の参加で会費16000円です。テーマが　”プチ”とはいっても、ハーフボトル中心の会なので人数が少人数になっただけでプチという控えめなテーマ名ですが、内容はこだわりましたよ。ワインは1) N.V. Egly-Ouriet Champagne Brut Tradition Grand Cru 2) 2002 Vincent Girardin Chassagne-Montrachet Blanchot-Dessus 3) 2002 Domaine Ramonet Puligny Montrachet Les Enseigneres 4) 1988 Ch Talbot second demi 5) 1983 Ch Petit Village 6) 1983 Ch Pichon Lalande demi 7) 1983 Ch Lafite Rothschild demi 8) 1993 Ch d'Yquem demi ワインの感想は1.ウーリエのスタンダード　ふくよかな旨み、スケール感のある厚みがありつつもエレガントなまとまり。　程よい熟成香。ピノ系の華やかさもあり堂々とした飲み応え。スターダード　としては名に恥じない素晴らしい造り。　2.ジラルダンのシャサーニュ1級　少し熟成感が進んだ印象、キンカンや黄桃、べっ甲飴、やわらかいミネラル、　蜜感。酸はゆるめ。まあ美味しくは飲めるが、やや疲れた印象がある。　シャサーニュの並みの造り手は早めに飲んだほうがいいのかな。3.ラモネのピュリニー村名　これはピンと張り詰めたミネラルがあります。白い石灰系ミネラルにりんご　や火打石、上品な花の蜜、乳酸系のミルキーさ。酸がしっかり効いていて　飲み飽きしない硬めのピュリニーらしいテイスト。これを飲むとほっとします。ここからは赤4.タルボのセカンドのハーフ　バックヴィンテージなので心配したが、状態万全。絶頂の飲み頃。角がとれて　シルキーなテイストにボルドーのお手本のような熟成香。　こういうの飲むとほっと落ち着きます。　セカンドでも、ばっちりきれいに熟成させれば見事な味わいになるお手本のよう。5.プチヴィラージュのフルボトル　これは杉やスーボワ、シガーの熟成感のある香りが充満。オークやカツオだし　の香りもあり、やや果実の細さ。タンニンは逆に硬めで若干の渋みがアフター　にあり、83らしさを演出。まあまあの出来具合だが洗練されてない感じはある。6.ピションの83ハーフ　これはパーカーポイントも高く期待していたのだが、残念だが外れボトルでした。　ケミカルなセメダインのような香りに苔むしたカビっぽい香り。味も酸の収斂味　が出ていて角が立ち、美味しく飲めなかった。どうやらコルク不良のようですね。7.メインはラフィットの83ハーフ　これは上々の状態。ブラックカラント、黒い土、杉、ミント、オリエンタリーな　香水、固めの炭ぽいミネラル、ボルドーらしいけど質実な感じのまだ熟成の　始まりといった印象。旨みも充分で余韻もしっかり心地よい、堂々とした酒質。　ハーフなのにこんなに若々しいのは不思議なくらい。　それでもまあ美味しく飲めたのでよしとする。8.デザートにイケム93　予想外に熟成が進んで、普通のソーテルヌって感じの甘口デザートワイン。　イケムらしい洗練されたエレガントさを感じない。不良のボトルというわけ　ではなさそうなので、これが93の出来栄えなんでしょう。　残念だが凡作ですね、93年は。まあそこそこに美味しくは飲めたけど。ということで、当たり外れがいろいろあったわけですが、現在高騰して手に入りにくくなってしまったラフィットを実力どおりに美味しく飲めたことが何よりよかったです。

  September 27, 2011

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• 【ワイン会参加者募集】　11/5 ボルドー６６年特集

  こちらの会は満席になりましたので募集を締め切りました。こんにちは、11/5に新橋でボルドー古酒をテーマにしたワイン会を開催します。内容は次の通りです。テーマ 『ボルドー６６年水平飲み比べの会』日時：２０１１年１１月５日（土）午後６時開始場所：新橋イタリアン　会費：13000円　（お料理は5000円のコース）定員：１０人程度ワインリスト1) N.V. Lamiable Champagne Brut Grand Cru 2) 2002 Paul Bara Champagne Brut Millesime 3) 2001 Weingut Brundlmeyer Gruner Veltliner Alte Reben 4) 2001 Weingut Knoll Gruner Veltliner Loibner Smaragd 5) 1966 Les Ormes-de-Pez 6) 1966 Langoa-Barton 7) 1966 Brane-Cantenac 8) 1966 La Lagune 9) 1966 Lafon Rochet 10) 1966 Beychevelle 11) 1966 Pichon Lalande 12) 1966 Rayne Vigneau ご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  September 26, 2011

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• 【参加者募集】10/29にカリフォルニア会を開催します

  こんにちは、10/29に新橋でカリフォルニアをテーマにしたワイン会を開催します。内容は次の通りです。テーマ 『カリフォルニア白00赤95の会』日時：２０１１年１０月２９日（土）午後６時開始場所：新橋イタリアン　会費：12500円程度　（お料理は5000円のコース）定員：１０人程度ワインリスト1) 2000 Schramsberg Blanc de Blanc2) 2000 Chateau Woltner Chardonnay3) 2000 Flowers Camp Meeting Ridge Chardonnay4) 2000 Rochioli South River Vineyard Chardonnay5) 2000 Kistler Kistler Vineyard Chardonnay6) 1995 Grgich Hills Cabernet Sauvignon7) 1995 Mount Veeder Reserve Meritage8) 1995 Clos du Val Reserve Cabernet Sauvignon9) 1995 ViaderV) 1995 Dalla Valle Mayaご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  September 25, 2011

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  シャトー・カマンサック０７年

  今日のワインはボルドーの赤です。格付け：ＡＯＣオーメドック　メドック５級　産地：ボルドー・オーメドック地区　ブドウ品種：カベルネソーヴィニヨン50％、メルロー50％輸入元：アルカン　購入時価格：2160円　自己評価：☆☆☆＋　色はエッジが赤紫で中心が底が見えないほど濃いダークルビー、粘性も結構ある。若いニュアンスがあり、堂々とした風格の濃さ。香りは、カシス、ブラックカラント、ローストオーク、炭、インク、ハムの燻製、アルコールの揮発香など。若いロースティな樽にたっぷりの果実感。味はミディアム～フルボディの辛口。果実味、タンニンもたっぷりで若さに溢れているが、タンニンは柔らかで渋みが目立たない。アルコールや酸は中庸で骨格がしっかり。ストイックで質実な大らかな味わいとは違う味わい。余韻も充分すぎる長さ。確かにグランヴァンの堂々とした風格はある。まだまだ熟成を期待できる若さと酒質のしっかり度があるが、今でもきつくなく美味しく飲める。これが2000円ちょいで楽しめるとは、これはたいへんコスパが優れてます。07のボルドーはタンニンが柔らかくて若いうちでも飲める傾向にあるような気がします。あまり高いクラスだとこんなに早く開けるのはさすがにもったいない気がしますが、これくらいの価格帯なら気兼ねなく開けられるし、確かな飲み応えもあるので、早くても今飲むにはちょうどよいワインだと思います。

  September 23, 2011

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  レイモン・デュポンファン　ブルゴーニュ・ショームドペリエール09年

  今日のワインはブルゴーニュの白です。格付け：AOCブルゴーニュ 産地：ブルゴーニュ 購入時価格：2600円輸入元：フィラディス 　ブドウ品種：シャルドネ100% 自己評価：☆☆このワイン、本来はムルソー村名格らしいのですが、土を畑に足したためにデクラッセしてしまったという曰く付きのワイン｡ACブルとしては値段高めですが、ムルソーと思えば安めだし､微妙な中ほどの価格レンジ｡はたしてどの程度のワインなのでしょうか､とっても興味深いです｡色はクリアで並みの濃さのレモンイエロー｡香りは､青肉メロン、白桃、花の蜜、石灰系ミネラル、チョーク、磯自慢などの個性あふれる香り｡果実のよく熟したトロピカルさが主体の香りです｡味はミディアム～フルボディのやや辛口｡果実味はピーチのようなリッチな果実感｡アルコール感は高め｡ミネラル感は塩っぽい｡酸味はやや緩い、キレのない味｡果実味のふくよかさがブルゴーニュ的でなく、新世界風ですね｡香りは良く開いているが､味は濃厚ではあるもののバランス的にあばれていて、嚥下しにくい飲みにくさ｡味的にいまいちです｡まるでエキスをむりやり抽出したかのようです｡酒質的には確かにACブルのレンジ以上のものを感じますが､さすがにこのバランスの悪い品のなさは個人的にリピートはしたくない｡ブルゴーニュの繊細さが好きな人には､あまりおすすめはしません｡このバランスの悪さは09年のせいなのか､生産者の個性なのか定かでないですが､ここのところ09ブル白をいろいろ試して見ているところでは、09の個性のような気がしてきてます｡

  September 20, 2011

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  ヴァイングート・グラッツァー　グリューナーフェルトリナー10年

  今日のワインはオーストリーの白です。産地：オーストリア、ニーダーエステルライヒ地方　輸入元：モトックス　ブドウ品種：グリューナーフェルトリナー100％　購入時価格：990円自己評価：☆☆☆　色は明るくクリアなレモンイエロー。値段相応な並みの濃さです。香りは、ライムや青リンゴ、クールミント、レモングラスなどのグリーンハーブ、緑茶のさわやかな香りなど。味はミディアムボディの辛口。値段の割にはボディ感があります。柑橘系の果実味なのだが意外に厚みがある感じ。アルコールも高め、酸も高め。エグミとかは少ないんだけど、重みが嫌味に感じてしまう。すいすいと飲みやすくはない。香りの爽やかさとは裏腹に不自然に鈍重な雰囲気。このワインを美味しく飲むには、氷を入れてキンキンに冷やしつつやや味わいのキャラを薄めてあげると、爽やかになって飲みやすくなるね。まあこの値段なら、じっくり味わいを楽しむよりも飲みやすくして気楽に楽しむほうが合ってる気がする。1000円くらいとしては、まあまあのコスパですかね。

  September 16, 2011

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• コシュ・デュリを飲む会に参加しました

  今日は新橋で、Tさん主催のワイン会に参加しました。テーマはブルゴーニュワイン会なんですがメインにコシュデュリが出るとのことで期待大です。いいヴィンテージのコシュデュリが出て、後半は赤の特級も２本あるのに、会費が12000円（お食事5000円込み）とはなかなかのコスパで、Tさん頑張ってるなと感心です。ワインは（写真撮り忘れ）1.ジャンヴェッセル　シャンパーニュ・エクストラブリュット2.ピエールモレ　ムルソー・テソン　043.レミジョバール　ムルソー・ブシエール　044.コシュビズアール　ムルソー・シャルム　045.コシュデュリ　ムルソー　966.エマニュエルルジェ　ブルゴーニュ・パストゥグラン　027.ジャンラフェ　クロドラロッシュ　008.ジャンラフェ　クロドヴージョ　969.ヤルデン　ミュスカ　08ワインの感想は　1.乾杯用シャンパンフレッシュでドライ、ミネラリーで硬くややしょっぱい。華やかなピノ系の香りはあるがシンプルな構成。あまり高くなさそうな品位。乾杯用ってことで。白はムルソー４連発2.ピエールモレ柔らかなミネラル、火打石、白檀、カシューナッツ、やや樽の個性が強めだがまあ正統派なブルゴーニュスタイル。ふくよかなリンゴの果実味にアフターに蜜感、クリーミーさもあり、なかなか美味しい。3.レミジョバールこれは残念なことに熟成が進みすぎてやや酸化のニュアンス。ヒネた香りに梅酒ぽいニュアンス。ぎりぎり飲めるレベルであるが、あまり心地よくは飲めない。4.コシュビズアール軽い控えめな樽にやわらかなミネラル。厚みのある熱いボディ感に強いアタックの酸味。やや果実の個性が強いめなバランス。5.コシュデュリ火打石、火薬のよう。ムスク、ロースティさ、黄リンゴ、花の蜜の香り。厚みはあるがそれなりにこなれた果実味、ミネラルも溶け込んで心地よいバランス。酸味がしっかり下支えし背筋が伸びる緩みない味わい。ドーヴネルロワのムルソーに香り味近いかも。飲んでいて顔が緩みっぱなし。ここから赤３本6.エマニュエルルジェ　ブルゴーニュ・パストゥグラン　02これはブラインドで出された一品ピノに近いがややキャンディぽい甘さのある香りに、バランスのよいブルゴーニュ村名クラスくらいのやわらかな酒質。素晴らしい生産者はやっぱり下のクラスでも、素晴らしいワインを作ってますね。いい仕事をした出来栄え。7.ジャンラフェ　クロドラロッシュ　00オリエンタリーさ、華やかなフローラルさのある香水的香り、ハーブやししとう、まだ赤い果実のフレッシュさ。充実した果実味のボディがありしっかり余韻も楽しめる堂々としたワイン。アフターに柔らかな甘み。8.ジャンラフェ　クロドヴージョ　96こっちのほうが良いヴィンテージのはずが、マッタケやかつおだし系の熟成感あり7.をそのまま寝かして熟成落ちしてきた感の味わい。飲むには断然7.のほうが飲み応えあり。9.デザートワインになぜかイスラエルであります。紅茶、純露のキャンディぽい香り。マスカットのフルーティさ。程よい甘さ。ここまでいいワインを飲んできたが、安いワインといえど色褪せない個性を発揮。辛口ワインの味をリセットして、これもまた美味しく楽しめた。

  September 14, 2011

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  ラモネ　ブルゴーニュ・ルージュ04年

  今日のワインは、ブルゴーニュの赤です。格付け：ＡＯＣブルゴーニュ　産地：ブルゴーニュ、フランス　輸入元：ジャパンインポートシステム　ブドウ品種：ピノノワール１００％　購入時価格：２９４０円　　自己評価：☆☆☆☆色はやや淡いめの明るいルビーで、さほど濃くはない。エッジは少しガーネットが入り熟成の序の口ってとこか。香りは、赤いベリーのチャーミングさ、赤い花、ロースティな焦げた樽、ハーブ、チョーク、動物の皮っぽさ、那智黒飴のような黒糖、オリエンタリーな香水など。味わいは、ライト～ミディアムの辛口。果実味がベリー系でチャーミング。きれいな滋味深い酸味。タンニンは控えめ。アルコールは軽め。あまり重くないテイストで、心地よい飲み心地の癒し系の体に自然に染み込む味わい。造り手の赤の個性と、０４年という弱いヴィンテージの個性が相乗効果で、薄旨な癒される味わいに仕上がっているかな。今飲んで上々の心地よさだ。ちょっとＡＣブルにしては高めの値段なのだが充分納得のいく楽しいワインだと思う。

  September 11, 2011

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  シャトー・レイノン　08年

  今日のワインはボルドーの白です格付け：ＡＯＣボルドー　産地：ボルドー　輸入元：アルカン　ブドウ品種：ソービニョンブラン85％、セミヨン15％　購入時価格：1280円自己評価：☆☆☆☆　色は少し色付きのよいクリアなレモンイエロー。値段の割りに濃いです。香りは、ライムやグレープフルーツの柑橘、ガソリン、アスファルト、グリーンハーブ、若草、レモングラス、ムスクなど。冷えていても、よく開いた個性的なムンムンした香り。味はライト～ミディアムボディの辛口。フレッシュさのあるきりりとキレのある酸味。軽めの柑橘系果実味でエグミは若い割には少なめ。さわやかなすっきりしたアフター。香りはややくせがあるものの、味わいは寒い地方のクリーン系ソービニョンブラン。価格を考えるとコスパは上々。1000円前半だけど、2000円前後のＮＺのＳＢ系統と遜色ない味わいと思う。これはボルドーにしては安くてもいいですね。

  September 9, 2011

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  2007年ルイ・ジャド会に参加しました

  今日はOWL1925さんのかがり火でルイ・ジャド2007年1級水平ワイン会が開催されたので参加してきました。なんと参加者は20人の大盛況、ワインは各銘柄2本ずつの提供。ワインが全部1級以上にもかかわらず会費13000円と、たいへんお得な内容です。ワインはワインリスト（全部ルイジャドの2007年）1.Chassagne Montrachet Morgeot2.Puligny Montrachet Les Folatieres3.Volnay Clos de la Barre4.Pommard Clos de la Commaraine5.Corton Peouget6.Nuits St Georges Les Boudots7.Vosne Rommanee Beaumont8.Chambolle Musigny Les Baudes9.Gevrey Chambertin Lavaux St Jacquesワインの感想は、まずは白2本1.シャサーニュモンラッシェ　モルジョ　程よい柔らかなミネラル、火打石、赤りんご、洋ナシアフターに少し蜜感。　キリッと引き締まった酸に、ちょうどいい塩梅の果実味、柔らかなミネラル　のテイスト。スタートから上々の味わいです。2.ピュリニーモンラッシェ　フォラティエール　このボトルはちょっと熟成感が進んだ外れぽいボトル（泣）。　色が濃くてややトロピカリーな香り、少しヒネ感。こんなワインが寝かせると　シェリーになるのねって想像させる香りです。　果実の厚みがあって旨み充分なのだが、やや苦味が強調された感があって、　やっぱり熟成が進んでしまった何かがあったのではと思う。まあたくさん種類　を飲むと時々あることなのだが、本当の味を知れなくてちょっとかわいそうかもここから残りは赤です。3.ヴォルネイ　クロドラヴァレ　甘みのあるベリー系の香り、ハーブやオリエンタリーさインクや少しベジタリー　なニュアンスのある香り。ミネラル香は控えめで果実香が主体で分かりやすい。　味は果実の甘み、酸が割合おだやかで07年ししては柔らかな酒質。飲みやすくて　第一印象はいいのだが温度が上がるとやや酸がだれてきて、いまいちのバランス4.ポマール　コマレンヌ　アメリカンチェリー、ヨード、鉄分の強いミネラルの硬さ。　タンニン、酸もしっかりして硬質の味わいで飲みにくい。若い時のポマール　らしさがにじみでているかな。5.コルトン　プジェ　（今日の会で唯一の特級ワイン）　黒果実、焦がした炭ぽい樽、鉄分、果実のふくらみはさすが特級の風格。　意外にも固さはほぐれていて、若いうちに飲んでも珍しいくらいに美味しい6.ニュイ・サン・ジョルジュ　ブード　赤果実系のフルーツ、鉄、ハーブ、動物肉、オリエンタリーさ。　味わいはタンニンが予想外に柔らかくおだやかなのみ口に程よいボディ感。　NSGらしいスパイシーさやタンニンの硬質さがあまり見られません、嬉しい　くらいに若飲みのテイスト。7.ヴォーヌ・ロマネ　ボーモン　黒いベリーの香りに、オリエンタリーさや動物肉的ニュアンスの香り、湿っぽい　ちょっぴりエロさが出てます。しっかりした骨格を持っていて並みの1級以上に　長い余韻あるし、程よい柔らかさで今飲んでも美味しく飲める8.シャンボール・ミュジニー　レ・ボード　赤いフレッシュベリーの果実、ハーブやオリエンタリーさ、赤い花のフローラル　さ、エロチックな妖艶さも出始めてます。これは心惹かれますね。　やさしいミネラル・酸で厚みはあるもののエグサを伴わずマイルドで体にすんなり　染み入る角のない味わい。今日一番の好みですな。9.ジュヴレ・シャンベルタン　ラヴォー・サンジャック　黒果実の複雑な香り、ハーブやオリエンタリーさと鉄っぽいミネラルの香り。　動物肉的なニュアンスが少なめでピュアさがある香り。骨格がしっかりしていて　酸・タンニンのレベルも高く全体の酒質が大きい。特級クラスといってもいい　くらいの複雑さ。これは今日一番の将来性を感じさせるポテンシャル。ということでいろいろ飲ませていただいたわけだが、それぞれ個性が違って面白い比較になりました。やっぱりルイジャドは外さない！　し、各村の個性をしっかり表現するワイン造りになってたので村の個性を知るいい勉強にもなりました。どうも座った位置が良かったのか、ちょうどボトルの1本目の底の濃い部分を注いでもらったせいか、たわわな凝縮した酒質を堪能できました。いつも上澄みを注いでもらった人とはかなり違う印象だったかもね。私の個人的な好みとしてはシャンボ＞ジュヴレ＞ヴォーヌロマネ＞コルトン＞NSG＞ヴォルネ＞ポマールって感じかな。他のブロガーの方の感想も読ませていただきましたが、かなり好みは差があるようですね。ボトル差や飲んだボトルの場所とかの要因もあるでしょうが、これもまたワインの楽しさですかね。OWL1925さん、素敵なワイン会をありがとうございました。

  September 7, 2011

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• 【ワイン会参加者急募】　9/22　ボルドーワイン会（ラフィット）

  こんにちは、9/22に新橋でボルドーをテーマにしたミニワイン会を開催します。急遽キャンセルが出たので参加者募集します。内容は次の通りです。メインにはラフィットやイケムも出ます。テーマ 『プチボルドーワイン会』 日時：２０１１年９月２２日（木）午後７時１５分開始 場所：新橋イタリアン　 会費：１６０００円（お料理は６０００円のコース） 定員：６人（あと一人） ワインリスト （予定） 1) N.V. Egly-Ouriet Champagne Brut Tradition Grand Cru 2) 2002 Vincent Girardin Chassagne-Montrachet Blanchot-Dessus 3) 2002 Domaine Ramonet Puligny Montrachet Les Enseigneres 4) 1988 Ch Talbot second demi 5) 1983 Ch Petit Village 6) 1983 Ch Pichon Lalande demi 7) 1983 Ch Lafite Rothschild demi 8) 1993 Ch d'Yquem demi ご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  September 4, 2011

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  マグナム・シャンパン会を開催しました

  今日は隊長主催のワイン会。テーマはマグナムシャンパーニュ特集。まだまだ暑い夏なので、この時期恒例の泡特集の会です。当日は台風上陸ということで開催が危ぶまれましたが、なんとか皆さん無事に集合できました。神田のイタリアンで、１２人の参加で会費は１２０００円です。ワインは、前半の４本がマグナムボトルいろいろで、後半の４本がポルロジェ特集（普通のボトルサイズ）です。 ワインリスト1) N.V. Moet et Chandon Champagne Brut Imperial MG 2) N.V. J.Lassale Champagne Brut Preference MG 3) N.V. Paul Dethune Champage Brut Grand Cru MG 4) N.V. Bollinger Champagne Brut Special Cuvee MG 5) N.V. Pol Roger Champagne Brut Reserve6) 1999 Pol Roger Champagne Brut Vintage 7) 1999 Pol Roger Champagne Cuvee Sir Winston Churchill 8) N.V. Pol Roger Champagne Rich Demi Secマグナムボトルのシャンパンというと、普通サイズのボトルに比べて格段に美味しさが違うという噂がありますが、今までワイン会などで比較しながら検証してみた経験上は銘柄によって、味が変わらないものと極端に差がある（美味しい）ものとまちまちでした。量が2倍でも値段は2.5倍くらいしますので差がなければ、当然マグナムを買うメリットがないわけですが、今回はどうでしょうか。1)まずは定番の泡モエシャンドン。これは明らかに普通のより美味しいですね。泡のキメの細かさ、ふくよかな味わい、アフターの蜜感などが上質です。おそらく、使っているブドウのレベル自体が違うものだと思います。普通のサイズのモエに好印象もっていない人でもこれを飲むと見直すと思う。2)次はJラサールです。これは普通サイズと余り変わらない気がします。フレッシュで落ち着きがなく未熟な青さ、酸のシャープさ。マグナムの価値なし。3)このポールデテンヌもマグナムのほうが美味しいです。泡のキメが細かく、クリーミー。エグミがなくスケールはぶ厚くないけど上質の酸がのってる。エレガントさを感じます。4)マグナム最後はボランジェ。これは少し熟成感が出ています。マグナムのほうが瓶熟期間も長いのでしょうかね。イースト香りがぶりぶりあり、おなじみの樽は控えめ。果実味がリッチでありながらおだやかでエグミがとれて優しい味わい。でも普通サイズより極端な差は無いような気がします。ブドウのレベルは同じで熟成期間だけが違うかもしれません。だからマグナムの良さは少ないかな。ということで、マグナムのほうが美味しいボトルは1)モエと3)ポールデテンヌでしたモエは特に歴然とした差があるので、これはオススメのマグナムボトルですよ。後半はポルロジェ（普通サイズ）の比較5)定番のキュベですが、ここまでマグナムだったので急に、酸のシャープさやフレッシュな若々しい角が目立ちます。時間とともに落ち着きましたが、やっぱりマグナムのメリットを感じずにはいられない。6)ヴィンテージ物。華やかでフローラルな香り。火打石や上品なイースト香。かなり香りで魅惑されます。力強くは無いけど、繊細でエレガント。かなり上質。これはかなりコスパのいい一品だと思えます。7)ここでプレステージ物のチャーチル登場です。色は濃いわけでない下のクラスとあまり変わらない。香りは6)より控えめで閉じてる（威力はあまりない）。味わいはあくまでも繊細でエレガント。上品で全く雑味がなく完成されたセレブの飲み物という印象かな。確かに素晴らしいワインではあるけどコスパという点ではかなり6)のほうが（個人的には）魅力的。8）最後にデザートワイン代わりの甘口泡。ドミセック。程よい甘口でくどさの無い下地にきちんとした酸のある上品な甘さ。ただ果実味の洗練度が7)の後に飲んじゃうと安っぽく感じてしまう悲しさ。7)と8)の間に一旦赤ワインなどを入れて舌の感覚をリセットしてからドミセックを飲んだほうが美味しく感じる飲み方かなと思う。ということでマグナムなかなか面白いです。また来年の夏も泡だけの会をやるつもりですが、趣向をこらしたテーマを考えたいなと思います。

  September 3, 2011

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  ヴィラ・マリア　ソービニョンブラン2010年

  今日のワインはニュージーランドの白です産地：ニュージーランド・マールボロ地方　購入時価格：１２４０円　輸入元：木下インターナショナル　ブドウ品種：ソービニョンブラン１００%　自己評価：☆☆☆＋色はクリアで明るくやや淡いめのレモンイエロー。香りは、ほんのりと若草、レモンなどの柑橘フルーツ、ミント、グリーンハーブなどソービニョンブランの王道らしいやや柑橘系が主体めのフレッシュな香り。味はライトボディの辛口。やや軽いレモンの柑橘系果実のボディ感。いきいきしたフレッシュでキレのある高い酸味。心地よい酸っぱさを強く感じさせない爽やかさのある酸味。果実味はやや薄いかなと感じてしますが、程よいミネラル感もありバランスもよい。若い果実のエグミも控えめ。飲み飽きせずぐいぐい飲めてしまう、飲みやすさ。単体としての旨みは少々物足りない気がしますが、夏の暑い時期なら、この爽やかさを美味しく感じますので充分に満足感はありますよ。1000円ちょいの価格としては上々のコスパ。今の夏の暑い時期にオススメです。

  August 31, 2011

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  エルヴェ・シャルロパン　マルサネ・クロ・デ・ロワ　09年

  今日のワインはブルゴーニュの赤です。格付け：ＡＯＣマルサネ　産地：ブルゴーニュ、フランス　輸入元：モトックス　ブドウ品種：ピノノワール１００％　購入時価格：１８９０円　　自己評価：☆☆☆＋色は明るいルビーで、さほど濃くはない。エッジは少し若若しいい紫っぽさ。香りは、ラズベリージャム、いちごドロップキャンディー、ミント、ユーカリ、鉄分、軽く木樽、アルコールの揮発香など。若々しくまだ熟成感はまるでなし。味わいは、ミディアムの辛口。果実味が甘くジャムのよう。酸はきちっとフレッシュさのある酸がしっかり。タンニンは控えめだが、まだ練れてない感じのちょっと苦味を伴うごわごわついたタンニン。鉄っぽいミネラルも感じる。アルコールは高め感。果実の甘さがまだこなれてない各成分の暴れを丸め込んでる感じがあり、まあまあ既に美味しく飲めるがもう少しは寝かせて落ち着かせたいかな。09年のよく熟した果実の個性が出ている、この甘みの出方はパリゾに似てますよ。シャルロパンと同じ名前がついているし、何かつながりがあるのかなと思っちゃう。２０００円以下のブルとしてはまあまあのコストパフォーマンスかな。

  August 29, 2011

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  2007年ルフレーヴ特集のワイン会を開催しました

  今日は隊長主催のワイン会。テーマは2007年ルフレーヴ特集。新橋のイタリアンレストランにて１０人の参加で会費12500円です。ワインはワインリスト1) N.V. Bruno Paillard Champagne Brut Premiere Cuvee2) 2009 Leflaive Macon Verze3) 2007 Leflaive Macon Verze4) 2007 Leflaive Bourgogne5) 2007 Leflaive Puligny Montrachet6) 2007 Leflaive Puligny Montrachet 1er Clavoillon7) 2007 Leflaive Puligny Montrachet 1er Combettes8) 2007 Leflaive Puligny Montrachet 1er Les Folatieres9) 2007 Leflaive Puligny Montrachet 1er Les Pucelles感想を軽くコメントします1)乾杯用の泡は、ボディの力強さは軽めなものの、繊細でバランスがよく体に自然に染み込む感じ。アタック上品、くせ雑味が極力押さえられた、薄くても飲んで満足が得られる泡。乾杯用としては上々のパフォーマンス2-3）マコンは、その後のドメーヌ物とは全く別のスタイル。普通に美味しいシャルドネって感じで、ルフレーヴ節というかそういう雰囲気は感じとれない。09は果実味リッチで酸がゆるく、まるでカリフォルニア的。07はこのボトルはちょっと熟成が進んでいて本来の力はでていなくやや萎びた印象があるものの普通に美味しいシャルドネのレベル。4)ACブル07では、スケールは小さいものの、ミネラルや酸の質はルフレーヴのスタイルを踏襲しているものを感じさせるもので、気品のある上品さは簡単には真似できなさそう。5)村名ピュリニーでいきなりスケールアップ。ACブルの上品さを保ちつつ全体のストラクチャが２回りくらい凝縮されたよう。ミネラル樽酸果実味の一体感が美しい。飲み応えも充分。6）からは１級だが、5)の村名と比較してさほどスケールアップはない感じ。クラヴァイヨンは5)とほとんど差がわからない。コンベットはミネラル感が柔らかくかなりムルソー的。フォラティエールはミネラルがシャープで凛とした硬さ、火打石や白い花々のブーケ。蜜感は出てきてないがフレッシュさとこのミネラルがいい感じ。ピュセルはちょっと残念ながら熟成が進んじゃったボトルのようで本領発揮せずにフレッシュさに欠けた。こういうのは寝かせるとシェリーになりそうな雰囲気。今飲んで旨みが充分で飲んで楽しめたが、ちょっと香りで魅力度が落ちた。ということで結論、ドメーヌルフレーヴは一貫して、きれいな硬質感のあるミネラルと酸と果実が調和した、気品のある味わい。一回この魅力に取り憑かれると吸い付かれるようにやめられなくなる魅力にあふれてますね。ただマコンは全くの別物なので、安くてルフレーヴを体験できると思ってはいけない。ピュリニー村名はかなりパフォーマンス高く、1級とは値段の差ほどの差はないように思える、かなりコスパは高い。並みの生産者の1級以上のクオリティは充分ありそう。07年は総じて今飲んでもちゃんと香りは開くし、味もやや酸が強めながら充分美味しくいただける。第1次飲み頃期に入っているものと思えましたよ。

  August 26, 2011

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  ジュリアン・メイエ　ナチュール　０９年

  今日のワインはアルザスの白です。格付け：ＡＯＣアルザス　 産地：アルザス　購入時価格：１４５０円　輸入元：コスモジュン　ブドウ品種：シルヴァネール＋ピノブラン　自己評価：☆色はクリアでやや濃いめのイエロー。香りは、生のりんごを放置してやや腐りかけの匂い。ミント、苔蒸した湿った岩。熟成したチーズ、ロージンバック、プロポリスなどの匂い。とても健全にフレッシュな葡萄の果実の香りとは違う、異質な感じの香りだ。個人的には不快臭の系統。味はミディアムボディの辛口。ピノブランとは思えないしっかりした果実味のボディ感。りんごの芯のような濃いけど苦味のある果実味だ。強めの収斂味のある酸がかなり高くアフターにひっかかる。まあまあ不快臭の割には、味わいは最初のインパクトは旨みがあり飲めるが、しかしグラス１杯で飽きてきてだんだん不快感出てきて、もう勘弁て感じ。とてもビオで評価されている生産者の一品とは思えない、不快極まりない味わい。保管状態のせいなのでしょうか？これが生産者の個性だとしたら正直言って個人的には好みじゃない避けたいワインです。　自然派好きの人、ごめんなさい（泣）

  August 24, 2011

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• 【参加者募集】10/7にボルドーワイン会をします。

  おかげさまで満席となりましたので募集締め切りました。こんにちは、10/7に新橋でボルドーをテーマにしたワイン会を開催します。内容は次の通りです。テーマ 『ボルドー９３年水平飲み比べ会』 日時：２０１１年１０月７日（金）午後７時１５分開始 場所：新橋イタリアン　 会費：１２０００円（お料理は５０００円のコース） 定員：１０人程度 ワインリスト （予定） 1) N.V. Margaine Champagne Brut (TBD) 2) 2004 R de Rieusec 3) 2004 Les Plantiers du Haut Brion Blanc 4) 1993 Ch Yon Figeac 5) 1993 Ch d'Armailhac 6) 1993 Ch Pichon Baron 7) 1993 Ch La Conseillante 8) 1993 Ch Leoville Barton 9) 1993 Pavillon Roges de Chateau Margaux 10) 1993 Ch Margaux ご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  August 22, 2011

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  グラハム・ベック　ブランドブラン０７年

  今日のワインは南アフリカの泡です。産地：南アフリカ・ロバートソン地区　輸入元：モトックス　購入時価格：1640円ブドウ品種：シャルドネ100%　アルコール度12.5%　自己評価：☆☆☆＋　色はクリアで少し緑がかった並みの濃さのレモンイエロー。泡はおだやかで粒のきめが細かく、1本糸を引くような泡の出方。息も長いめ。香りは青リンゴ、ライムのやや柑橘系、イースト、白い花などヒネ感や樽のニャンスはなしでほどほどに熟成を感じつつもフレッシュ。さすがに瓶熟39ヶ月のことはあります。味はミディアムボディの辛口。泡のアタックがとってもソフト。程よいボディ感の果実味。酸味は中庸にあるが果実味優勢で目立たない大人しい酸。アルコールやミネラルはあまり感じず、アフターには程よい穏やかな酸味が口腔を締めてくれる感じ。エグミは少なく、果実味に旨みも感じられる。キンキンにキレているわけでなく背筋が伸びるタイプではないが、ふくよかさのある飲んで楽しい泡。2000円弱程度なら、充分すぎるパフォーマンス。オススメです。

  August 19, 2011

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  ロジャー・グラート　カヴァ　グランキュヴェ　０４年

  今日のワインはスペインの泡（カヴァ）ですここのロゼがドンペリに勝ったという宣伝文句ばかりが先行してますが、その上級キュヴェがこれです。産地：スペイン・ペネデス地方　輸入元：三国ワイン　購入時価格：1890円ブドウ品種：マカベオ、チャレロ、パレリャーダ、シャルドネ自己評価：☆☆☆＋色はクリアで少し緑がかった濃いめのイエロー。泡は勢い弱めで粒が非常に細かい。糸を引くような粒立ちがとてもきれいで息も長いめ。高級感漂う外観です。香りはライム、シトラスの柑橘、グリーンハーブ、スパイス、イースト、少しヒネ感など。フレッシュな果実と熟成感を感じる複雑さがあります。さすがに瓶熟48ヶ月のことはあります。味はミディアムボディの辛口。泡のアタックがとってもソフト。ややリッチな赤リンゴの果実味。フレッシュでキレのある酸味。若い収斂性が落ち着いてしっくりバランスのよい味わい。心地よい酸味のアフター。１０００円カヴァとは別格の上質感があります。決して濃すぎず、バランス重視の程よいボディ感と熟成感の両立。これは確かに2000円弱の値段が付いてもおかしくないコスパ。ロジャーグラートのスタンダードクラスを飲んでがっかりしたこともある人はこれを飲むと驚くかもしれないくらい、極端にクオリティの格差があるように思えます。ロジャーグラート社渾身の作品とでもいうべきでしょうか、へたな激安シャンパーニュよりは旨いと思います。スタンダードクラスはあまり購入意欲は湧かないですし、ドンペリに勝ったとかいうロゼを飲んだらなんじゃこりゃという程度でダメダメなのですが、この上級キュヴェは買ってもいい品質だと思います。2000円以下で売ってたならお勧めです。

  August 17, 2011

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  アラン・シャヴィー　ブルゴーニュ・シャルドネ09年

  今日のワインはブルゴーニュの白です。この生産者の０８年を飲んで、ものすごく酸っぱかったんだが、果たして０９年はどうでしょうか。格付け：ＡＯＣブルゴーニュ　 産地：ブルゴーニュ　購入時価格：１６８０円　輸入元：ヴィノラム　ブドウ品種：シャルドネ１００%　自己評価：☆☆☆☆色はクリアで並みの濃さのレモンイエロー。香りは、洋ナシ、石灰系ミネラル、ハッカ、白い花など。割とクリーン系で樽香などはなく、シャルドネの個性に程よくミネラルのニュアンスが乗ってる感じ。味はライト～ミディアムボディの辛口。レモンやリンゴの中庸な果実感。アルコール感は控えめにミネラル感がある。フレッシュでほどよい酸味のキレ味。シャヴィーというと若いうちは酸っぱくて長熟をかんじさせる造りなのだが、この09年は果実味がいい塩梅にのって、酸の強さが穏やかで、バランスのとれた味わいになっている。樽などのお化粧のついてない、きれいなシャルドネ風味で、2000円未満の価格としては充分すぎるほどの満足感がある、コストパフォーマンスのよい出来だと思う。０７,０８年はおすすめしないけど、この０９年はオススメです。熟成させなくても、今飲んで美味しいですよ。

  August 15, 2011

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  お手軽ブルゴーニュワイン会を開催しました

  今日は隊長主催のワイン会。テーマはお手軽ブルゴーニュ特集。うだるような暑い夏なので、ワインもお財布にも軽めのラインナップです。新橋のイタリアンで、１０人の参加者が集まりました。会費は、お食事＋持込料が５０００円でワイン代が３０００円です。ワインは、ワインリスト1) N.V. Lenoble Champagne Brut Cuvee Intense 2) 2007 Domegeot Bourgogne Blanc 3) 2007 Roulot Bourgogne Blanc 4) 2007 Etienne Sauzet Bourgogne Blanc 5) 2006 Michael Gros Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 6) 2006 Gros Frere et Soeur Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 7) 2006 AF Gros Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 8) 2006 Lecheneaut Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 9) 2006 Jack Cacheux Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Bec A Vent 10) 2006 Duga Py Bourgogne Rouge 1)やや軽めのバランスよい夏向きなテイストの泡まずはＡＣブルゴーニュの白3連発。2)火打ち石、ミネラル香る個性が良く開いた香り、味わいのバランスもよく　程よいコク3)本会初登場のルーロ、何も引っかからない岩清水のようなエレガント系　インパクトに欠け、やや拍子抜けの嫌いはあるが美しすぎる味わいとも　いえる4)意外にも酸が強めで果実のパンチが押さえ気味のソゼ。　らしくないがバランスがよく飲み飽きしない綺麗系スタイルここからはオートコートニュイの赤の比較まずグロ３兄弟の飲み比べ5)黒系果実、動物や鉄分のニュアンスもありヴォーヌロマネ系を感じさせる。　程よいボディ感のあるフレッシュな果実6)派手な樽と強い果実の抽出の個性。パンチが効いた味わいは一口めは　おおっと思わせるものの、だんだん飽きてくる。7)ナチュラルで暖かい、アフターにほんのり甘みを伴う優しいバランスの　味わい。落ち着きが３兄弟の中では一番ある安心できる味わい。グロ３兄弟の個性の差がはっきり分かれましたね。個人的にはＡＦグロがお好みだな。8)レシュノー、タンニンと酸が溶け込んで柔らかでふくらみのある味わい。　ジューシーな果実味のなかなかの旨みあるボディ感。9)カシュー、タンニンと酸が強く主張し、果実もよく凝縮感ある、スケールが　大きく、やや荒削りな面があるが堂々とした説得力のある味わい10)デュガピ、これだけＡＣブルゴーニュだけど一番値段が高いので最後にした。　香水のような華やかさのあるピュア系の香り。もう少し熟成させると色っぽく　なりそう程よい厚みで上品かつ凛とした骨格感がある。　ＡＣブルといえど充分楽しめる。ということで、我ながら中々のセレクションで、ＡＣブルゴーニュクラスといえど充分にその個性を楽しめた。

  August 12, 2011

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  マッドハウス　ソービニョンブラン１０年

  今日のワインはニュージーランドの白です。産地：ニュージーランド・マールボロ地方　購入時価格：１４５０円　輸入元：ヴァイアンドカンパニー　ブドウ品種：ソービニョンブラン１００%　自己評価：☆☆☆☆色はクリアで明るく淡いめのレモンイエロー。香りは、ばりばりに開いた若草、ライムなどの柑橘フルーツ、グリーンハーブなどもろにソービニョンブランの王道らしいフレッシュな香り。とても爽やか。味はライト～ミディアムボディの辛口。レモンの柑橘系果実のそれなりにボディもある果実味。フレッシュでキレのある高い酸味。果実味の個性がそれなりにあるので、酸が高くても酸っぱさが目立たない、爽快なキレ味。ほどほどのミネラル感もありバランスもよい。若い果実のエグミも控えめで豊かな果実味が勝ってる感じ。個性もほどよくあるので飲んでいてただ爽快なだけでは終わらない、少々の飲み応え感も飲むのを楽しくさせてくれるアクセント。1500円ほどの価格としては上々のコスパ。赤ワインが飲みたくなくなる、夏の暑い時期にオススメです。

  August 11, 2011

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• 9/22 ボルドーワイン会の参加者募集です

  こちらのワイン会は申し込みが定員に達したため、締め切りました。こんにちは、9/22に新橋でボルドーをテーマにしたミニワイン会をします。内容は次の通りです。テーマ 『プチ・ボルドー会』日時：２０１１年９月２２日（木）午後７時開始場所：新橋イタリアン　会費：１６０００円前後　（お料理は６０００円のコース）定員：６人限定ワインリスト （予定）1) N.V. Egly-Ouriet Champagne Brut Tradition Grand Cru2) 2002 Vincent Girardin Chassagne-Montrachet Blanchot-Dessus3) 2002 Domaine Ramonet Puligny Montrachet Les Enseigneres4) 1988 Ch Talbot second demi5) 1983 Ch Petit Village6) 1983 Ch Pichon Lalande demi7) 1983 Ch Lafite Rothschild demi8) 1993 Ch d'Yquem demi(demiと書いてあるのはハーフボトルです）ご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  August 10, 2011

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  ウィリアム・コール　シャルドネ０９年

  今日のワインはチリの白です。ヴェリタスさんの777円均一価格よりチョイス。産地：チリ・カサブランカヴァレー　購入時価格：７７７円　輸入元：ワインプレスインターナショナル　ブドウ品種：シャルドネ１００%　自己評価：☆☆色は少し緑っぽい並みの濃さの明るくレモンイエロー。香りは、熟した青りんご、メロン、ヨード、チョーク、粘土、ハーブ、キンモクセイなど。冷やしていてもよく目が開いて分かりやすい香りの個性を発揮しています。味はミディアムボディの辛口。果実味はレモン系でボディもそれなりにある。酸も控えめにあるがフレッシュじゃない不自然な酸味。補酸でしょうか。アフターはボディ感の割にはあっさりとして余韻が短い、水のごとく何かが残らない。旨み感が少なく、飲み味的にモノ足りない感じ。若いエグミがないのが救いではあるが。味は居酒屋のハウスグラスワイン的な個性のない白ワインに近いかも。777円ということですが、値段相応のパフォーマンスで、何も魅力を感じさせてくれない、飲んで楽しくならない、ただ飲んで酔っ払うだけのようなワイン。777円と安いからといっても、おすすめしません。

  August 8, 2011

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• 9/3 シャンパンワイン会の参加者募集です

  こちらのワイン会は申し込みが定員に達したため、締め切りました。こんにちは、9/3にひたすらシャンパンを飲むワイン会をします。内容は次の通りです。テーマ：『マグナムシャンパーニュ特集』日時：２０１１年９月３日（土）午後６時開始場所：神田（イタリアン）会費：12000円くらい（お食事5000円コース込み）　募集人数：10名ほど ワインリスト1) N.V. Moet et Chandon Champagne Brut Imperial MG 2) N.V. J.Lassale Champagne Brut Preference MG 3) N.V. Paul Dethune Champage Brut Grand Cru MG 4) N.V. Bollinger Champagne Brut Special Cuvee MG 5) 1999 Pol Roger Champagne Brut Vintage 6) 1999 Pol Roger Champagne Cuvee Sir Winston Churchill 5)6)はブティーユ（普通のサイズ）ですご興味があり参加希望でしたら、参加申し込みフォームにてご連絡ください。

  August 6, 2011

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  シャトー・ラネッサン０３年

  今日のワインは久しぶりにボルドーの赤です。格付け：ＡＯＣオーメドック　産地：ボルドー・オーメドック地区　ブドウ品種：カベルネソーヴィニヨン・メルロー・カベルネフラン輸入元：モトックス　購入時価格：2090円　自己評価：☆☆☆　色はほどよい色付きのダークルビー。底は透かせば見えるのでさほど濃いほうではない。エッジは少し薄めの色合い。粘性もあんまりなさそう。香りは、プラム、カシス、ブラックベリージャム、ハーブ、腐葉土、杉、タバコ、やや焼けた印象、アスファルトなど。落ち着いた軽く熟成感が出始めた香り。味はライト～ミディアムボディの辛口。やや軽めの果実感。酸味は中庸にまとまり。アルコールも中庸で目立たず。タンニンがこなれて丸みを帯びてる。余韻は短め。全体のバランスは良くまとまっていて引っかかる感じがないので、案外あっけないほど軽く感じる。少し余韻というかボディ感にもの足りなさを感じてしまう。まあブルジョア級の並の生産者のオーメドックにありがちな個性。まあ優しくなったボルドーとして安心して美味しくは飲めるが、力強さを求める人なら、ちょっと物足りないと思うかも。ラネッサンとしてもやや薄めの癒し系だと思います。夏に飲むならこういう個性のほうがいいんだけどね。

  August 5, 2011

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  モンサラ　カバ　ブルットNV

  今日のワインはスペインの泡です産地：スペイン・ペネデス地方　輸入元：東京実業貿易　購入時価格：1110円ブドウ品種：マカベオ、チャレロ、パレリャーダ　自己評価：☆☆☆＋色はクリアで少し緑がかったライムイエロー。泡はほどほどにきめ細かく粒立ちきれいで勢い強めだが息も長いめ。香りはライムやグレープフルーツのフレッシュな柑橘系にほんのりとイースト香、若草、白い花など。樽や蜜感はまるでないです、クリーンフレッシュさが目立ちます。味はライト～ミディアムボディの辛口。泡のアタックがほどい刺激。スキッとした柑橘系の軽めの果実感。ドライで酸が程よくのっていてキレ味がシャープ。果実味はほんのり、アタックは泡のしゅわしゅわ感が強め。アフターには若さ＆カヴァゆえの収斂味はある。まあ１０００円カヴァとしてはそれなり以上の＋αはあまりないが、スキッとして爽やかな味なので夏に飲むには充分に美味しく飲める。無難に外したくない泡を飲みたいときは１０００円程度で充分に納得のいく味だと思う。

  August 2, 2011

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• 祝！ブログ開設２０００日

  ブログの記述内容もあまり進歩のないまま、だらだらとワインの日記を書き続けてきましたが、気が付くと今日でついにブログ開設２０００日目を迎えました。最近では、Twitter や facebook など新興ツールも登場し、旧態依然とした楽天ブログを続けていく意欲がだんだん減衰している中で、よく2000日も続いたなぁと思います。これからは、それぞれのツールの便利なとこだけを有効活用しつつ楽天BLOGは、まあ備忘録としては続けて行こうと思います。ご愛顧して見ていただいた方々ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

  July 31, 2011

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  ミアーニを飲もう！の会に参加しました

  今日は渋谷で、イタリア白ワイン会が開催されたので参加してきました。メインがミアーニで、コース料理４５００円が付いて会費が８０００円です。ワインは泡　1.フランチャコルタ/モンテロッサ/NV 泡　2.フランチャコルタ“カボション”/モンテロッサ/2005 白　3.フリウラーノ/ｺﾝﾃｨ･ﾌｫﾙﾒﾝﾃｨｰﾆ/2009 白　4.フリウラーノ/ザモ/2008 白　5.チンクアンタンニ/ザモ/2008 白　6.ソーヴィニョン/ザモ/2009 白　7.“サンクト・ヴァレンティン”ソーヴィニョン/ｻﾝﾐｹｰﾚ･ｱｯﾋﾟｱｰﾉ/2009 白　8.“サンクト・ヴァレンティン”ソーヴィニョン/ｻﾝﾐｹｰﾚ･ｱｯﾋﾟｱｰﾉ/2006 白　9.ランゲ・ソーヴィニョン・リザーヴド・セレクション/ラ・スピネッタ/2007 白　10.『トカイ』フリウラーノ・フィリプ/ミアーニ/2006 ワインの感想は1.程よい熟成感のリッチなシャルドネ系、温度があがるとやや酸が緩くなる。　冷えてるうちに乾杯で一杯飲むにはいいかな2.1.よりスケール複雑性がかなりあり上質のキュベの雰囲気。熟成がかなりあり　ややシャルドネのヒネ感がある。肉厚でありながらバランスも上々。3.白桃や白い花などのフルーティフローラルな香り。果実味中心の上品な味わい。　やや酸やミネラルがゆるく、冷えているうちにどうぞなワイン4.黄桃、ハーブ、花の蜜。果実の熟し感が強い。ボディの厚みがあるがバランスに　難あり、抽出強すぎなのがエグミの余韻がいまいち5.3.に近い個性。香りは魅せられるが、味が酸がゆるいので、飲み飽きてしまう。6.若草のソービニョンらしいフレッシュさのある柑橘感。酸キレもあり上々のバランス。7.若草のソービニョンらしさと程よい果実のボディ。キレだけでなく飲み応えもある。8.7.とはヴィンテージ違いだけとのことでしたが、印象はまるで違う。どちらかというと　若草ぽくなくてムスクや樽、香水など、ボルドー白的な複雑な香り。9.軽めの樽、熟したレモン、ハーブ、燻香など複雑。ボディも厚みあるがやや抽出強い目。10.上品な樽、ハーブ、白桃、花の蜜など複雑さかなりあり。味わいにも旨み感充分、　濃くても上品にまとまってくどさがなく見事なバランス。飲んでいて楽しくなる。　マルセルダイスの特級ワインにニュアンスが近いかも。こういうタイプだと表現しにくい　飲みなれてない感じのワインだが説得力のある旨さは感じられる。ミアーニはイタリアの白というジャンルでは間違いなくトップクラスと言えるでしょう。ということでワイン代3500円とはかなり幹事さん頑張ってるなという内容でした。

  July 30, 2011

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  デュフールフレール　ブルゴーニュ・シャルドネ０９年

  今日のワインはブルゴーニュの白です。楽天ショップのヴェリタスさんで1400円均一の中から、ブルゴーニュ裾モノにしてはさらに安い価格帯。しかし０９年なんで少しは期待してしまいます。格付け：ＡＯＣブルゴーニュ　 産地：ブルゴーニュ　購入時価格：１４００円　輸入元：ワインプレスインターナショナル　ブドウ品種：シャルドネ１００%　自己評価：☆＋色はクリアで明るい並みの濃さのレモンイエロー。香りは、青肉メロン、白桃などよ熟してほんわか甘いコンポート風の香り。白墨、粉っぽいミネラル、ハッカ、ペパーミントなどハーブ香など。樽の香りはしない。味はミディアムボディのやや辛口。果実味はそれなりに厚みがある。酸はゆるく、ぼってりした甘さ。熟した甘さというよりシロップのような砂糖的不自然な甘さ。若い果実のエグミ、嚥下で喉に引っかかる感じのスムーズさのないバランスの悪さ。酸味の質が悪いのがいかんですね。味わいの構成がくずれて口の中がごわごわする後味の悪さ。キンと冷えているときはまだましだが、ちょっと温度が上がるとすぐに飲み飽きてしまう、いまいちな味わい。安かろう悪かろうワインですね、葡萄の自然な感じの味わいがぜんぜんしないです。安いけど価格以下のさらにコスパ悪しで、おすすめしないです。

  July 29, 2011

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