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テーマ:徳になる得な一言(532)
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12月8日から21日までの二週間に渡り富山シアター大都会で浅野総一郎物語を映画にした完結変 「九転十起の男3 グットバイ」が上映されます。挫折をしなかった氷見市出身の大実業家の生涯が描かれています。
今、氷見ウッド計画が進行中、ヒミウッドとはFCのこと。FCを語る前には大林監督の尾道映画がはずせない。尾道三部作の第一作「転校生」の試写を地元で行ったときには、町の恥部ばかりを撮ったと大騒動に。ところが「これでは尾道はさらに見捨てられるぞ」という大人たちの心配をよそに、映画を観て「あの石段を登ってみたい」「あの石垣に触ってみたい」「実際に訪れなければわからないことがたくさんあるはず」、そんな動機から各駅停車の乗り継ぎやオートバイ、自転車などで若者たちがやって来たのである。寅さん映画をみて帝釈天の観光客が増えたことも同じく映画の効果なのだ。 やがて「ロケ地巡り」は大人たちをも巻き込み、市民は大林作品の撮影に協力的になる。電話やトランシーバー1本でジャストな場所とタイミングでフェリーが役者の後ろをゆっくりと横切る。尾道がそのまま撮影所になったかのようだったという。開発ブームに後れを取ったと思われた古い街並みが一人の表現者に作品を作らせ、ファンを生み、市民に街の価値を再発見させたのである。かつて「街の恥部」といわれた「歩きにくい道」「はげた土塀」「割れた瓦」なども依然健在で、いまなお多くの観光客の旅の目的になっている。 これらの映画作りには、地元尾道を中心とした多くの賛同者の協力があり、近年全国的に拡がる「フィルム・コミッション」の先駆としても評価されている フィルム・コミッション(Film Commission、FC)は、映画等の撮影場所誘致や撮影支援をする公的機関である。地方公共団体(都道府県・市町村)か、観光協会の一部署が事務局を担当していることが多い。映画撮影などを誘致することによって地域活性化、文化振興、観光振興を図るのが狙いとされるため、地方公共団体が担当している場合、その部署はそのいずれかの関連部署になっているようである(ごくまれだが、フィルムコミッションそのものの担当部署を設けているところもある)。 また最近では、FCとは名乗らないものの、民間企業においても同様のサービスを行う部署を設置するケースがある(JR西日本、本州四国連絡高速道路、等)。 こうした動きはマスコミを通じて伝えられ、国内各地の自治体でフィルム・コミッション設立の動きが加速している。 2007年10月5日現在、全国FC連絡協議会の加盟FC団体は98にのぼる。 また、一部のフィルム・コミッションはAFCI(国際フィルムコミッショナーズ協会)やAFCNet(アジア・フィルム・コミッションネットワーク)にも加盟している。 [編集] フィルム・コミッションの業務内容 · ロケハンの協力 o ロケハンの為のロケ地情報の提供や写真提供など。 · エキストラの募集、手配 · 映画イベントの協力 [編集] フィルム・コミッションを利用した日本映画の例 · 『交渉人 真下正義』(札幌市、神戸市、茨城県) · 『最終兵器彼女』(小樽市、石狩市) · 『星に願いを。』(函館市) · 『(ハル)』(盛岡広域) · 『スターフィッシュホテル』(会津若松市) · 『下妻物語』(茨城県) · 『リンダリンダリンダ』(高崎市) · 『WASABI』(東京都) · 『釣りバカ日誌11』(北九州市) · 『世界の中心で、愛をさけぶ』(香川県、愛媛県) · 『UDON』(香川県) 等である 近いところでは、高岡や金沢、加賀にもFCは作られている。ということでヒミウッドはそのFCの地域型拡大版計画なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 20, 2007 11:48:43 AM
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