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2009/05/01(金)09:02

こそばゆい時

仕事バカ一代(30)

世間は、待ちに待った連休なんですよね~。 でも、私の仕事はカレンダーなど関係ない。 今日も午後から番組ナレーションの録音があるわけで、 けど、ウーは休日だから、朝からバタバタ家事をこなして 実家にウーを預けに行きスタジオへ向かう。 やはりお休みの日だからか、家族連れや女性グループが多いねえ。 別に聞き耳立ててるわけじゃないけれど、 色々と頭に流れ込んでくる会話を楽しんでいたら 先週放送された、自分が担当したコーナーの話題が出てきてドキっ! それは、もみじまんじゅうの紹介だったのだけれど、 それを見て、思わずお取り寄せしてん~という会話。 そしたら、お友達が 「そうそう、なんか伊藤博文が考えたらしいな~ かわいい女の子の手を握って、食べたいくらいや~とか、単なるエロオヤジやな」 ぷはははは~♪ 本当は、もうちょっと違う。 伊藤博文さんが広島の宮島で宿の接客係さんにそう言ったのがキッカケという説がある。 キッカケではあるが、考案者ではないと。 オバちゃんの頭の回路はこういうものだから、仕方ない。 それより、エロオヤジの方。 先週、収録の際に、ディレクターさんから 「なんか、この場面少しだけ色のせて雰囲気かえよっか~」と提案があり 怒られへん程度に(なんてったって午前中の生活情報番組やし)やってみた。 夫がテレビを観てふきだし 「めっさエロオヤジやん」とコメントしたくだり。 たった一行の、数秒のことなんだけど それが、私の近くに立っているこの視聴者さんの頭に残ったというのが嬉しくて! 本当に表現の仕事をやっていて良かったと感じたなあ~。 業界内の評価も大切だけど、 普通の、近所の方が何の先入観もなしに(私という人のことを知らずにね) 番組そのものを楽しんでくれてるというのが絶対に大事。 今さらだけど、テレビ番組ってチームワークの集大成。 私がお仕事をさせていただいてるコーナーだけでも、 リポーターさん、ロケのスタッフの皆さんに それを編集するスタッフの皆さん(映像に音声に) 制作会社のディレクターさん、 声入れをするスタジオの皆さん、 直にお会いしないけれど事務方の皆さんがおられる。 実は、ナレーションを録っている時に、 映像や音楽がまだ放送用に編集できていないこともあってね、 原稿と、その場で見られる映像からアレコレ想像して 声を吹き込むこともあるのだ。 だから、実際に放送されている番組を見ると いつだって新鮮に感激できるのね。 各パーツが組み合わされて、おお~、完成みたいな。 これからも、こういうワクワクをいつも感じてやっていきたいもの。 電車の中で本当にこそばゆい気持ちになったけれど、 オバちゃん、本当にありがとう! 私も自分のオバちゃんパワーをお仕事に使います。

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