親育ち日記

★★★★11月は児童虐待防止推進月間です★★★★


それでは，児童虐待防止において，当事者ではなく，周囲の人は何をどうすればいいのでしょうか？


昨今は経済事情も悪化し，地域のつながりも弱くなっていますので，子育て困難世帯が孤立しないように配慮していただきたいのです。

親御さんたちは，まだまだ未熟な親であります。私もそうです。

未熟な親でありながらも，精いっぱい育児をしています。

外側から見ていて，「どこが精いっぱい？」と言われてしまうかもしれません。

親がしっかり生活習慣をつけされていない，しつけがなっていない・・できていないところはたくさんあるかもしれません。

本当に精いっぱいの努力の結果なのです。

子育て支援の仕事をしていると，ときどき「お母さんがんばっているね」とか「しっかり育てられているお子さんね」と，子どもを連れているときに声をかけてもらった経験があるという話を聞くことがあります。

通りすがりの見ず知らずのかたの，あたたかいその一言で，救われた気持ちになったり，「そうか自分はがんばっているんだ」と元気が出るようですよ。

子どもは家庭だけで育てるには限界があります。

ぜひとも地域の皆さんが温かいまなざしで見守ってくださることをお願いしたいです。

それでも，地域にあまりに心配なお子さんがいらっしゃっる場合には，地域の民生委員さんや主任児童委員さんに相談をされるのがよいでしょう。

もしくは役所の担当（子ども課など）か児童相談所に連絡していただけるとありがたいです。