春の雨
昨日は雨でした。ご近所も高年齢の方が多くなり、おまけに春とは思えぬ寒さのせいか、可燃ごみを捨ててきましたが、誰の姿もなくひっそり静まり返っています。「春雨じゃ・・・」などと洒落ているような気候でもなく、灯油の買い足しに行かねばと思うくらいです。六月の雨はどちらかというと好きですが、春の雨は嫌いですね。優しさがないし、花も泣いているようです。まあ、これも個人の好みですね。そういえば、昔の事を思い出しました。昭和40年代の学生時代の話です。まだ、貧しい時代の名残がありました。先輩の一人が雨の日はゼミに来ないのです。別の先輩に聞いた事があります。「○○さんは、雨の日に来ないですが、なぜですか?」「あいつ、傘を持っていないからや。」その時は「そうか」などと妙に感心しましたが、今から思うと、真相は何だったのでしょうか。先ほど、子供たちに雨だし寒いが体に気をつけてと言うメールなどうち終わったところ。彼らも既に中堅どころになり、四月から来た新入社員向けての教育他のことが、通常の仕事に加えてあり、毎日忙しいようです。 さて、私も先日、傘が折れてしまったのをそのままにしておいたので、買わねばと思うのですが、まずは、掃除からかなという一日の始まりです。俄か寡は、まったくどうしようもないものだと実感している朝になりました。