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村上ファンドはなぜ成長株でなく、資産バリューの株を買うのか?バフェットみたいになんで成長株を買わないんだろう。村上世彰氏はグレアムの熱心の信者なのか?いろいろ考えてみましたが、結論としては村上ファンドが資産バリュー株を買うのは、その方が村上ファンドにとってはリスクが少なくリターンが良いからだと思います。
成長株の株価というのは最終的には業績が全てなんですね。業績が悪いと急落します。いくら村上ファンドが保有したとしても業績が悪ければ成長株の株価は当然下がると思います。村上ファンドが保有するということの利点が、あんまりないんでしょうね。村上ファンドも普通の投資家と同じようなリスクをとらないといけません。 もし成長株投資で失敗すると「村上ファンドが保有する」というネームバリューの価値もどんどん低下してしまいます。村上ファンドにとっては、「村上ファンドが保有すると株価が上がる」というイメージは一番の財産なのでそれは避けないといけませんし。 資産バリューの会社の株価は、業績はあんまり関係ないです。こういう資産バリューの会社こそ「村上ファンドが保有した」というカタリストが十分に生かせると思います。業績は毎年ほとんど変わらない低成長株でもまったく問題ないと思います。むしろ業績を期待されていない会社だから、村上ファンド効果のカタリストが十分通用すると思います。 リスクがなくてリターンが高いなら当然資産バリュー銘柄を選ぶと思います。 自らカタリストになれるようなファンドは今後も資産株を狙っていくと思います。リスク少ないし、リターンは大きいですから(村上ファンドが持っているだけで買いたがる投資家が減るとは思いませんし)。ただこれが通常の資産バリュー投資の成績と考えるのは問題じゃないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 22, 2006 05:32:22 PM
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