|
テーマ:見仏(けんぶつ)(40)
カテゴリ:見仏(けんぶつ)
ここんとこ扁桃腺が腫れてしまってぶっ倒れていました。。いーぴんです。 みなさんいかがお過ごしで?
さて、今日は先日行ってきた広隆寺のお話し。 広隆寺には美しい弥勒菩薩半跏思惟像がいます。 これは一度見たいと思っていたので、ちょっと興奮気味でした。 午前10時過ぎに京都駅着。彼女と合流。 駅レンタカーでヴィッツを借りて太秦(うずまさ)に向かう 広隆寺の駐車場に着くと、管理人のおじさんが近づいてくる。 駐車場代を払うのだろうと車の窓を開けると、おじさんは開口一番。 「国宝第一号の弥勒菩薩をお参りに来られましたか?」 え?何の確認??と面食らいながらも、そうですと答えると 「じゃ、あそこの松の木の下に車を置いてください。」と。 違いますと答えたらどうなっていたのか。。。 ひょっとしたら入り口から一番遠いところに停めさせられたりとかしたんかな。。
境内に入ると、南大門は別の位置にあるので、先にそちらに向かうことにする。 南大門には大抵、仁王がおるからね。 ちなみに南大門とか、門が南面している場合。 仁王の配置は東側が「あ形」、西側が「うん形」と決まっているらしい。 皆さんもお寺にいったら是非確認してみてください。 いや~!!カッコいい!!久しぶりにこんなカッコいい仁王を見ましたね~。 過去見た仁王の中でも上位に入るんじゃないかな。。。 あ・・・・この「うん形」ピースしてるように見えますね(笑) 南大門を入ると講堂があります。 講堂の内陣には中央に説法印の本尊阿弥陀如来坐像(国宝)。 向かって右側に与願印の地蔵菩薩坐像(重文)。 左側に両手で花を持った虚空蔵菩薩坐像(重文)。 阿弥陀如来の光背に金色がかなり残っているのですが、 仏像のほうはかなり金色が取れていて真っ黒。 姿はずんぐりむっくりでお顔は結構眼光が鋭い。
講堂の北側には、上宮王院太子殿。 太子殿には聖徳太子像が厨子に入って安置されている。開帳は11月22日のよう。
さて、今回一番のみどころ。霊宝殿。 なんと、この霊宝殿、国宝第一号の弥勒菩薩半跏思惟像を筆頭に、国宝重文がずらり。 ワクワクしながら霊宝殿に入ると。まず。十二神将(国宝)がズラリと出迎えてくれます。 霊宝殿の北側正面中央には国宝第一号の弥勒菩薩半跏思惟が。。 中宮寺の弥勒菩薩もいいけど、同じ飛鳥時代のこの弥勒半跏は本当に神秘的です。 やっぱり人間っぽくないほうがそう見えるのでしょうか。。 南側には中央に藤原時代寄木造の千手観音坐像(重文)。 右に弘仁時代、十一面観音立像(国宝)。左に天平時代、不空羂索観音立像(国宝) どちらもカッコいいのだが。不空羂索観音は珍しいのでじっくり見入ってしまう。。。 一通り見たあと、やはり弥勒菩薩が気になるので、しばらく弥勒菩薩の前にたたずむ。 お堂で見れたらもっといいんやろうなぁと、いい仏像を収蔵庫で見るといつも思う。 仕方ないけども。。 しばらく弥勒菩薩を堪能して、お寺をあとにし仁和寺に向かう。
HASSELBLAD 500C/M C planar80/2.8f T*
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[見仏(けんぶつ)] カテゴリの最新記事
|