カテゴリ:カフェ~おいしいコーヒーの飲める店
久しぶりにネルドリップで淹れてくれる珈琲屋さんに行ってきました。 しかも・・・ ちょっと変わった店でした。 そのお店は、猿楽珈琲といいます。 東京の代官山に八幡通りという目抜き通りがあります。 ここは比較的こじんまりとしていながら、 お洒落なアパレルやレストランがが並んでいます。 そんな中、小さなビルの地下階段入り口に カフェの看板があり、 階段を下りると、そのカフェがあります。 そのカフェには入らず、さらに奥を覗くと、 猿楽珈琲が発見できます。 お店の中は何となくレトロな雰囲気で 房のような小部屋がいくつかあります。 マスターがカウンターの向こうで静かに仕事をしています。 僕はマスターの目の前の席に陣取りました。 薄暗い木造風のインテリアと 静かに流れるJAZZを心地よく感じながらメニューをチェック。 珈琲は3種類でした。 ふつうの珈琲(シティロースト) 苦めの珈琲(フルシティロースト) 二十三番地珈琲(フレンチロースト) それぞれ料金は600~700円と、 東京都心の自家焙煎珈琲の店にしては 良心的価格設定です。 さらにスイーツは200円という安さ。 僕は、ふつうの珈琲と、レアチーズケーキを注文。 話すと意外に気さくなマスターでしたが ネルにお湯を落とすときは、真剣そのもの。 ドリップケトルから糸を垂らすように淹れていきます。 このお店はいわゆるキャッシュ・オン・デリバリーシステム、 注文したものがきたらその場でお金を支払うシステムです。 「ふつうの珈琲」そして「レアチーズケーキ」と 料金を交換し、いただきます。 コーヒーカップには漆黒かつ透き通ったコーヒー。 最初はしっかりした苦味を感じました。 そして、ほんのり甘さがあり、酸味は控えめ。 適度なコクがあり深みを感じます。 この深み、 多めの豆をネルでドリップするコーヒーならでは。 真っ白のレアチーズケーキは 生クリームとりんごジャムがかかった甘いもの。 猿楽珈琲は、コーヒーに砂糖もミルクもついていませんが 甘いチーズケーキとコーヒーの相性良く 量も丁度良い感じでした。 先程も書きましたが、 マスターは大変気さくな方で、 素人の僕がコーヒーについて色々聞くと それに対して真摯に答えてくださいました。 話をしていて一番気になった言葉 「豆を深煎りにすると甘みが増す」 深煎り=苦いというイメージですが、 ここにマスターの焙煎に対するこだわりを感じました。 自家焙煎を20年続けてこられて、 それでもなおコーヒーの味を探求しておられる そんなマスターの姿に職人のあるべき姿を見た気がします。 次は苦めの珈琲と二十三番地珈琲も飲んでみたいと思いました。 ※なお、猿楽珈琲は禁煙です。 ポチッ! アリガト!
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最終更新日
2012年12月29日 12時54分40秒
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