車庫証明の申請手続き

June 6, 2005

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カテゴリ：ユーザー車検

　だいぶ交信が途絶えてしまっていましたが，久し振りに更新してみようと思います。

　内容は，相変わらず『車庫証明』です。

　というのは，最近東京都で車庫証明を取得したのですが，数年前と違い，事務が電子化されていて，申請時の手順が少し変わっていましたので，ご報告しようと思います。

　ただしこれは，東京都（警視庁）だけの話かもしれませんが，同様のシステムが今後他の道府県に展開される可能性もありますので，参考にして下さい（既に導入している所もあるかも）

　今回のシステム化の目玉は，『電子化』です。今までは，申請すると基本的に手書きの受付簿，受取書などを使用していましたが，この辺りが電子化されました。

　では順を追って手順をお話したいと思います。

申請時
　まず，警察署に行くと銀行や郵便局にあるような，『整理券』の発行機がありますので，そこで『整理券』を受け取ります（待ち人数が表示されている）。

　自分の順番が来て番号を呼ばれるので，窓口に行って，整理券と書類を提出します。

　書類の審査があり，記入洩れの箇所や補正箇所があるとそこを指摘され，その場で修正できるものはその場で修正し受付，ダメな場合は再提出になります。

　暫く待たされると名前を呼ばれ，ピンクのＡ４の紙を貰います。これを会計の窓口に持って行って，申請手数料（\2,100）を支払うと，それを切って短冊状の紙を２枚くれます（領収書と納付済み証）。

　この納付済み証を元の呼ばれた窓口に渡すと，申請手続きは終了です。
　領収証の方に，発行予定日が書かれていますので，その日以降に受け取りに行きます。
　この領収書などの住所・氏名は申請書の住所氏名のイメージがそのまま印刷されています。ちょうど定期券のような感じで，申請書をスキャナーでイメージ取り込みして処理しています。
　ですから，地図などもそのまま電子化して取り込んでいると思われます。

受取時
　申請時と同様に『整理券』を受け取って，呼ばれるのを待ちます。

　順番が来て呼ばれたら，先に持って帰った領収証を窓口に提出します。

　印鑑を渡し，受付簿に印鑑を押してもらって，またＡ４のピンクの紙を貰います。

　これを会計の窓口に持って行き，シール発行料の\500を支払うと，同じ様に領収書をくれます。

　この領収書を先ほど呼ばれた窓口に提示すると，車庫証明の用紙を渡してくれます。この時にまた印鑑が必要です（サインでも可）

　以上で手続はすべて完了です。
　システム自体はかなり電子化され，窓口の方もディスプレイとにらめっこしながら作業をされていますが，発行時に使う受付簿などは手書きだったり，紙ベースだったりしていますので，完全電子化までは行っていないようです。

　ただし今までのように印紙を買ったり，住所氏名を転記したりする手間がなくなりましたので，作業効率はかなり良くなっていると思います。

　今後もこのような効率化が色々な業務に及んでくるんでしょうね。

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Last updated June 7, 2005 12:04:19 AM
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■コメント

Re:車庫証明の申請手続き(06/06)

Mary さん