ある晴れた朝、

　　　昇ったばかりの太陽を拝むことができました。

　　　こんな雲ひとつない空に輝く朝日を見た日は、ムクムクとエネルギーがわいてきます。

　　　お日さまに感謝する気持ちを忘れちゃいかんね。

　　　朝日を浴びる大ちゃんを正面から撮ると、

　　　キラキラ黄金色に輝いて見えます

　　　私がひたすら写真を撮る姿を見ていたリッキーママが言いました。

　　　　　「大ちゃん、観音さまになれるね」

　　　私は笑って

　　　　　「そんな器じゃありませんよ」

　　　と答えたのですが、

　　　本人はやる気満々でした。

　　　黄金色に輝く観音さま・・・

　　　リッキーママの頭にはどんなイメージが浮かんでいたのかな？

　　　例えば、

　　　こんな感じ？

　　　作っているうちにものすご～く罰あたりなことをしているような気持ちになったので、

　　　ココで止めました。

　　　本当は 「千手観音でも良さそう」 と言われていたのですが、恐れ多くて無理です。 

　　　せめて、

　　　大勢の中の一体とか。

　　　この後、なんとな～く作業を進めていくうちに、

　　　結局自分に向けた観音さまが完成しました。

　　　私に一番足りないものです。

　　　穏やかな観音さまにそっと言葉をかけられたなら、

　　　私も素直に 「はい・・・」 とうなづけるかもしれないなぁ。