車検のラインに突入だ -mini R55 のユーザー車検-
4番ラインの列の最後尾に並び検査開始時間を待っていると、1時少し前に検査員が続々と検査ライン棟に歩いてきました。いよいよ検査の始まりです。エンジンを始動して順番を待ちます。ここで大事なことがひとつ。トラクションコントロールのDSCをoffにすることです。これをoffにしておかないと、スピードメーター検査で、タイヤを回すことが出来ないそうです。先人のブログで勉強しました。ありがとうございます。ぼくの前の人がラインに入る前の灯火系の検査が始まりました。検査員が車の周りをチェックをしながらぐるりと回ります。バックギヤに入れろと指示されたのでしょう。バックライトが点灯しました。検査員が車の前に回ったところで、ボンネットを開けようと運転手が降りてきます。しかしバックライトが点灯したままです。怖いよサイドブレーキを甘く引いていたら動き出しかねません。もう、君は失格です。ぼくの番がやってきました。よろしくお願いしますと言いながら検査用紙を挟んだバインダーを検査員に渡します。まずはウィンカーからです。右、左、ハザード。言われた通りにつけていきます。スモール、ロービーム、ハイビーム。「フォグランプつけてください」このミニはフォグランプとバックフォグランプがついているのですが、スイッチではどちらか区別がつきません。ちなみにフロントフォグのスイッチは遠い方です。あとから気づいたことですが、ここでホーンとワイパーもやるはずですが、指示もなく、出すのも忘れていました。検査員が後ろに回ってまたウィンカー、ライト点灯、ブレーキランプ。「バックフォグをつけてください」へー この人、この車にバックフォグがついてるの知ってるんだ。なぜならバックフォグは物体として明確に存在しているわけでなく、右テールランプ内の1部分が光るだけだからです。バックフォグのスイッチを入れますが、点灯確認ランプがつきません。ライトをonにして点灯しました。続いてエンジンルームの確認です。ボンネットを開けて車体番号等を確認します。問題なく終了。検査に慣れていますか? と訊かれたので、いいえと答えます。ハザードを出したままでラインに入るように指示されます。ラインに入るとまずはサイドスリップテスターです。ここはハンドルを動かさないよう、ゆっくり通るだけです。前方のモニターに〇が出ました。検査員が「次はあそこに前輪を乗せて」と、測定器のローラーを指さしました。ゆっくり前進して前輪をローラーに乗せると、後輪の方もなにかがもぐりこんできたような感じがしました。検査員が「40キロになったらパッシングして」と言いました。 ん? 自分でタイヤを回すのか、それともローラーにタイヤを回されるのか? 「ギヤは入れるのですか?」「これマニュアル?」「いえオートマです」「じゃあギヤ入れて」そっか 自分で回すのか 今ひとつ噛み合わなかった会話に釈然としないままドライブに入れてアクセルを踏み込んでいくと、スピードメーターの針が徐々に立ち上がっていきます。なるほどなるほどつづく