我が家のフィッシュアンドチップスは肉厚で食べごたえ抜群の「サメ」が定番、簡単マッシーピーズも作りました&もっちり&とろ~り!茄子のモッツァレラサンドオーブン焼き
毎年言っている気がしますが、寒くなってくるとイギリス料理が食べたくなります、なぜか。寒い国のお料理だからかなあ。 こちらは昨夜の夜ごはん。イギリス料理食べたいと言いつつイタリア料理が混じっているのは、週末はダンナさんも私も「赤いの」(赤ワインのことを我が家では親しみを込めてこう呼びます)が飲みたくなるからです。というわけで、イギリス料理の代表格というか、寒くなってスーパーに白身系のお魚が並びだすと作りたくなるこちら。◆フィッシュアンドチップス&マッシーピーズ スーパーで鮮度がよさそうなサメの切り身を見ると、ダンナさんまで「フィッシュアンドチップスにしたら美味しそうだね」と言い出すほど、我が家では「フィッシュアンドチップスにする魚=サメ」的な認知になっております╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !フィッシュアンドチップスの我が家的な定番レシピは過去エントリのこちらをご覧ください。チップス(ポテトフライ)は生からの二度揚げがいちばん!香ばしくて、揚げている間もとてもいい香りがします。 サメはちょっとぶよぶよしていることもあるので、臭み取りと身を締めるために塩をして水分を出し、キッチンペーパーでくるんだ状態で冷蔵庫に1時間以上。そうして出た水気をきっちり拭き取ってから衣(または粉)をつけて揚げるととても美味しくできます。今回は衣をフリッター風にしたくて、市販の天ぷら粉をかなり濃いめに溶いて使ってみました。天ぷら粉衣、アリです。サクッと揚がって身はふっくら! これを食べたダンナさん、「俺やっぱりフィッシュアンドチップスはサメで作るのが一番美味しいと思う」だそう。おそらく日本で一般的に流通する魚の中ではサメが最も大きくて肉厚で食べごたえがあり、フィッシュアンドチップスに求める要素を満たしているからでは?と思います。現地ではおそらく大きな鱈が定番だと思うのですが、日本で売っている鱈は切り身になっていて小さいので、食べごたえの点でやや物足りない。だったらサメをガブッといきたい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! それと、半端に残った鯖があったので、残った衣をつけて揚げました。 揚げたてにカレー粉を振って、さらにマヨ(*´艸`*)鯖にはこういう味付けが合うなあ。美味しいです。 そして今回、マッシーピーズがうまく(美味しく)作れましたヽ( ゚∀゚)ノ マッシーピーズをフィッシュアンドチップスのサイドに添えてくれるお店は日本ではあまりないですが、現地では定番のサイドメニューのようです。しょっぱい&酸っぱいフィッシュアンドチップスの中にこれがあると、甘くてほっくりでとても美味しい(○´∀`)ノ作り方はとても簡単。冷凍のグリンピースをレンジで温め(生のを使う場合は柔らかく茹でる)⇒牛乳少々を加えてフードプロセッサーで滑らかにマッシュ⇒味付けは塩・コショウと、少量のバターです。以上!以前、缶詰のグリンピースを使ったらもともとついている味がしょっぱくてうまくできなかったので、冷凍または生の豆で作るのがいいようですね。以前お店で食べて美味しかったところではもっと滑らかにマッシュされていましたが、その辺はお好み&気分に合わせればよいと思います。フィッシュアンドチップスの衣も現地の正統派ならビールで小麦粉+卵+ベーキングパウダーを溶くのが正解ですが、我が家で「抜栓したビール」があることはまずないので、私は粉だけつけるか、あるいはフリッター風にどろっとした衣を作ればOKだと思っています。日本ではお店によってはパン粉衣のフィッシュフライを出すところもありますが、これも気分次第でアリかと。要はその時美味しく感じるように作れればOK╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !というのが、家庭料理のいいところですよね。◆茄子のモッツァレラサンドオーブン焼き モッツァレラが食べたくなって買って来たものの、カプレーゼはもう寒くてあまり食べたくない(身体を冷やすので)、加熱しようか…と考えて思い出したのがこれ。こんなにチーズが溶けて全体に広がる予定では実はなかったのですが(笑)、とても美味しかったのでOK! これもイタリアで広くふつうに食べられている家庭料理なので「正しい作り方」というよりは「好みの作り方」がいろいろあるのでしょうが、今回は(私としては)わりと丁寧に作りました。1)茄子2本は1本が4枚になるよう縦にスライスし、塩水に1時間ほど漬けてあく抜き&少し柔らかくしてざるに取り、水気をキッチンペーパーで拭き取る。2) 1)に軽くセモリナ粉をまぶして溶き卵にくぐらせ、オリーブオイル大さじ1.5杯程度を熱したフライパンで両面焼く。焼き目をつけた後蓋をして少し蒸らす感じにします。残った溶き卵はこの後使います。3)モッツァレラチーズ1個を適当に(厚さ1cm弱ぐらい)にカットして茄子に挟み(茄子サンドが4つできる形)、耐熱皿に並べ、2)で残った溶き卵をかけてパン粉を散らし、180度に余熱したオーブンで15分ほど焼く。4)オーブンに入れている間にトマトソースを作る。ホールトマト1/2缶程度をつぶしながらフライパンに入れて煮つめ、塩とバジルで味付け。ノンオイルでOKです。5)焼き上がりに4)のソースをかけてできあがり!焼いたモッツァレラがとろ~り溶けてのび、噛むともっちりでなんとも美味しいヾ(o´∀`o)ノ!塩気が少ないチーズなのも、こんな風にたっぷり使う場合には嬉しいポイントですね。これも簡単にできるのでオススメです。以前はこんな感じで作ったこともありました。あともう1品はトレビスと玉ねぎを炒め、プルーン・赤ワイン・りんご酢で煮るサルデーニャ料理を、調理に使える赤ワインがなかったので赤ワインビネガー、りんご酢の代わりにすりおろしたりんごを使って作ってみました。苦くて甘酸っぱい味、苦手な方は苦手かも知れませんが私は好き。 ちなみに同日のブランチもイギリス料理風でした。 「ケジャリー(イギリス風カレーピラフ)」と牡蠣チャウダー、気が付いたらこの時(レシピ化した時)とまったく同じ組み合わせでした。好きなのね(笑)ケジャリーにはピーマンもちょっと加えました。 あと緑色の野菜がもうちょっと食べたくていんげんのトマト煮。これはいんげんがたくさん食べられて好き。 そろそろクリスマスのお料理を考えるべき時期なのですが、今年は天皇杯があるのでどうも気持ちがなかなかそちらへ向かず、もうちょっとしたら盛り上がってくるかなあ・・・。元旦を吹田で迎えたいのでお正月料理も手抜きな年末年始になりそうです。今日も朝から寒いですね~。みなさんあったかくしてお出かけください