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あれからもうすぐ2ヶ月。
被災地の人々にしてみたら、「まだ」2ヶ月なんだろうか? 地震にしても、原発事故にしても・・・ まさかこの日本で、これほどの被害が出るとは思いもしなかった。 阪神大震災のような大きな震災や事故を何度も経験し、そしてそれを乗り越えてきたこの国。 それらの経験から学んだ、世界最高水準の災害・防災対策。 そう思ってた。 世界各地で起こった災害報道を目にしても、心のどこかに、これは外国だからって気持ちがあったのかもしれん。 これが日本だったら、ここまでの被害は出てないだろうなって。 とんでもなく、浅はかな考えだったんだね。 自然の力の前では、人も人の作った物も、なんとも無力なもんなんだ・・・ 今回の震災では、「想定外」という言葉をよく耳にした。 いとも簡単に、むしろ軽々しく使ってるようにすら感じる。 この言葉を口にすればすべてが赦される、まるで魔法の言葉のように。 思うことは多々あるけれど、これ以上ここで書いても詮無いことことだしね・・・ あの日。 被災地で建物の倒壊に巻き込まれ、そしてすぐに救助された友人。 幸いにも軽症ですんだらしく、そのまま救助活動に携わったと。 「テレビで流れる映像は、流せる映像だけやからな」 後日、友人の口から出たこの言葉。 何が言いたいのか、想像はできる。 でもきっと、そんな想像なんぞ、はるかに超えたモノを見てきたんだろうな。 遠い安全なこの地で、テレビの映像を通してしか見てないオイには、想像できないようなモノを。 そこまで考えることも想像することもできたけど、返す言葉は出てこなかった。 今も現地で働く警察や消防、それに自衛隊の人々。 彼らの心のケアは対処されるとニュースで見たけど、たくさんの一般の人々の心のケアは大丈夫なんだろうか?と、心配になってくる。 別の友人は、2日間でだったかな? 関西から輸送支援で、5往復したと。 休みがもらえたから、ちょっと行ってくると言って。 みんな凄いよ・・・ それに引き換え、自分は・・・ と、考えてしまう。 みんながそうだったように、自分には何ができるんだろう?と。 現地に行くこともできないし、いったい自分には何ができるんだろうと。 ない知恵を絞って考えてもみても、結局自分には、自分にできることしかできないもんなんだ。 そんな時、たまたま知人を通して、ある支援の相談があった。 それでこのところ、時間の許す限り、その手伝いにかかりっきりになっておりました。 現地で手を動かすことはできないけれど、遠い長崎の地でも多少なりともお役にたてればと。 今夜は、ネタもなければ楽しい話題もなくて、申しわけないね・・・ 軽く書こうかと思ったのに、書き出してみればこんな重たい感じになってしまいました。 まぁ、そんな現況報告なんだな。 飲むこともほとんどなかったから、ある意味健康的に過ごしておりました。 過去を取り戻すことなどできないけれど、一日も早い復旧と復興を願いつつ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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