ようこの部屋

今日は誕生日。最近鏡を見ると小じわが目立って悲しくなる。でも永遠の若さが欲しいかといわれれば、欲しくない気がする。昔読んだポーの一族だっけ、友達や恋人が死んだ後も若いまま生きていくって、つらいだろうな。それを考えたら、年取るのはいいことかも・・・。

なんでも締め切りがあったほうがはかどるように、人生も締め切りがないとだらだら生きてしまうかも・・・。

ところで、今日はなんと再び面接。でも今回は準備も何もなし。昨日出社してみたら、私のことを前から気に入ってくれている、コントローラー（経理部？）のディレクターからメールが来ていた。実力のある人材が欲しいので、シニアアカウンタントの空きポジションがあるので話を聞きに来ないか、という内容。同じファイナンスでもうちのようなプランニングの部は経理に比べて社員の等級も高いし、大学を出ている人がほとんどだけど、経理部は大学卒の人は少ない。そっちからうちの部に来たい人は多くても、逆は少ない。

でもファイナンスを仕事としていながら、経理の経験がないのもなぁ、と最近思うようになった。実は先日の面接のあと、うちのディレクターに、経理部から誘いが来るかも、と聞いていたので心積もりはできていたのだ。

その話を聞いたときは、私を追い出したいのか、と思って腹が立ったけど、最近、ここに残って新たな機会をうかがうのも疲れるな、と思い始めていた。そもそもディレクターのお気に入りではないし、複雑な人間関係もストレスがたまるし、これが子供の出来ない元凶かもと思い始めていた。

経理に移っても、今と同じ等級は特別に保持出来そうだし、他のシニアアカウンタントよりも高い等級で仕事ができるなら、やりやすいかも。

うちの会社はヨーロッパ全体の経理をベルギーに集めたセンターを作ったので、私がやることになる売掛金と固定資産もヨーロッパ全体のもので、かなり複雑。この仕事をやれば、あとでいろんな部でマネージャーになれるだけの知識も得られるし、最初は毎月同じ仕事の繰り返しかぁと思ったけど、とにかくうちの会社の売掛金は複雑なのでいろんなことが学べそう。

それに万一会社を首になっても、経理の経験があれば、つぶしがきくし・・・。

こっちのセンターは家からも近いし、何より、評価してくれるディレクターの下で働くほうが精神衛生上もいいから、まだ会社には言ってないけど、自分としてはこっちに移ることに決めた。

なんだか決めたら、気分もすっきり。うれしい誕生日となりました。