与乃登のご祈祷日記

2006/03/02(木)13:46

続・無性に食べたくなる食べ物

昨日のお話の続きです。 男性が食事のことで悩んでいるといって相談に来られました。 亡くなられたおじさんの大好物だった餃子が命日近づくと無性に食べたくなるというのです。 どうやら命日にお供えすると言うことで治まったようです。 与乃登「今日はどうされました?」 男性 「はい、実は甥っ子のことで。」 与乃登「何か不思議なことでも?」 男性 「はい。まだ4つなんですがこの前、饅頭を三十個も食べてしまいました。」 与乃登「三十個ですか。普通ではないですね。」 男性 「はい、ぺろっと一気に食べたそうなんです。それが、腹痛も起こさず元気なんですが心配で。」 与乃登「いつもではないのでしょう?」 男性 「えぇ、その日はその子のおじいちゃんの法事で、お供えのお饅頭がたくさんあったんです。それを片っ端から食べたみたいで。」 与乃登「その後も食べ続けていますか?」 男性 「いえ、それは聞いていません。」 与乃登「だったら、大丈夫でしょう。おじいちゃんの好物だったのでしょう。」 男性 「そうなんですよ。糖尿病で甘い物を禁止されていましたから。」 与乃登「なら、なおのこと大丈夫でしょう。お供えしていれば治まるでしょう。あなたも少し霊媒体質だし、その子もおそらくそうでしょう。御霊さんが乗っかって一生懸命食べておられたのでしょう。」 男性 「私は良いとして、甥っ子は大丈夫でしょうか。」 与乃登「心配なら、おじいちゃんによく言っておかれたらどうです。お供えするから乗っかるなって。」 男性 「誰が言うんですか?」 与乃登「あなたですよ。僧籍をお持ちでしょう?」 男性 「いや、私はそんなことは。」 与乃登「だったら誰が言うんです。お身内の方が言うのが一番!」 男性 「はぁ、いっぺん言ってみます。」 納得したようなしてないような顔をして男性は帰っていった。 あの世に行かれたら普通は帰ってこないものだが、命日や法事、彼岸や盆にはお帰りになって、少々手間を取らせる方もいると聞く。故人をしのばれたときには好物をお供えされてみてはいかがだろうか。大変喜んで頂けること請け合いである。 与乃登(よのと)の神霊心療室 http://yonoto.com/

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