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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。
若い女性が相談に来られました。 与乃登「どうなさいました?」 女性 「はい。父親が原因不明の病気で苦しんでいます。」 与乃登「それは心配ですね。どのようなご様子ですか?」 女性 「それが、はっきりとしないのです。家で静養していますが良くありません。たくさんのお医者さんにも見てもらったのですが、病名すらつきません。ひょっとして何か分かればと思いまして。」 与乃登「そうでしたか。それでは少し視てみましょう。」 与乃登は父親の写真と名前を受け取って、神前に座った。 するとたくさんのお札が見えた。 なかにはよろしくない気配のモノも見える。 これは清祓いをした方が良いな。 与乃登「お札がたくさん見えますが、何かお祀りですか?」 女性 「あ、いいえ。父の知り合いが心配していろんなものをくれますので、置いてあります。」 与乃登「ずいぶんと古いモノもあるようですから、近所の神社さんの古札入れにでもお返ししてください。」 女性 「あのぉー。やっぱり、いけませんでしょうか。」 与乃登「何かご心配なことでも?」 女性 「全部捨てた方が良いですよね?すごい数があるんです。」 与乃登「きちんとお祀りをされないのでしたら、この機会に処分をされてはいかがでしょうか?」 女性 「ですよねぇ。気味が悪いので父に捨てるように言っていたのですが。ふんぎりがつかないらしくって。」 いったい何があるのだ? 祟るようなものでも置いているのか? 女性 「近所の方が蛇の皮だの、熊の毛皮だの、水牛の角だの、変なモノを持ってくるんです。」 うーん、気を遣ってくれているだろうが、病人の家にはふさわしくないなぁ。 与乃登「お札ではないのですか?」 女性 「あ、お札は別の人です。全国の有名な神社仏閣を参っておられる方でついでに買ってきてくれるのです。」 与乃登「祟っているわけではありませんが、思い切って整理をしてみてください。何か変化があるかも知れません。」 女性 「そうですね、そうしてみます。」 与乃登「それから、このお家の土地について何かご存じないですか?」 女性 「いいえ。この家は建て売りの中古を10年ほど前に買ったので、詳しくは知りません。」 与乃登「そうでしたか。ま、分かる範囲で結構です、聞いてみてください。」 女性が帰ってから数日後連絡があった。 与乃登「それで何か分かりましたか?」 女性 「はい。周りで何人もの人が原因不明の病気で亡くなっています。」 やっぱり何かあるな。 与乃登「やはりそうでしたか。ご祈祷に入りましょう。」 女性 「はい、伺います。」 この続きは明日と言うことで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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