泣かぬなら
日記をつぎ送りにしてみた よりみちです。こんばんは。書きたかったのはこの話。ある日、駅前を歩いてて少し大きな通りに出た。ふと、脇から野良猫が歩いてくる。それとわかるのはホントは茶トラなんだろうけど、ほとんど灰色にすすぼけていておよそ飼われてるとは思えない風貌だから。で、なにを思ったのかヤツは道路の真ん中で立ち止まり動かなくなった。そして座り込んでしまった。別に怪我をしてるとかじゃなくてね。ただの気まぐれみたいに。クルマも通る道路なんでちょっと心配して見てるけど一向に動く気配がない。と、向こうからクルマがやってくる。ヤツは動じないので、僕は路肩に誘導しようとヤツに近寄ってみた。50センチくらいの距離に近づいたころ、ヤツはキリッとこちらを睨みフーッ、と身体を丸めて威嚇してくる。勝手にしろ!っていう気持ちになり、少し離れるがやはり気になる。クルマがいよいよの距離まで来たらヤツを蹴飛ばしてでも逃してやらないとと思って完全には離れずに待機。(轢かれるよりは、蹴られた方がマシだよね;)するとなかなか微妙なタイミングでヤツは動きはじめて事なきを得た。まあ、結果オーライだけどさ。それにしても頭に来る。・・・と、野良猫に本気で腹を立てたある日の夕方であった。