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よろず屋の猫

エンヴィーという名の刃

世の中には表現方法はいっぱいあって、私のネット友達には「絵」で表現する人が多いです。
もとは某マンガのファンサイトで知り合った関係で、マンガのキャラを描くことも多いのですが、私の好きな絵は、原作に似ているかどうかより、描き手の個性が出ている事に重きが置かれています。
一目見て、あ、これはこの人の絵、と分るものですね。

そのような絵を見るたびに、私は「すごいなぁ。」と思うのですが、その方のHPでのコメント欄で長々と書くのもちょっとと言う思いと、感想は早めに書きたいという気持ちで、なかなか自分が感じたことを全て伝えられません。

なので自分のブログで、それをやってみたいと思い立ったわけです。
第一回は、「大切にします。」と約束して強奪してきたみはるさんが描かれたエンヴィーです。
念のために書きますが、あくまで「みはるさん画のエンヴィー」であって、エンヴィーというキャラ自体を誉めたいわけではございません。
でわでわ。





みはるさんのブログに書いた感想ではまず「素敵」という単語を使いました。
でもそれはちょっと違うなと思ったんです。
簡単に一言で表すのは難しいですが、敢えて使うなら「魅力がある」ではないかな、と。
ではどんな魅力か。
何と言ってもゾッとする微笑。これでこのキャラの性格が分ろうと言うものです。
私は日本刀が好きなのですが(持ってるわけではありませんが)、それを見たときの感覚に似ています。
もう一度念のために書きますが、決して日本刀の様だというのではありません(笑。

研ぎ澄まされた鋭利さを表す刃の光。
見ている私に緊張を強いる。
気がつくと背筋を正し、肩に力が入っているのに気がつく。
なのに視線は吸い込まれるように刃の上にあり、そらす事が出来ない。
ゆっくりと近づく。かなうならば触れてみたいと願う。
けれど上げた手の指先は刃の手前で止まり、私はその場でかたまってしまう。
あとほんのわずかの距離、けれど決して縮まることのない絶対的な空間が出来上がる。
触れたいという願いよりも、怖さが勝ってしまったから。


いかがでしょうか、私がみはるさんのエンヴィーを見た時に感じたことです。
お友達の絵師さんたちから頂いた絵は「宝物入れ」に大事にしまってあるので、また挑戦してみたいと思います。

と言うわけで、私をそのような気持ちにしたエンヴィーは
↓でご覧下さい。

エンヴィー.png




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