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テーマ:Tシャツ★万歳(520)
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朝7時、起床。
支度をして、出発・・・って、今日はチンドンではありません。 2度目の参戦となる、Tシャツラブサミットです! 今日の場合の支度ってのは、ナゴヤ堂「仕事中」Tシャツを着込んで、荷物を持つことを指すのですが、これがハンパではありません。 Tシャツ満載のダンボールと小道具一式の詰まったでっかいカバンを乗っけて、のぼり旗の旗ざおをくっつけたキャリーを右手で引き、左手には近所の中古家具屋で¥300で購入したハンガーを肩がけにします。 ハッキリ言って、見られた格好じゃないです。しかも、メチャメチャ重い! ですが、カッコになんて構っちゃいられないわけですよ! ラブサミのお客様と会えるなら! 「オラァ!」 気合一発、荷物を持ち上げた途端にフラッとして、アパートの階段を転げ落ちそうになりました。 軽く走馬灯流れました。 朝からあわや階段落ち・・・。 昨日のチンドンで「蒲田行進曲」を何度も演奏した影響でしょうか・・・? 今日のワタクシは、全てを一人っきりでやらねばならないのです。 これまでイベントの度に、やれ「すあま」嬢だ「ろっきー」嬢だとカワイコちゃんのアシスタントを連れていたワタクシでしたが、今日はだーれも手伝ってくれないのです。 GWですしね・・・。みんな忙しいんですよね・・・。 (一人で)地下鉄を九段下で降りて、(一人で)会場の科学技術館を目指します。 会場近辺は北の丸公園という公園になっていまして、石段がたくさんありました。 しかも、コンクリートの階段などと違って、段差や段の広さがまちまちなのです。 これを、キャリーで登るのは、筆舌に尽くしがたい苦しさでした。 ハッキリ言います。 この石段を作った奴、出て来い! ナゴヤ様が成敗してくれる!! 半泣きで科学技術館に到着します。 早速搬入開始。 今回のブースは、左がLOOPさん、右が7716Glanzさんです。 うおお。どちらもカッコいい! Tシャツのデザインからブースの見せ方まで、全くスキのないクールなお店に両脇を固められて、その谷間にまさかのナゴヤ堂。 とるものもとりあえず、両ブースに挨拶をしておきました。 うう、どちらもクールですのに、間にこんなのが挟まってスミマセン・・・。 ちなみに、ナゴヤ堂のブースは、2部屋に分かれている会場の両部屋を行き来する通路の真正面だったのですが、その通路を挟んでナゴヤ堂最大のライバル伊藤製作所が。 前回のラブサミでは、叩きのめされたワタクシでしたが、今回は負けないぞ! 今度はこっちだって、棚も買ったんだ! 少しはブースもちゃんとしたんだぞ! ・・・と思っていたのですが、伊藤製作所ブースはさらに進化していて、なんだかあれしきで喜んで「ブースっぽくなったかも」とか言ってた自分が恥ずかしくなっていきます。 ・・・さあ。 それでも、気を取り直して、ブース設置です。 何たって時間があまりないのです! 以前この日記で書いた、例の棚。 28日に、これを宅急便で会場に送るのが、どれだけ大変だったことか。 でっかくて重い箱を、コンビニまで必死の横ばいヨチヨチ歩きで運んだ段階で、すでに何度か、 「もう、ラブサミ、やめよかな・・・」 と思いました。 しかし、持って来てよかった。 幸い、1度しか試せなかった組み立てもスムーズにできて、それにナゴヤ堂Tシャツを並べてみると、いよいよ始まるんだという実感がわいてきました。 Tシャツは、ハンガーにも吊るして、見本とします。 そして、このハンガーに、のぼり旗をくくりつけます。 すると一気にブースに「高さ」が生まれ、ちょっとうれしい気分になれました。 たったこれだけのことで、変わるもんです。 で、その辺でタイムアップ。 いよいよラブサミ開幕です。 慌てて、年末のイベントで用意した、筆で色々書きなぐった白衣・通称「ナゴヤコート」を着込みます。 開幕と同時に多数のお客様が入場され、それをボンヤリ見ながら、 「いよいよ始まったなあ・・・」 などと思っていると、 「すみません」 と、いきなり声をかけられました。 「これ、ください」 なんと、開始直後、あっけなく「仕事中」Tシャツが売れたのです! 「は、はい」 ボンヤリしていたもので、袋やお金の準備が全くできていなくて、お客様をずいぶんお待たせしましたが、とにかく先取点です。 ボウズの可能性はなくなったわけです。 好スタート。 よっしゃあ! 今回も頑張るぞー! 大いに気勢を上げたのでした。 ・・・一人で。心の中で。 うーむ、やはり寂しいなあ。 喜びは誰かと分かち合ってこそですよね。 さて、一人でブースを構えることの最大の問題点は、休憩ができないことだと思います。 昼ご飯も食べられません。トイレにも行けません。 ぶらぶらと会場内を散策して、他所のブースやお笑いライヴを鑑賞するなんて以ての外です。 これは、ツライです。 本当に、何とかお手伝いさんを確保したかったのですが、この日だけはどうしようもなかったので、ワタクシは昼ご飯を抜く覚悟を決めました。 ウー。オナカスイタヨー。 すると、神の助け。 なんと友達のカキマ嬢(仮名)が現れたのです。 アンタはエライ! こうなったら、彼女に留守番をさせて、昼ご飯を食べに行きましょう。 「わーい、吉田くん、来たぞー」 ありがとう、カキマさん。 ところで、実は頼みがあるんだけど・・・。 「早速、これ頂戴」 え! Tシャツ買ってくれるの! 「うん。吉田くんのTシャツは初めて見たけど、これ、おもしろいから」 うわあ、ありがとう。友達相手に商売しちゃうとは思わなかったよ。 「よい子」Tシャツね。はい。\3000(注・イベント価格)になります。 「ありがと。大事にするね。じゃ、ちょっと回ってくるから」 はーい、どうもありがとうねー。 いやー、なんか悪いことしちゃったなあ。 友達をラブサミとかのイベントに誘うのは、別にウチのTシャツ買ってくれって言うのじゃなくて、君も楽しめるかもしれないよ、と思うからなんだけど、それでも買ってもらえるなんて、うれしいよなあ。 でも、なんか悪い気もするよなあ・・・。 ・・・。 あ!! 留守番!! 気づいた時にはもう遅くて、カキマ嬢の姿は、広い会場のどこかに消えていたのでした。 でも、まあ「回ってくる」って言ってたし、きっとまたナゴヤ堂に来るよね。 その時にでも頼めば・・・ん、メールだ。 今日はありがと。おもしろかったよ。 じゃあ、アタシ、帰るね。 カキマ がーん。 う、うそお・・・。 また来てくれると思ってたのに・・・。 お、おのれ、カキマ! ・・・まったく、Tシャツ買わせておいて、こんな逆恨みもないわけですが、諦めかけてた昼ご飯を、もしかしたら食べられるかもと一瞬思ってしまっただけに、ショックがでかかったのでした。 うう、やはり昼ご飯は諦めるしかないのか・・・。 ウー。オナカスイタヨー。 なおも孤独に店番を続けるワタクシでしたが、空腹だと、情けないことに声まで細くなりますね。 結局、そんなワタクシを見かねた7716Glanzの方が、留守番を買って出てくださって、ワタクシは無事昼ご飯にありつけたのでした。 ダッシュで地下のカフェテリアへ。 前回と同じカレーライスを、前回の倍のスピードで流し込んで、ダッシュでブースに戻りました。 留守番してくれてありがとうございました。 おかげさまで昼ご飯を食べることができました。 なお、そのほかにも7716Glanzのみなさまには、いろいろとお世話になりました。 のぼり旗が、7716さんのブースの方に勝手にはためいていったりして、正直ウザかったと思うのですが、笑って許してくださいました。 どうもすみませんでした。そしてありがとうございました。 さて、理解しがたいイベントの不思議のひとつが、「今日のヒーロー現象」です。 この日のナゴヤ堂では、「雨男検定」のLサイズと「仕事中」のMサイズのみがなぜか集中して売れてしまって、持ってきた分がなくなってしまいました。 ある銘柄のみが売れるというなら、まだ話は解ります。 しかし、なぜサイズまで同じに・・・。 両銘柄とも、他のサイズは1枚も売れなかったのに。 ・・・なぜ? ま、いろいろありましたが、ともかく1日目が終了しました。 例によって、バカ売れとは行きませんが、若干ながらもお買い求めいただけましたし、何より注意を惹いたりウケてくれたりしたお客様が多かったのがうれしかったです。 明日も、さらに調子を上げたいものです。 さて、今回のラブサミは2日開催ですので、初日終了後は、ほとんど何も持たずに帰ることができます。 普段は乗らない東西線での帰り道ということもあって、なんだかうれしくなって、高田馬場で途中下車して「すた丼」を食べに行きました。 モチロン「すた丼」は好物なのですが、いつもは食べ始めがやや塩辛く感じられますし、ご飯の量も多くてツラいことがあります。 しかし、この日の「すた丼」は、ちっとも塩辛くありませんでした。 そして、ご飯も平気で食べ終えることができました。 朝から肉体労働、そして立ちっぱなしの1日で、さすがに疲れていたのですね。 「すた丼」がしみこんでいくような気がします。 これで明日のスタミナはバッチリです。 頑張って今日以上に売るのです! 本日のご来場、誠にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月02日 00時26分53秒
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