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「キーボードの前に置いて、手首を休める奴」をもらいました。
いや、ワタクシだって、コイツのことは知っていたんです。 しかし、知らないふりをしてました。 ワタクシは、怖かったんです。 自分が、また、同じ失敗を繰り返すんじゃないかという気がして。 ・・・過去の失敗。 それは、ワタクシの冷蔵庫の中にあります。 お話いたしましょう。 全ての料理を魔法と思っているワタクシの冷蔵庫の中なんてものは、ヒドイ有様でして、缶ビールにパイカルのボトル、それに野菜ジュースのペットボトルでも入っていれば御の字、といった具合なのですが、その中に。 その中に、常にコイツだけは絶対に入っているのが、日光石という石の沈んだボトルです。 中身は、普通の水道水なのですが、これがウマイ・・・と言うのか何と言うのか。 そもそもの始まりは、15年ほども前でしょうか。 ワタクシのオジキが、これをウチの家に持ち込んだのです。 「ただの水道水を、これに入れておくだけで、美味いミネラルウォーターが飲めるんや!」 と、彼は言いました。 「水道水と飲み比べてみ、全然違うやろ?」 そうまで豪語するなら、というので、水道水と日光石の水を飲み比べてみました。 「?」 ワカラン。正直、ワカラン。 どっちもワタクシにとっては、普通の水でした。 しかし、ものは試しと、しばらく日光石の水を飲み続けてみました。 全然美味くありません。 ところが、ある日、たまたま日光石の水が切れていて、しょうがないので水道水を久しぶりに飲んでみたところ・・・ マズッ!! な、なんじゃあ、こりゃあ!! マズイのです。とにかく飲めたもんじゃなかったのです。 ・・・で、当然ながら、ワタクシはそれ以来、水道水が飲めなくなりました。 いつだって、日光石の水を飲むことになったのです。 その後、実家を出ることになった時だって、ワタクシは、何はなくとも日光石のボトルだけは持って家を出たのです。 だって、そうしないと水が飲めませんからね。 おかげさまで、ワタクシは今も、日光石の水を飲んでいます。 (オジキは、まだこの水を飲んでるんでしょうか・・・?) 今はスッカリ慣れて、コイツのことを「美味い」と思うワタクシです。 しかしですね。 ワタクシ、思うんですが、果たして、これは幸せなことなのでしょうか・・・? 確かに、今はこの水を美味いと思うワタクシですが、日光石のことを知るまでは、ゲラゲラ笑って水道水を飲んでいたんです。 いつだって、蛇口をひねれば、水が飲めた。 しかしもう、ワタクシに、そんなマネはできないのです。 今や、水が飲みたいと思ったら、水道水を日光石のボトルに入れて、冷蔵庫にしまって、石の効果が水に染み渡るまで、しかるべき時間を過ごさないと、水を飲むわけにはいかないワタクシなのです。 楽だったなあ、昔は・・・。 蛇口から、じかで水が飲める幸せを、ボクは決して失いたくはなかったなぁ・・・。 結局、日光石がワタクシにしたことというのは、 「今まで知らなかった、美味い水を教えてくれた」 ことだと言うよりは、 「今まで飲んでいた水道水を飲めなくした」 つまり、 「不味い水をひとつ、作り出した」 ってことだと。 そういう結論になるのではありますまいか!? で、話は唐突に戻って、この「キーボードの前に置いて、手首を休める奴」のことです。 正直ワタクシ、今までパソコンに向かっていて、 「ああ、手首が疲れたなあ。この手首を何かに置いて、休ませたいなあ」 などという気持ちには、なったことがありません。 そういう不自由を感じないというのは、実に幸せなことです。 ですので、ここでこの「キーボードの前に置いて、手首を休める奴」なんぞを、安易に「ものは試し」なんて感じで使ってしまうと、大変なことになるのです。 「キーボードの前に置いて、手首を休める奴」なしでは、パソコンを使えない、なんてことになったら一大事です。 もう、そんな失敗を繰り返してはならない! ちなみに、ちょっと使ってみた感じでは(結局、使ってみたんかい!)、手首の位置がいつもと違うことに結構違和感を感じましたし、この「キーボードの前に置いて、手首を休める奴」は、机に置いてみると、えらくジャマだということも解りました。 よーしよしよし。 それでいいんです。もう、こんなもの、使わなければいいんです。 ちなみに、この「キーボードの前に置いて、手首を休める奴」の名前は何て言うんでしょう? 早速、googleで検索してみますと、どうやら「リストレスト」というらしいです。 しかし、googleはスゴイですね。 「キーボードの前」「手首を休める」なんていう、バカみたいな検索で、直ちに答えを教えてくれるんですから。 それにしても「リストレスト」(他には「パームレスト」などとも)。 なかなか粋なネーミングですね。 昔の名作「リブルラブル」はナムコのゲーム、「バブルボブル」はタイトーのゲーム。 やはり、名作はタイトルからして、質の高さを感じるわけですが、「リストレスト」ってのも、なかなかどうして、この並びにあってもおかしくないような名前じゃないですか。 思わず、 「ラスト・リストレスト・ロスト」 なんて口ずさんでしまいましたが、これは果たして、 「最後に失くしたキーボードの前に置いて、手首を休める奴」 って意味になるのでしょうか? 英語に堪能な方、教えてください。 さらにワルノリして、 「末っ子の『ラスト』、腕っぷしが自慢の三男坊『リスト』、サボってばかりのぐうたらな次男『レスト』、根っからの方向音痴で、いつも迷子になってる長男の『ロスト』」 なんてことを考えたんですが、こんなヒーロー物は成立しませんね。 たった4人なのに、ボケキャラが2人もいるし、まとめ役がいません。 まぁ、実現の可能性を度外視して言わせてもらえば、ワタクシはぜひ「レスト」の役をやりたいですね。 さあ、それじゃ、特にこれといったオチも考えつかないまま、今日の日記はボチボチ終わりにしましょうか。 それと言いますのもね、さっきは「そんなの感じたこともねぇ」なんて書きましたが、こう長いこと書いてますと、なんとなーく、手首が痛だるいような気がしてきましたから・・・。 全く、どれだけ暗示にかかり易いんでしょうか、ワタクシってヒトは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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