さびねこチャップ

今日はまずﾁｬｯﾌﾟの画像を見て下さい。






このﾋﾟﾝｸのもの・・・なんだかわかりますか？
これはそもそも私が買ったﾊﾞｽｽﾎﾟﾝｼﾞについていたものなのです。
皆さんはお風呂で身体を洗う時、ﾀｵﾙ派かｽﾎﾟﾝｼﾞ派かどちらでしょう？
私は昔からｽﾎﾟﾝｼﾞ派なのですが、皮膚科の先生から「ﾅｲﾛﾝ製のｽﾎﾟﾝｼﾞは長年使っていると肌を黒くするよ。使うなら綿や絹、麻など自然素材のものにしなさい」と言われたので忠実に守っているわけです。
ところがﾅｲﾛﾝ製に比べて絹のとかって結構高いんですよね。そんなにもたないし・・・そんな時ふと見つけたこれ・・・





表が綿で裏が麻　しかも安い！
そして説明書きには『手足を持って洗えば背中も楽々洗えます』と。
主人からは「子供のﾔﾂみたいだな」とバカにされつつも「いいじゃないの、いいじゃないの」と購入した私はさっそくその夜使ってみました。
ところがｯ！　このおさるで身体を洗っていると長～～く伸びた4本の手足がどうにもこうにも邪魔なのである。
そりゃ背中を洗うだけならいいかもしれませんがそれ以外の場所の方が多いんですけど・・・と私は言いたい！
結局首筋やら腕を洗っている間に4本の手足は限りなく絡み合い濡れているためにほどきにくく、必死になって真っ直ぐにもどしているうちに「私いったい裸でなにやってんだろう？」とむなしくなってきたりするわけです。

そこで先に背中を洗ってみましたが、その後絡むに任せて他を洗っていると絡まって太くなり存在感を増した末端部分がﾋﾟｼﾊﾟｼと辺りに泡を飛ばしまくるという新たな悲劇を呼びます。
「それならこれでどうだｯ！」とばかりに手足を全部たたみ込んで自分の手の中に収め洗っているうちに「なんでこんな苦労をしなきゃならないの？」という素朴な疑問が浮かび、思わずお風呂場から主人を呼んで「これ、全部切っちゃって！」と訴えてしまったのでした。
その後おさるちゃんがすっかり良い子になったのは言うまでもありません。

さて、几帳面な主人はその切った手足をゴミ箱に直行させず、束ねて干しておきました。
その干しあがったにっくき手足軍団こそが冒頭でﾁｬｯﾌﾟの首にかかっていたものだったわけです。
ﾁｬｯﾌﾟはなぜかこの首飾りに抵抗を見せず、その後ずっと首から下げて過ごしていました。





あれ～　ﾁｬｯﾌﾟ　まだつけてたの？






「だってかわいいにゃるもん」


うん、ﾁｬｯﾌﾟはﾋﾟﾝｸが好きなんだよね。