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昨日は危険なネット恋愛を繰り返す友人の話を書きましたが、もう一人やはり危ない橋を渡ってばかりいる友人がおります。
この友人(仮にM)は以前「心を病んでいる友人」として書いたことのある人なのですが、Mもインターネットでの出会いでヒドイ目にあってはしばらく休止し、しばらくするとまた始めて失敗するという事を繰り返しているのです。 話を聞いているとMの検索時点での相手に対する希望は高収入の一言に尽きるようで、「私、年収1千万円以下の男なんて嫌なの」と言い切ります。 その為に非常に危ない目にあった事がありました。 なんでも『どこぞの会社の会長』と名乗る年収ウン千万円の男性とネットで知り合い、すぐに会う事になりました。 待ち合わせのホテルのラウンジでMがしばらく待っているとその会長から携帯に電話が入り、「会議が長引いているので腹心の秘書を向かわせました。彼から話を聞いて下さい」とのこと・・・ 普通ならこの辺でもう変な話でしょう? 大事な会議の前後にネットで知り合った女性と初めて会う時間を取るとは思えないし、増してや秘書を向かわせるなんて・・・? それでもMが待っていると若い男性が現れて「会長は少し遅くなりますのでそれまでわたくしがお相手致します。」と言って一緒に飲みだしたらしいのです。 その時の会話も妙でした。 ネット上のやりとりで男性の年齢は35歳という話だったのに、秘書に一応尋ねてみると「え?会長はまだ50歳くらいかと・・・」と言ったとか!? なんじゃそりゃ?? その後も散々待たせた挙句、今度は秘書の方の携帯が鳴り、指令を受けたらしい秘書の言うには「会長はどうしても抜け出せないそうですので上に部屋をお取りしてあります。そちらでお待ち下さるようにという事でした。」 と言ってMを促しました。 ここでさすがのMも顔色が変わりさっさと引き上げてきたそうですが、後から会長とやらからの電話で「行き違いがあったようで申し訳ない。秘書が私の言ったことを勘違いしたようです。また時間を作りますので今度こそお会いしましょう」なんて言われてその気になっているM。 この話で私はとても心配になりました。 相手がひとりならまだしも電話の相手と実際に来た秘書とやらとは明らかに声が違っていたと言うのだから、少なくとも二人の人間が絡んでいた事になります。 年齢の話だって余りに隔たっているのに、Mいわく「秘書の人は会長の年齢なんて知らないのよ。ちょっと老けて見えるんじゃない?」って・・・ 会長の話では「腹心の秘書を向かわせます」って言ったんじゃなかったっけ?そういう秘書が会長の年齢を知らないって有り得るの? 危険だからもう二度と会わない方がいいよ・・・私の心からの心配はMを激怒させてしまいました。 「私をバカだと思ってるの?失礼だよ!」 その後しばらく連絡の取れなかったMに久々に電車で会いました。 Mは何も無かったように近況を話します。 気になった私が「例の会長さんはどうしたの?」と水を向けるとMははき捨てるように「あぁ・・最悪の男ね」とだけ言って後は語りませんでした。 Mの口癖は「メールなんてやり取りするのはバカらしいし時間がもったいない。さっさと会っちゃった方が早いのよ」でしたが、どうも私には無意味な出会いを繰り返すMの方が時間を無駄に使っているように思えてならないのです。 「またむじゅかちいもんだいにゃるか?」 そうだよ~ どうしたらいいと思う? 「なでなでがいいにゃる」 いや、そうじゃなくてさ・・・ま、いいけど。 またパパの足が枕ですか?これが恐怖のなでなで要求攻撃の1つ「足釘付け型要求攻撃」です。他に歩いている人の目の前に身を投げ出す「身投げ型要求攻撃」、さらにお風呂に入ろうと裸になった人の前でバスマットに転がる「セクハラ型要求攻撃」もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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