Horse Rainbow 06-3


Horse Rainbow Vol.06-3 
「筋書きのないドラマ、それが有馬記念」


よしきが初めて見た有馬記念は、昭和63年です。
年の割には古いと思ってるでしょ?
キッカケは、天皇賞秋の時に、家で取っていたスポニチの1面を飾ったのがキッカケです。
その時に、初めてNHK(この時は、関西テレビでやってた事を知らなかった)で見ました。
この年の天皇賞秋は、タマモクロスとオグリキャップの2頭の芦毛馬がいました。
ほんと、タマモは綺麗でしたね。
で、この年の有馬記念は、単枠指定(昔はこんなものがあったんです)が3頭!
タマモ・オグリとサッカーボーイが単枠指定でした。
で、この年の有馬は、オグリが勝ち、2着はタマモ。3着入線のスーパークリークが失格(進路妨害)で、
サッカーボーイが繰り上がるといった結果でした。

この次の年は、イナリワンの復活劇でした。
その次の年は、あのオグリのラストランでした。
今年JRAのHPで、大々的にやってるでしょ?あの年です。
この時には、大体競馬の予想もわかっていたので、毎週末が楽しみでした。
でも、ほとんど馬券は買わず(当たり前!中学生がWINS行っても帰されるだけ)でしたが。
オグリのラストランは、今でも覚えています。
大川さんの「ライアン!」コールは、さんまさんがものまねをして、笑わせましたが。

で、その次の年、よしきの初めての万馬券的中が起こりました。
そう、ダイユウサクの単勝馬券。
あの時は、急遽スポニチが×を追加したのが気になって、親戚の人に、
「ダイユウサクの単勝と、ユウサク-ネイチャの馬連買って!!!」
って言ってたらしいです。
で、ま、サービスで買ってくれたんで、初めての万馬券的中となりました。
次の年には、妹が言ってたメジロパーマーと、よしきが言ってたレガシーワールドできまり、
3万馬券を手にしました。
今でも、メジロパーマーにゆかりのある血統を見ると、馬券を買いたくなります。
そういえば、今年中山大障害(GⅠ)に、メジロパーマーの子供、メジロライデンが出走するみたいです。
楽しみですね。

トウカイテイオーの大復活劇、マヤノトップガンの逃げ切り、
シルクジャスティスの大外強襲、あのユタカのボーンヘッドが笑えたGS対決。
年内8連勝を実現したオペラオー・・・。

そして、去年の有馬記念。
意気揚々と菊花賞馬マンハッタンカフェに◎を打ち。
そして、爆弾★にアメリカンボスを狙い打ち、的中。
結局、8年間の有馬記念不的中に終止符を打ったんです。
ま、今でも去年の有馬記念は、ある意味語り草になってますね。

で、今年の有馬記念。
大々的にHPで放映されている、オグリキャップのラストラン。
そこには「夢」・「願い」・「奇跡」・「伝説」の4つの言葉が出てきます。
そして、最後には「伝説の目撃者となる。」という言葉で占められています。
そういえば、12年前なんですね。オグリキャップのラストラン。
午年の有馬記念は、1番人気が勝てないという話もあります。

2002年といえば、サッカーワールドカップと、北朝鮮の拉致問題。
拉致=ラチ(競馬場にある柵のこと)と考えるのは、ちょっと単純すぎるかな?
競馬にも南北分かれているものがあるじゃないの?という、ヒントを出しておきましょう。

そう、有馬記念には、毎年ドラマがあります。
今年も、筋書きのないドラマが始まる。
それが、有馬記念。
みなさんは、どんなストーリーを書き上げましたか?


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