2019/07/12(金)23:57
警察官、またトイレに拳銃忘れる
去年の12月、神戸米国総領事館で警備をしていた大阪府警の巡査が、
コンビニのトイレに実弾5月入りの拳銃を置き忘れるという騒ぎがあった。
誰でも「おいおい」と感じるとんでもないミスだが、
約半年後の今日、また同じことが起こってしまった。
今回はG20大阪サミットの警備の応援に来ていた島根県警の20代の巡査である。
伊丹空港に隣接するビルの男性用トイレに拳銃や手錠などが置かれているのを
ビルの管理会社の男性が見つけ、届け出たのである。
実は昨年の大阪府警の巡査も20代だった。
「今の若い者は…」という言葉がここぞとばかり飛び交いそうな話題だが(笑)、
当然ながら個人的な資質の問題と言えるだろう。
逆に、わずか2人の若い巡査の不始末のために
20代の警察官全員がそういう目で見られてしまうのはかわいそうなことだ。
とにかく重要なのは、
すべての警察官が拳銃という殺傷能力のある武器の意味をきちんと理解し、
取り扱いには十二分に気をつけること。
市民の安全を守るべき人達が所有する武器によって、
市民が危険にさらされることがあっては断じてならないのである。
私が警察庁長官だったら全国の都道府県警に通達を出すところだが、
現在の栗生俊一長官は何かするだろうか。