04年4月29日 周南CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 2004 two-five 周南市文化会館にて セットリスト ~Opening Movie~ On Your Mark ripple ring HANG UP THE PHONE no no darlin’ (MC) 36度線 天気予報の恋人 誰かさん~CLOSE YOUR EYES~ (MC) 光の羅針盤(コンパス) 心に花の咲く方へ SOME DAY C-46 (MC) 男と女 群れ 熱風 Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは (MC) この愛のために 青春の鼓動 CATCH&RELEASE 僕はこの瞳で嘘をつく YAH YAH YAH SAY YES (MC) not at all(~ripple ring~鏡が映した二人でも) (詩) WALK ~Ending Movie~ 今回は浜松では気付かなかったことを中心に書いて行こうかと思っているので、よければ浜松2日目のレポも参考にしてください。 それと、若干(かなり?)私の記憶違いの部分があるかもしれませんがお許しくださいませ~。間違っているところをご指摘いただけるともっとうれしいです。 開場の40分ほど前に会場に到着しました。とりあえず会館の中を覗いてみると、終わっていると思っていたグッズ販売をまだやっていました。 会場の外でツアートラックの写真をとってうろうろしていると、ファンの集団が記念撮影をしていて、よく見ると一番真ん中にドラムの今泉さんがいました。 開場まで30分ほどしかなかったのにこんなところにいるんだ~と妙に感心してしまいました。ちなみに着ていた服はステージ衣装と同じものでした。 入場の列に並んでいるとビデオカメラが構えていました。開場、開演とも時間どおりでしたが、いつもより30分ずつ早いのでちょっと変な感じです。 今回の座席は2階3列目のど真ん中という席で、今回も双眼鏡は必需品となったのですが見晴らしはよく、ステージの全体を眺めるにはいい場所です。 張り切って入場の列に並んでしまったので、開演までの1時間を座席に座って過ごしました。 いよいよ開演。 オープニングムービーの前のCMは浜松と同じものでした。 ムービーは「今も遠くも人は誰も真っ直ぐのびた円を歩く」というASKAさんの言葉から始まります。 ふたりが同時に話す場面では左からCHAGEさんの声が、右からASKAさんの声が聞こえるのですが、座席が真ん中だったのでバッチリとステレオに聞こえました。 ピラミッドにピースマークとヒランヤのマークが重なっている場面が、CHAGEさんとASKAさんが一緒になったときの無限のパワーを表しているような感じでした。 ふたりがそれぞれ指輪とペンダントに運命的に出会ったように、CHAGEさんとASKAさんもお互いに必然的に出会う運命にあったんだろうなぁ~などと考えていました。 ふたりがスクリーンの後ろから登場する直前に、バンドのメンバーがスクリーン越しに映ってしまって、C&A登場の前の時点で観客が興奮してしまいました。登場ちょっと失敗? といっても、二人がスクリーン越しに映ると観客のボルテージが最大になりました。 そこにいたのはいつもの二人。 ASKAさんの元気そうな姿を見て本当にほっとしました。(実は、ASKAさんがコルセットでもつけて出てきたらどうしよう…?とか思ってたんです) 「On Your Mark」。この曲でふたりの横にピースマークとヒランヤのマークが映っていました。 やっぱり最後の「そして僕らは~♪」のフレーズはオフマイクで歌っていたように見えました。 今回、ASKAさんのマイクスタンド(マイクではなく)に黒い布がまいてありました。効果あるのかなぁ~? 「ripple ring」。最初聞いたときはオリジナルのアレンジが聞けなくてちょっと残念だったのですが、このアレンジも結構好きかも。 「HANG UP THE PHONE」。やっぱりこの曲はイントロから盛り上がります。ここでASKAさんの「待たせたね~!」が!!浜松では聞けなくて寂しかったのですごくうれしかったです。やっぱりこれがないと! CHAGEさんがいきなりステージの前の方に行ったので前の観客がかなり盛り上がっていました。 「no no darlin’」。最初は手拍子をしなかったのですが、CHAGEさんが手拍子を始めたのでみんなで手拍子。 前回はセットを見る余裕があまりなかったのですが、今回はセットをじっくり見てみると、ピースマークとヒランヤのマークがそれぞれのタオルやボトルの置き場についていました。 さらに上の方に柵のようなものがあるのですが、CHAGEさん側の柵にはピースマーク、ASKAさん側にはヒランヤのマークをモチーフにしていました。 MC。 ASKAさん、「ようこそー!待たせたねー!」客席から今までに聞いたことのないくらいの大きな歓声が上がりました。みんなASKAさんのこと心配してたのかなぁ~? 「待たせたね~!」が二回も聞けてちょっと得した気分♪ ASKAさんが「周南ですね!」と確認するように話し掛けていました。 CHAGEさん、「周南だよね?」とASKAさんと同じようなリアクション。 「前は徳山だったよね?どうも徳山のイメージが強くて…。」(参考までに…。平成15年4月21日から徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町が合併により周南市となったそうです。) 「周南のみなさん、もう慣れましたー?」とCHAGEさんが聞くと、「慣れなーい!」と観客。 「徳山って呼んでいい?ここは『NOT AT ALL』の時に来たから2年ぶり?」と再び観客に聞いていました。 「ツアーはまだ始まったばかりで、これからいろんなところを回っていきます。といっても、ここは今日で終わりだし…なんだか不思議だねぇ~。」 「今日はソロもあります」で観客から拍手が起こったのに、「アンコールなしでやります。」で、一転して「えーっ?」とブーイングの嵐に。 このブーイングに対して、「心配しないでもたっぷりやりますから。『もういい!!』って言うくらい(笑)。『えーっ?』が最後には『おーっ!』になりますから」とCHAGEさんが自身たっぷりに話していました。 変わって、ASKAさんの新曲のMC。 「今回は新曲を2曲やります。ちょっと前に作ったやつなんですけど。ホントはいきなり新曲をやってあっといわせたいんだけど…。初めて来た人には全部新曲に聞こえるんですけどね(笑)。やる前は反応がいいだんけど、やったあとシーンとするのはやめてね。」 「36度線」。今回は「紅茶のティーカップ」と「地球儀」という歌詞が聞き取れました。 「天気予報の恋人」。 「誰かさん~CLOSE YOUR EYES~」 MC。 CHAGE、「座ってください、体力温存。椅子も座席のうちですから…って、椅子も座席のうちってどういうことだよ(笑)!」と自分でつっこむCHAGEさん。 で、CHAGEさんが「愚痴聞いてもらっていいですか?」と前と同じく市川と大宮での通報エピソードをはじめたのですが、「気合を入れるために買い物をした」とか、「後ろを指したら体脂肪が測れる体重計であれがプラズマテレビだったらどうしてたんだろう?」とか、「CHAGEってばれたら写真貼ってもらってもよかった」とか、「警報が鳴った瞬間って思わず止まってしまうんですよ」とか、「『ワタシ、コレ』って思わず外国人みたいに片言になってしまいますよね」とか前よりもいろいろと面白く脚色されていました。 途中で後ろで黙って話を聞いていたASKAさんにも照明が当たったのですが何を話していたのかは忘れてしまいました。 CHAGEさん、「ブランニューソングです。『光の羅針盤』と書いて、『光のコンパス』と読みます。発売予定は未定ですが、ライブでいち早くお届けします。」 ここで変な間が出来て、「歌います。」と宣言したCHAGEさん。「『歌います』って…」と後で照れていました。 「光の羅針盤」。今回はかなり歌詞が聞き取れました。でも聞き取った歌詞を見事に忘れてしまいました。床にコンパスっぽい模様の影が映っていました。 「心に花の咲く方へ」。 「SOME DAY」。CHAGEさんが最初のところを歌ったところで拍手が起こりました。 ソロなのに真ん中で歌わずお互いのポジションで歌っているのがC&Aのライブっぽい感じがします。 「C-46」。 MC。 ASKAさんがCHAGEさんに「ソロ大変だったね。」と言っていたような…? CHAGEさんの「ツーフォー」ネタで、「男と女」の23年間隠された歌詞についてのMCになりました。 ASKAさん「当時のプロデューサーが詞に厳しくて。「ダメだ」って返されるんですよね。歌うたびにこの詞が出てくるんです。自分はこっちの方がいいかな?…ってうそだけど。」 で、「さっさとやっちゃいましょう。」と早く歌に持っていこうとするASKAさんに、「もうやっちゃうの?タイトルは言わなくていいの?」とCHAGEさん。 そこで、「タッタカタッタ♪」と軽妙なリズムでギターを弾くASKAさん。「『ろくでなし』じゃん!」とASKAさんが弾いた曲のタイトルを言うCHAGEさんに対して、鼻に豆を入れて鼻から豆を飛ばすWAHAHA本舗の梅ちゃんのマネをするASKAさんです。 「『男と女』です。」とタイトルを言うASKAさん。「『オスとメス』、ファーブル的に言うと。」とCHAGEさん。 ふと会場を見たCHAGEさんが、「立ち見すごいねー!」とビックリした様子。立ち見のお客さんがワーッと盛り上がります。1階にお客さんがいるらしいのですが、私の席からは見えませんでした。「ゴールデンウィークだから?関係ないか。」 「男と女」。二人の弾き語りだと思っていたのですが、ASKAさんのみの弾き語りでした。歌詞が変わったところは、「わかっていました あなたのさよなら あなたが……前に~♪」と歌っていました。歌詞はそのときは覚えたはずなんですけど一部分を忘れちゃいました。(「涙を隠す」だったような気もするのですが…?)こういう肝心なところを覚えていない私って…。ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ!バカチンガァ!! ※訂正です!正しくは、「わかっていました あなたのさよなら あなたが無口になった頃に~♪」でした!! 「群れ」。 「熱風」。 「Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは」。メンバーとCHAGEさんのアカペラに、演奏を止めて「いいねぇ~!」と誉めながら拍手するASKAさん。で、ASKAさんのアカペラから再び演奏が開始しました。(演奏が止まったのはそういう演出だと思います。) ASKAさんはボトルを持ったまま歌っていて、当時やっていた手の振りもふたりでちょっとだけやっていました。ASKAさんは高音部がちょっと辛そうでした。 MCです。 「楽しんでますか?『男と女』、『群れ』、『熱風』、『Sons and Daughters』をお送りしました。『ああ、熱風かぁー!』って思ったでしょ?分かってますよ、そこ!」と観客を指差すCHAGEさん。よく観客にけんかを売るCHAGEさんです。 メンバー紹介。かなりあっさりとメンバー紹介終了。 「ASKA!」とCHAGEさんがASKAさんを紹介すると、「あ、僕なの?」という感じでCHAGEさんを見て、少し間が空いてから「こんばんは」と律儀に観客に挨拶するASKAさん。で、「CHAGE!」とCHAGEさんを紹介していました。 「背伸びしましょう!」とCHAGEさん。「バラードばっかりだと眠くなる人もいますから」とみんなで手を組んで上に伸ばしました。「はい、口からすって~、鼻から止める!(笑)」。それでは呼吸が出来ません~。 後半戦に向けて「席から離れてみましょう。」とCHAGEさん。観客が立ち上がりました。「背伸びして~、口からすって~、お尻から出す(笑)」と見事な二段落ちに思わず笑ってしまいました。 「この愛のために」。CHAGEさんがマラカスを振っていたのはこの曲だったと思います。 「青春の鼓動」。掛け合いのところで客から返ってこなかったようで、途中からCHAGEさんが掛け合いのところを歌うようにあおっていました。 ASKAさんが「あざやかに訪れた秘密さ~♪」のところを「景色さ~♪」と歌っていました。 「CATCH&RELEASE」。2回目なので変拍子にも大分慣れました。個人的には変拍子は好きなんですけどね。ギターとベースソロがあってASKAさんがソロに合わせてハーモニカを吹いていました。浜松でもソロはあったはずなのになぜか覚えてません。 「僕はこの瞳で嘘をつく」。ASKAさんが1番はギターを弾きながらスタンドマイクで歌って、2番からギターを下ろしてマイクを手に持ったので「まさかやらないよね…!?」とちょっとドキドキしましたが、後ろで踊っているだけだったのでほっとしました。 ASKAさんが花道の方に移動したので花道付近の観客がかなり盛り上がっていました。ASKAさんの横にカメラマンがいて、「撮ってる、撮ってる~、あれも最後に映るのかなぁ~?」と思いながら見ていました。横の壁にはピースマークとヒランヤのマークが映っていました。 そして、いつものようにふたりが肩を並べてスピーカーのところで歌っていました。 最後はASKAさんが顔にタオルをかぶったままタオル越しに歌っていて、ちょっと笑いそうになってしまいました。ASKAさんのあの行動は一体なんだったのだろうか? 「YAH YAH YAH」。演奏が一瞬止まるところ(「一度は触れてみたいさ~♪」の後だったと思うのですが)では、CHAGEさんには赤い照明に、ASKAさんには青い照明に変わりました。 CHAGEさんが花道を右へ左へ。サビのところではぴょんぴょん跳ねながら拳を上げるので、前の方の観客も同じようにぴょんぴょん跳ねながら拳を上げてすごく楽しそうでした。私もあの中に混ざりたかったー! 「SAY YES」。CHAGEさんがタオルをもって首にかけるのかと思ったら観客に向かってあおぎ始めました。さっきの大盛り上がりでヒートアップした観客の熱気を冷ましているようです。歌の途中でもまたあおいでいました。ますます前の観客が羨ましいー! 「迷わずに~SAY YES~♪」のところでも全員で盛り上がっていました。 最後のMC。 ASKAさん「今回のライブのテーマは”人”です。”縁”。」ここで、ASKAさんが「えん」と言ったのでとっさに「縁」と言う漢字が思いついたのですが、話を聞いているうちに、「円」という漢字も当てはまるかも…と思ってしまいました。でも、多分「縁」の方だと思うんだけどなぁ…。 「人は何で生まれたのか、生きていくのか、一度は考えると思うんだけど。ずっと考えているんだけど結局わからない。人は死んだ瞬間に生まれてると思ってる。その瞬間ってどのくらいの長さか分からないけど。昔に偉い人がいたり、何かに優れている人もいたけど、それって自分のことじゃん!って思う。」 「DNAって人がどうやって生きてどうやって死んでいくかが全て刻み込まれていると思う。自殺する人はそれがDNAに刻み込まれて、次もそういう運命をたどると思う。だから次ではそれを変えてみようよ、死ぬまで一生懸命生きてみようよ。」 (テーマがテーマだけにASKAさんの言いたいことが私のレポで間違って解釈されてしまったら…と少々不安ですが…。聞いたことをほぼ忠実に書いたつもりです。) 最後は、「ツアーは始まったばかりですが、次の街へ行ってきます。」と歌へ。 「not at all」。 歌の最後の方にCHAGEさんの下にピースマークが、ASKAさんの下にヒランヤのマークが映りました。 CHAGEさんが後ろに下がってASKAさんが詩を朗読します。 「人は願うものがあるから果てしない。 人は願うものがあるから果てしない。 君の世界、僕の世界。 君の宇宙、僕の宇宙。 人は宇宙の中にいるのではなく人が宇宙を持っている。 人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい… 人は願うものがあるから果てしない。 人は願うものがあるから果てしない。」 詩の朗読が終わった後に拍手が起こりました。 「WALK」。 後ろのスクリーンにいろんな曲のPVが映るのですが、「WALK」で始まって「WALK」で終わっていました。 「これで終わりかぁ~」と思うとしんみりしてしまう私です。 歌が終わって、「ありがとう!また会いましょう!」と手を上げるふたり。 C&Aとバンドのメンバーみんなが並んでご挨拶。 二人が花道へ挨拶に来ました。今日はASKAさんの「ありがとう!」がよく聞こえました。 CHAGEさんは1列目のお客さんとタッチ。ASKAさんは男性一人とタッチしたのですが、観客みんなが「いいなぁ~」という視線で見ていました。 そして幕が下りました。 エンディングムービー。 最初に会館の建物が映って、そのときは「何?」といった感じで見ていた観客ですが、「周南文化会館」という文字が映るとみんな大盛り上がり!! 入場待ちやライブ中の観客、カメラに向かってお茶目な姿を見せるCHAGEさん、僕瞳の時に花道で歌うASKAさんが映っていました。私もちょこっとだけ映っていてちょっと興奮してしまいました。 最後は「僕らが感謝すべきことはこの世に音楽が生まれたこと」という言葉で終了。 ライブが終わったのは8時50分頃でした。今日も暖かい気持ちのまま会館を出ることが出来ました。 |