カテゴリ:マラソン
今日行われた大阪国際女子マラソンで、注目の福士加代子は、34キロ過ぎで失速、マラソンでの北京行きは絶望となった。
レースは、福士の飛び出しで始まった。競技場内では、少しもたついたものの、路上に出てから、後続をぐんぐん引き離し独走状態になった。 ここまでは予想通りだった。 しかし、30キロを超えると1キロのラップタイムが徐々に悪くなっていく。後続との差が縮まっていく。そして、34キロを過ぎたあたりから目に見える失速となり、一人、また一人と彼女の横を選手が過ぎていく。 昨日、30キロを超えて余力が残っていなければ、途中棄権もあると書いたが、残り5キロとなってからは、まさに棄権寸前の状態になっていった。 そして、競技場を目の前にして転倒する。もはやゴールはできないのか? それでも彼女は完走を目指した。トラックに入ってからも2度、3度と転倒する。ゴール10m前でも転倒するぐらいだから限界を超えていたのだろう。 とにもかくにも、福士の戦いは終わった。残念な結果であったが、この経験を生かして、本格的にマラソンランナーを目指してほしい。今回は、明らかに準備不足だったし、スタミナも足りなかった。 素材としては、高橋尚子や野口みずきを上回るものがあるだけに、今後に期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.27 19:58:48
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