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ポセイドンの目覚め

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2010.12.19
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カテゴリ:2011箱根駅伝関連
東洋・早稲田の2強プラス駒澤という図式は変わらないものの、大穴というべきチームはどこかといえば、やはり中央だろう。身びいきもあるが、大穴としての条件は揃っている。まずはエントリーを見てみよう。

【中央大学】

4年 大石港与 齋藤勇人 山下隆盛
3年 井口恵太 市塚 遊 金田 央 小柳俊介 棟方雄己
2年 渥美昂大 新庄浩太 野脇勇志 服部峰祥 塩谷潤一 大須田優二
1年 相場祐人 西嶋 悠


昨年度4区4位と好走し、ロードに抜群の安定感を誇っている佐々木健太がエントリーから洩れた。これはかなりの痛手である。しかしながら、致命的なものではない。

大穴の要件として、山が強いということ。前回、5区・6区で区間3位・区間2位を記録した大石・山下の4年生コンビが健在である。二人とも大きく崩れることは考えにくく、最も山を計算できるチームといってもいいだろう。

さらに、ハーフマラソンの平均タイムが、4位であること。私自身、ハーフと箱根は、距離は似ていても全く別物と考えているが、長い距離に対応できる選手が多いことは事実。プラス材料と考えていいだろう。

ただ、スーパーエースがいないため、区間配置が難しい。特に、2区を誰が走るかが最大の問題である。10000m 28分台の齋藤か棟方のどちらかが有力だが、1年生の西嶋で勝負する手もある。浦田監督の采配が見ものだ。

どちらにしても、山の優位性を最大限に生かし、平地を総合力でつなげれば、4位前後でフィニッシュできるであろう。2強プラス1にミスが出れば、さらに上に出られる。

自力で優勝する力はないが、5年前のような上位総崩れの展開となれば、大穴をあけるかもしれない。

ひそかに期待している。





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最終更新日  2010.12.19 11:13:53
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