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2018.05.13
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今回はフォーカスブラケットと深度(フォーカス)合成について書いてみたいと思います。

まず、フォーカスブラケットですが、それ自体が可能な機種は意外と沢山存在します。ですが、ジャスピン→前ピン→後ピン、のように3枚撮影してAFの救済措置的な使い方を想定している場合もあるので、その場合、深度(フォーカス)合成に利用するのは無理でしょう。深度(フォーカス)合成した画像を作りたいなら、撮影可能枚数やフォーカス間隔の調整が可能か等、事前のチェックが必要です。

アートフィルターなど、最近のデジタルカメラのトレンドは m4/3陣営が作ってきたと思っているのですが、フォーカスブラケット+深度(フォーカス)合成も m4/3 陣営がリードしています。オリンパス E-M1は、初代もⅡもカメラ内で深度合成が可能ですし E-M5 や E-M10 も MarkⅡ以降は、数十枚単位のフォーカスブラケットが可能で、その時のフォーカスステップ(間隔)も細かく設定できます。この機能を利用してPCで後処理する事で深度(フォーカス)合成が可能です。パナソニックは現行機種のほとんど(2018年度CP+で確認したところ、これから発売される全ての機種との事)が、4Kフォトモードを搭載し、その機能としてフォーカス合成(深度合成と同意)が可能です。4Kフォトは秒間30枚撮影ですから、手持ち撮影でのフォーカス合成や、屋外でのフォーカス合成の成功確率が、より高くなると思います。4Kフォトの各種機能はこれからのデジカメのスタンダードになるかも。

カメラ内で深度合成(パナの4Kフォトモードで行うフォーカス合成も同様)まで出来てしまえば簡単で楽ですが、手元にそれなりの処理能力があるPCを持っていて、カメラにフォーカスブラケット(出来れば10枚以上は可能な方が良い)さえ有れば、深度(フォーカス)合成した画像を作成可能となります。

深度(フォーカス)合成に活用するフォーカスブラケットで重要なのは連写速度です。早ければ早いほど手持ち撮影での、深度(フォーカス)合成の成功率が上がります。そういう意味でも4Kフォトは秒間30コマですから使い易いです。

野外撮影でも小型三脚を使用して野草や花などの深度(フォーカス)合成画像を作る事は可能だと思いますが、その場合でも重要なのは被写体ブレを防ぐ連写速度という事になります。

では以下に作例を。今回はテーブルネーチャーフォトで、被写体との距離はこんな感じ。完成した画像だけを観れば屋外での撮影と言っても疑う人は居ないでしょう。だからテーブル(卓上)ネーチャー(自然)フォト(写真)なんですね。


まだ寄れるので、オリンパスの 30/3.5Macro はフィルター必須です。

撮影環境は上記のような感じ。三脚を使用していますが、EVFのファインダーを見ながら、背面液晶のタッチフォーカスを使用して合焦ポイントを指定。そのまま手でシャッターを直押ししてます。三脚を使用した撮影方法としては邪道ですね。

撮影機材は E-M10MarkⅡ+M.ZUIKO ED30mm F3.5 で、今回は絞り開放F3.5 の 27枚合成。


1枚目


9枚目


13枚目


24枚目


27枚目

深度(フォーカス)合成が使えなければ、13枚目の画像の合焦位置で絞り込んで被写界深度を稼ぐしか方法がありませんでしたが、ここまで撮影倍率が高いと全体にピントが来る画像は難しいでしょう。センサーサイズの小さいスマホやコンデジでも無理だと思います。

ただ、30/3.5Macro の最短撮影距離付近はフォーカスステップがかなり細かいようで、始めはフォーカスブラケットが機能しないで壊れてしまったのかと思いました。それほどフォーカスが少ししか動かず、設定できる最大間隔の「10」でも 27枚必要でした。

ConbineZPは6種類の画像合成方法が在るのですが、今回はその中から4種類の結果をアップします。













それぞれが、コントラストや背景描写、繋ぎ目の仕上がりなど少しずつ異なります。個人的には「C」が好みです。縮小前は、もっと明確な差があったのですが、圧縮すると、差が少なくなってしまいますね。

実際の運用では絞り込んで被写界深度を稼ぎ、その分、撮影枚数を少なくした方が良いでしょう。

ConbineZPはフリーウェアで、使い方に多少癖はありますが、かなり優れたアプリだと思います。このように優れたアプリがフリーウェアで使える事に感謝します。

OM-D E-M10MarkⅡは廉価版のカメラでありながらフォーカスブラケットなど充実した撮影機能持つ良いカメラです。パパ・ママカメラとして扱われていますが、かなりマニアックな機能も搭載されており、ベテランさんやハイ・アマチュアさんでも、私のように重い機材を持ち出したくない人にはお勧めです。





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最終更新日  2018.05.13 02:12:09
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