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2024.06.10
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フォーサーズレンズから明るい標準ズームを選ぶはずが、何故か「暗い」けど「Leica」な描写の
LEICA D 14-50/3.8-5.6 を入手した事について後悔は全くありません。でも、やはり明るい標準
ズームも欲しいです。そしてフォーサーズレンズは安いので気軽に買えてしまうのです。


今回のお品は「大当たり」の極上コンディションでした。

って事で、新たに入手したのはフォーサーズの「竹」広角ズームの ZD 11-22/2.8-3.5 です。
換算 22-44mmで、手持ちの m.ZD 9-18  よりも標準よりのズームレンジで、しかも明るいので
やや大柄ですけど標準ズームとして使い易いかなとの判断です。

そして私が購入したフォーサーズレンズで初の「元箱付」です。たとえ中古でも、元箱付きって
嬉しいものですが、実はレンズ自体のコンディションは別物だったりします。外観は奇麗でも長期
保管でカビにやられた個体とか「元箱付」に良くある話です。ですが今回の「元箱付」は、保証書
こそ付属しませんでしたがマニュアル等の「紙類」も完備で、レンズ自体のコンディションも極上
です。オリ製フォーサーズレンズの持病とも言えるピントリングのべたつきも全くありません。
付属の純正ポーチに多少使用感がある程度で年式を考慮すると奇跡に近いと思えるほどです。

今回は、中古カメラ専門業者ではないネットショップさんから購入したのですが、こういう場合は
専門的なチェックが出来ない為に「大当たり」か「大外れ」になる事が多いのですけど、今回は
「大当たり」でした。たとえ不具合が在っても「返品不可」の品物だったので、正に大博打に勝利
したような最高の気分です。


このレンズ形状こそが昔ながらの高性能広角ズームの証明… と、個人的には思います。

余談ですが、本レンズは珈琲好きな砂防写真家である中田聡一郎氏の「お気に入りのレンズ」なの
だそうで、オリンパスブルーの描写が素敵なレンズらしいのです。と言う事でオリンパスブルーの
元となったコダックブルーは撮像センサーの発色傾向だった訳ですが、その後パナ製のセンサーを
採用するようになってからも、フォーサーズ時代にはボディやレンズでオリンパスブルーを前面に
押し出した個体が存在したらしく、本レンズはその最たるモノだったりするらしいです。

個人的にはレンズで個性的なブルーを表現していると言えば Zeiss と Leica なのですが、はたして
本レンズの発色傾向はどんな感じなのか、とても興味が沸いてしまいました。

コレが10万も20万もするレンズなら「フーン…」で終わるのですが、中古で2万以下ですからね。
だったら「買うでしょ!」って事になったのです。(^^;


この大きさ重さは重量級ですが、描写性能に期待するとしてギリで許容範囲です。

大きくて重たい大口径標準ズームについて、私が納得できるかどうかの判断基準は、その描写性能
も当然重要ですが、個人的にはズームレンジを重視します。12-40/2.8 は望遠端が短くて使う気に
なれないですし 12-45/4.0 も、常用する m.ZD ED12-50/3.5-6.3 EZ より望遠端が短く、しかも
F値が 4.0 と明るくない。なら m.ZD ED12-50/3.5-6.3 EZ のままで良いかって話です。

同じ理由でフィルムカメラ時代も 28-70/2.8G より 24-85/3.5-4.5 を常用していました。

そこで登場してくるのがフォーサーズ時代の標準ズームな訳です。

ZD 14-54/2.8-3.5 は望遠端にメリットを感じるし ZD11-22/2.8-3.5 は m.ZD ED 8-25/4.0 に
通じる利便性を感じます。何より「沈胴式」ではないので、この大きさ重さも納得です。


保護フィルターはレンズ性能に期待を込めて、高性能の「Zeta」を奮発しました。

フィルター径Φ72mm. Φ75.0 x 92.5mm. 485g. はオリの m.ZD 7-14/2.8 の534gより軽くて
フィルターが付きます。また m.ZD 8-25/4.0 の 411g より 74g 重いですが 2.8-3.5 の明るさと
沈胴式ではない事が強みです。沈胴式は確かに持ち歩く時にコンパクトになり便利ですが、速写性
において劣ります。何より、当時の「竹」レンズは、個人的に現在の「Pro」レンズ相当のスペック
を持っていると思うし、ネット上の評価も良いので期待大のレンズです。

当時、フォーサーズ広角ズームは圧倒的性能の「松」7-14/4.0 と、軽量級の「梅」9-18/4.5-5.6
が存在したので、その中間域をとって「竹」は 11-22/2.8-3.5 となったのだと愚考します。

「松」7-14/4.0 は、今なら M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO を選んだ方が幸せだし、
「梅」9-18/4.5-5.6 も、沈胴式でコンパクトな M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6Ⅱを
選ぶのが正解でしょう。そういう意味でも ZD11-22/2.8-3.5 を今更使う意味は在ると思います。 

そして、このレンズを選ぶ基準となるのは、ズームレンジが 10-20 でも 12-24 でもない 11-22
である事に価値を見出せるかどうかが全てです。

私は広角端1mmの違いを重視したいので換算24mmより22mmが嬉しいです。僅か2mmの差です
が広角域では無視できない差だと思います。そして、望遠域も換算40mmよりも44mmである事が
デジタルテレコンを前提とした時に利便性が高いと思います。と言うか、大変良く躾けられたオリ
の「デジタルテレコン」機能が無ければ m.ZD 9-18/4.0-5.6 ED を標準ズームとして使おうとか、
ましてや、本レンズを購入する事も無かったです。

最短撮影距離は 0.28m で「松」や「梅」の 0.25m に劣ります。わずか 3cm の差ですが、個人的
には気になる部分です。超広角で「寄って撮る」のは定番ですから、使っている間に不満を感じる
ようになるかもしれません。

このように考えて購入を決意したのですが、実際に使ってみたらどうなのか?。
以下からは試写を交えたレビューとなります。


11mm F5.6 ISO200 Natural 各補正無し


上記画像から切り出し。解像力は現行「Pro」レンズ相当で間違いないでしょう。

運悪く曇天だったので「オリンパスブルー」の確認できませんでした。

撮影画像は全て Natural で撮影し、彩度.コントラスト.シャープネス:0. 露出補正:0. です。


22mm F5.6 ISO200 


上記画像から切り出し。色乗りは確かに「やや濃いめ」だと思います。

赤の発色は、富士フィルム S2Pro で使ったタムロン 60/2.5 Macro を思い出しました。曇天なのに
色飽和ギリギリって感じがします。この発色傾向は富士フィルムに近いかなと思いました。

22mm F3.5 ISO200 パナライカより花の色が見た感じに近いです。


11mm F5.6 ISO200


上記画像より切り出し。

奥になるのでピントが着ていませんが赤が色飽和せずディティールを残しているのは流石「竹」
レンズって感じがして好印象です。


18mm F5.6 ISO200 中心部は 12-40/2.8 ProⅡ 並にカリカリの描写です。

広角端も望遠端も素晴らしい描写ですが中間域も同様に素晴らしいです。曇天でこの発色ですから
パナライカとは違った楽しみ方が出来そうです。早く晴天下で試してみたいですし、このレンズは
街中の夜景でも試してみたいと思いました。街頭や看板照明、灯に照らされたショーウインドウ等
の発色を観てみたいです。

あと広角ズームなので判り難いですがボケも自然で奇麗です。やはり大きさ重さより、描写性能を
優先して作られたレンズだけの事はありますね。

また、換算22mmの広角端は、換算18mmほどのインパクトが無いからなのか、ディストーション
をほとんど感じないからなのか、少し戻して中間域で撮影したコマが意外と多かったですし、望遠
端の換算44mmは予想通り使い易いです。

大きくて重いし、たったの2倍ズームですが「このレンズを使いたい」って気持ちにさせてくれる
レンズかもしれません。晴天下での試写まで、まだ確定ではないですけどね。

と言う事で大口径標準(広角)ズーム ZD 11-22/2.8-3.5 をゲットした話でした。






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最終更新日  2024.06.10 18:40:57
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