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カテゴリ:映画、イラスト、ガンプラ、日記
大林宣彦監督が長野で映画のロケした「転校生」観て感激した一人でありまして、もうほとんどの場所がいやと言う程知っているんで、ストーリー追いながらのロケ地当てなども楽しんだり、ちと前の映画ですみませんが、嬉しかったんで。
ほんといろんな所で撮影して繋ぎ合わせて作っていると改めて感心。善光寺大門前の蕎麦やがカズミの家とは、いつも観光客が道ぞいに蕎麦打ちを眺めていくあの店でして(地元ではかなり有名)北中学校は善光寺の高台にある高校。二人が歩く石段は私の出身小学校のすぐ裏にありまして、あんなに綺麗だったっけ?と驚き ただ二人が入れ代わったあと、家の壁にかけられた鏡に向うシーンがどこかわからず、地元の人も知らない様な所を良く見つけるもんだと唸った次第。 でもカズミの家から『さびしらの水場』まではちょこっと歩いては行けないですが・・・。 監督の映画って、”死”がテーマの作品わりと作ってませんか?「あした」「ふたり」「異人たちとの夏」いずれも死者との交流ですよね。死者への畏敬の念の表れのようで、現世の人はあの世から見守られているんですよね。 中でも「異人たちとの夏」で何の違和感なく死んだ父に浅草の劇場であって、そのまま異次元の世界へ。両親といたあの夏は現実とも夢ともつかず。ラストすき焼き屋での別れに何度観ても涙があふれます。 私も数年前母親を亡くしてるんで、もしこんな風に現れてくれたら、いっぱい話したい事あるのになあ なんて思います。 他にバイク好きなんで、「彼のオ-トバイ彼女の島」もいいすよね。原田貴和子が可愛いかった。 話はそれましたが監督の映画が、自分の死生感に少なからず影響しているのは確かです。 「転校生さよならあなた」DVD出たらまたじっくり観てみたいものです。監督のメッセージを確かめたくて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.13 00:55:41
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