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カテゴリ:ノスタルジー
あれはどのくらい前の事だったろう。
家は坂の途中にあって、隣の家の1階の屋根部分が俺の家の1階の高さになる様な感じに なってました。 その当時隣は若造がいまして、時々仲間が来て夜中でも騒いでいてうるさくて寝られない 状態があったのでした。 その騒いでいる部屋は1階の角部屋。 あまりにも笑い声が響いて目が覚めて、1階のおふくろに聞きに行きました。 『聞こえる?うるさくて寝られないし、朝となりに文句言いに行ってくる』と俺。 ところがおふくろ何を思ったのか、家の茶の間のガラス戸ガラッと開けてーーー 物干し台のポールをガッとつかみ 1階の屋根をめいっぱい叩きながら 『アンタたち何時だと思ってるの!!!うるさくて寝られないんだよ!!!静かにしな』 一瞬で部屋から声が聞こえなくなり、しばらくの沈黙のあと 『すみませんでした・・・』 俺唖然・・・。びびったけど彼らもびびったでしょ 凄かった。 あれから騒がなくはなりましたが、夜中の2時過ぎに物干のポールで屋根叩くのも そうとう近所迷惑だった気がします。 昔の女性は凄い。今なら殺されかねないし、度胸いいっていうか 迷惑になる事は堂々と抗議してました。 当たり前のことなんだろうけどな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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