山元洋介のリズムワークショップ

私の若い時は、今から思えばとげとげしい生意気な人間でした。

３年前に病気で３ヶ月ほど入院してから、今までの人生の考え方が少し変わりました。

入院以前は、何年も仕事で大阪と東京間等を年に何回も往復したりして、体的には大変でした。

毎日の不規則な生活のしわ寄せが年と共にやってきまして、ダウンしました。

入院したおかげで素敵な仲間にも出会う事が出来ました。

退院して体調が少しずつ戻ってきてから、今バンドのユニットを組んでいる昔の音楽仲間と再会して、音楽の話などをしていましたら一緒に仕事をしようと言う事になってユニットを組みました。

仕事の営業は、みんな相方が全部仕切ってくれていますから、私は何時どこどこで仕事があるから予定に入れといて下さいと言われるだけですから、自然にスケジュールが埋って来ますので、相方には何時も感謝しています。

空いている時間は、歌のレッスン、楽器のレッスン、演歌歌手等のプロデューサー業、音楽の講座等をしています。

よみうり文化センターとか市の講座の仕事も相方が全部準備してくれました。

私は、四六時中リズムの事を考えるのは苦にはならないですが、仕事の営業をすると言うのはどちらかと言うと苦手な方です。

レッスンの仕事も、人の紹介が殆んどですから、あまり自分から積極的に営業する事は殆んどないです。

私は、仲間と言うのはつくづく有り難い物だと思います。

ライブとかコンサートの仕事も、自分達は良い音楽をしていると言うポリシーがあってもお客さんが見に来てくれなければ、営業上成り立ちません。

そして、私の友人達がライブ・コンサート等がある時、度々来てくれる事を何時も感謝しています。

音楽の仕事、生徒のレッスンも自分が誠意を持って自分の今まで学んできた事を全部出し切る事によって仕事は自然と増えて来ると思います。


私は時間があれば、友人と京都に行って会食して、四季折々の景色を見たり、美術館等に出掛けるのが好きです。

昔は、音楽の練習などでは自分自身が出来なくて苦痛の時も色々ありましたが、それも今から思えば楽しい思い出での一コマです。

この歳になってから初めて音楽に携わる事が楽しい事だと実感しています。